開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木7~8
その他
4.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022103004
情報通信ネットワーク論(実習を含む。)[Theory of Information Networks (including Practice)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
葛 崎偉[KATSU Kii]
ー
担当教員[ローマ字表記]
葛 崎偉 [KATSU Kii], 谷合 由章
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
通信ネットワークの仕組み,ネットワークシステムの構成,セキュリティなどについて講義し,またネットワーク利用に関わる調べ方や設定等の実習も行う.
授業の到達目標
通信ネットワークの基本原理や仕組み、およびその利用に関する基本知識を習得し、ICT活用力を身に付けることができる。プロトコルについて説明できる。ネットワークシステムの設計開発、機器の設定をすることができ、通信のトラブルを解消できる。通信ネットワークやインターネットを教育分野で活用できる。
授業計画
【全体】
本授業は,週単位の計画に従って実施していく.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
基礎的事項のまとめ
本講義の概要および進め方
次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第2回
コンピュータネットワークの基礎知識(1)
・インターネット
・TCP/IPの概要
・プロトコルの階層化
・通信方式
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第3回
コンピュータネットワークの基礎知識(2)
・通信相手のアドレス
・ネットワークの構成要素
・データ量の単位
・データの表し方
宿題として,「コンピュータネットワークの基礎知識」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第4回
TCP/IPの基礎知識(1)
・TCP/IPの階層モデル
・IP・TCP・UDPの役割
・IPアドレス
・IP・TCP・UDPのパケット
・ARPの機能
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第5回
TCP/IPの基礎知識(2)
・パケットの送受信処理
・ルーティング
・IPパケットの分割・構築
・ICMPの役割・機能
・TCPの動作
宿題として,「TCP/IPの基礎知識」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第6回
有線LANの基礎知識(1)
・イーサネットの種類
・イーサネットの媒体
・符号化
・MACアドレス
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第7回
有線LANの基礎知識(2)
・スイッチ/ハブ
・ルータ
・ネットワークの冗長化
・接続回線の冗長化
宿題として,「有線LANの基礎知識」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第8回
インターネットとネットワークサービス(1)
・インターネットの構成
・IP到達性
・アクセス回線の種類
・スピード測定
・NAT/NAPT
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第9回
インターネットとネットワークサービス(2)
・ドメイン名とDNS
・WebとHTTP
・メール
・通信状態の確認方法
・ルーティングプロトコル
・AIによる通信ルートの決定
宿題として,「インターネットとネットワークサービス」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第10回
セキュリティと暗号化(1)
・情報セキュリティの3要素
・情報セキュリティ対策の種類
・ファイアウォール
・UTM
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第11回
セキュリティと暗号化(2)
・セキュリティソフト
・暗号化
・共通鍵暗号方式
・公開鍵暗号方式
・公開鍵の提供手段とPKI
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第12回
セキュリティと暗号化(3)
・ハッシュ関数と電子署名
・代表的な暗号
・SSL/TLS
・SMTPs、POP3s、IMAP4s
・VPN
宿題として,「セキュリティと暗号化」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第13回
無線LANの基礎知識(1)
・無線通信の基本要素
・電波の性質
・無線LANの規格
・チャネル番号・チャネル幅
・変調・復調
今回内容の復習および次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第14回
無線LANの基礎知識(2)
・無線LANの接続手順
・SSIDとローミング
・CSMA/CAと通信効率
・通信高速化の新技術MIMO
・無線LANのセキュリティ
宿題として,「無線LANの基礎知識」をまとめることおよび次回内容の予習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
第15回
総括
本講義のまとめ
全般内容の復習(学修時間の目安:4時間以上)
PCを演習等で使用するので必ず持参してください(フィールドワーク:実習)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 40% D: --%
成績評価法
レポートで評価します。
レポート 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ネットワークがよくわかる教科書 : 使える力が身につく
ISBN
9784797393804
著者名
福永勇二著
出版社
SBクリエイティブ
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
備考
必要とする場合は教員が指定または提供する.
メッセージ
キーワード
インターネット,プロトコル,IPアドレス,情報セキュリティ,暗号システム,無線
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
・taniaiclass-ed[at]mlex.cc.yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
・修学支援システムのメッセージで連絡してください。
オフィスアワー
質問等は随時受け入れるが,事前に電子メール等で問い合わせてほしい.
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