タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月1~2 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022103007 視覚伝達デザイン[Design of Visual Communication] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
熊谷 武洋[KUMAGAI Takehiro]
担当教員[ローマ字表記]
熊谷 武洋 [KUMAGAI Takehiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
<概要>
高等学校教科情報Ⅰ・Ⅱ情報デザイン・ビジュアルコミュニケーション分野における造形要素と造形原理の習得を講義と実習によって行う。
地域文化振興に資することをテーマとして、創造工学的アプローチによる手法によってピクトグラム、アイコン、シンボルマークを意匠設計する。次いで生成AI等を活用した構成分析や評価などを支援的に活用し、AHP階層分析法を用いてアイデア創出過程と作品評価を定量的方法によって行う。
授業の到達目標
視覚伝達デザインの基礎である造形要素と造形原理および実践のためのデジタルワークを行うことができる。
授業計画
【全体】
視覚伝達デザインの基礎である造形要素と造形原理からなる視覚言語について、その成立の経緯、概要を講義し、個々の事例を作品制作す
る。
各種ツールなどを活用しながら視覚デザインの手法を学び、意匠設計の基本を理解する。
・担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 受講オリエンテーション ネット上の課題サイトに登録
使用アプリなどのインストール作業
動作チェック
参考文献の参照(学修時間の目安4時間以上)
第2回 DCCT基本操作 Webアプリケーションサーバ上でのDCCT(デジタルコンテンツクリエーションツール)の設定方法および基本操作 自分の環境で正しく起動するか確認作業を行う(学修時間の目安4時間以上)
第3回 色彩-1- 三属性、対比、同化
およびデジタル画像処理の基本概説
参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第4回 色彩-2- デジタル画像処理による色彩効果の理論 RGBをフィルタリングしてスマートフォンカメラで景観を撮影し、PS上でチャンネル合成を行う(学修時間の目安4時間以上)
第5回 画面構成-1- 点の集積と空間、線と面
およびデジタル画像処理による画像形成技術概説
参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第6回 画面構成-2- 各種生成AI支援機能による支援的な活用方法やその制限、利用時における規約や倫理について学ぶ) 応用サイト等にて体験制作を行う(学修時間の目安4時間以上)
第7回 空間構成-1- フォトグラメトリを用いた空間構成 モチーフを50枚以上撮影する(学修時間の目安4時間以上)
第8回 空間構成-2- デジタル画像処理による空間表現の理論と応用
深度センサーを用いた空間構成技法
参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第9回 事例紹介 近代デザイン史、現代における代表例などについて概説 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第10回 応用実践制作ロゴマーク-1- 事例紹介とベクター形式描画機能による実習 基本チュートリアルを行(学修時間の目安4時間以上)う
第11回 応用実践制作ロゴマーク-2- ロゴランクサイトによって人工知能による機械評価を行う
https://brandmark.io/logo-rank/
既存画像によって機械評価傾向を事前に把握しておく(学修時間の目安4時間以上)
第12回 応用実践制作ポスター制作-1- 人工知能による画像処理(各種生成AIによる支援的な活用方法やその制限、利用時における規約や倫理について学ぶ) 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第13回 応用実践制作ポスター制作-2- 要件分析をAHP階層分析法を用いて行う 構成案などをまとめる(学修時間の目安4時間以上)
第14回 AHP階層分析法について EXCEL上にてAHP階層分析法の解説および使用方法 集計作業を行う(学修時間の目安4時間以上)
第15回 まとめ 最終成果の評価を行う 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 40% D: 10%
成績評価法
・受講態度:20%
・プレゼンテーション:10%
・課題:30%
・最終成果物:40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 Excelで今すぐ実践!感性的評価 : AHPとその実践例 ISBN 9784779502699
著者名 酒井浩二, 山本嘉一郎編著 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2008
教科書 書名 Excelによる調査分析入門 : 企画・デザインのためのツール集 ISBN 4303730904
著者名 杉山和雄, 井上勝雄編 出版社 海文堂 出版年 1996
教科書 書名 左脳デザイニング : デザインの科学的方法を探る ISBN 4303727202
著者名 森典彦編 出版社 海文堂出版 出版年 1995
教科書 書名 すべての人に知っておいてほしいデザイン・レイアウトの基本原則 ISBN 9784844362166
著者名 大橋幸二 [ほか] 執筆 出版社 エムディエヌコーポレーション 出版年 2011
備考
教科書の購入の必要はない
講義内して指示を行う
参考書にかかわる情報
参考書 書名 スコット・ロバートソンのHow to draw : オブジェクトに構造を与え実現可能なモデルとして描く方法 ISBN 486246226X
著者名 スコット・ロバートソン, トマス・バートリング著 ; Bスプラウト訳 出版社 ボーンデジタル 出版年 2014
参考書 書名 本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかた = HOW TO MAKE THE EXPRESSION FOR DRAWING ILLUSTRATION MIRACULEUX ISBN 9784798040493
著者名 榎本秋, 安達真名著 出版社 秀和システム 出版年 2014
参考書 書名 デザインの腕が上がる凄いフリーフォント1500 ISBN 4899774273
著者名 出版社 ラトルズ 出版年 2015
備考
メッセージ
試行錯誤を行うこと
時間を捻出し積極的に課題に取り組むこと
キーワード
デザイン デジタル 視覚伝達
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
マルチメディア概論
履修条件
基本的なPCリテラシー
連絡先
kumagai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて事前に確認を取ること

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