開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月3~4
講義
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022201002
初等科社会[Social Studies for Elementary Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
松原 幸恵[MATSUBARA Yukie]
ー
担当教員[ローマ字表記]
松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie], (未 定), 石井 雅巳, 田島 大輔 [TAJIMA Daisuke]
特定科目区分
対象学生
クラス分ケアリ
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
初等科教育に必要な社会科各領域の基礎を学ぶ。ここでは、4名の教員によるオムニバスで、教科専門の法律学・哲学・歴史学と小学校教育について、各領域の特質や学ぶ意味を中心に考察する。
授業の到達目標
社会科の各領域の特質に関する基礎的知識を身につけ、初等科教育の内容構成上の土台として役立てることができる。
授業計画
【全体】
「初等科社会」は、各領域を担当する社会科教育教室の教員が2グループに分かれ、オムニバスで授業を開設する。
本グループ(月曜日3・4時限開講)は、教科専門の法律学・哲学・歴史学の担当教員(順に、松原、石井、未定)と小学校教育の担当教員(田島)によって構成される。
それぞれの教員の考え方の違いや個性に応じて授業形態に差異があるが、内容上は、それぞれの領域を学習する意味や特質を必ず考察するという共通性をもっている。
なお、下記のAL関係の項目・数値は、状況に応じて変更の可能性がある。小学校社会科の基礎として位置づけられる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
小学校教育①小学校における社会科授業の実際-子供も教師も楽しい社会科授業とは―(担当:田島)
現代の小学生が学んでいる社会科授業について把握し、楽しい社会科授業のあり方を考察する。
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
法学領域①多様な価値観の中で「語る」こと(担当:松原)
提示された題目についてグループディスカッションを行い、その結果を発表する。
授業内容を踏まえてレポートを作成・提出する(目安4時間)。
第3回
同②「法」ってほんとに必要なの?(担当:松原)
提示された題目についてグループディスカッションを行い、その結果を発表する。
授業内容を踏まえてレポートを作成・提出する(目安4時間)。
第4回
同③「憲法」って何のためにあるの?(担当:松原)
提示された題目についてグループディスカッションを行い、その結果を発表する。
授業内容を踏まえてレポートを作成・提出する(目安4時間)。
第5回
同④「民主主義」について考えよう(担当:松原)
提示された題目についてグループディスカッションを行い、その結果を発表する。
授業内容を踏まえてレポートを作成・提出する(目安4時間)。
第6回
哲学領域①哲学的に考えるとはなにか(担当:石井)
哲学的な思考や分析に触れる
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
同②差別とはなにか(担当:石井)
差別を事例に、本質や定義について考える
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
同③差別はなぜ悪いのか(担当:石井)
差別を事例に、複数の観点から理論を分析する手法を学ぶ
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
同④差別はなぜなくならないのか(担当:石井)
差別を事例に、現実と理論の間でいかに思考すべきかを考察する
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
歴史領域①史料を読むこと(担当:未定)
実際の史料を読んでみる
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
同②歴史を楽しむ(担当:未定)
史料から歴史を読み解く
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
同③歴史から学ぶ(担当:未定)
現代社会の問題と世界史
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
同④歴史を役立てる(担当:未定)
歴史の研究者について
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
小学校教育②学んだことをもとに小学校社会科の授業を構想しましょう(担当:田島)
これまでの授業で得られた知見を踏まえて、小学生にどのように授業をするか考える。
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
同③構想した授業をさらによいものにしましょう(担当:田島)
学習指導要領等を参照しながら、構想した授業について再考する。
配布資料を参照して準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 10%
成績評価法
授業外レポート75%、授業内レポート25%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。必要な資料はその都度配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
担当教員それぞれの評価方法の詳細については、授業中、特にそれぞれの初回に指示します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
法学領域:松原 研究室℡ 083-933-5326 yukiem@yamaguchi-u.ac.jp
哲学領域:石井 083-933-5323 mishii@yamaguchi-u.ac.jp
歴史領域:授業開始後、お知らせします。
小学校教育:田島 083-933-5364 daisuke-t@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
松原:木曜4コマ(14:30〜16:00)
哲学・歴史学・小学校教育担当:授業開始後、お知らせします。
*事前連絡して下さい。
ページの先頭へ