開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
木7~8
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022203002
幼児と環境[(Environments of Early Childhood)]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
青山 翔[AOYAMA Sho]
ー
担当教員[ローマ字表記]
青山 翔 [AOYAMA Sho], 中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
幼児を取り巻く環境や、幼児と環境との関わりについての専門的事項における感性を養い、知識・技能を身に付ける。領域「環境」に関する幼稚園の事例検討、自然活動や製作活動の体験、教材研究等も取り入れた授業を行う。
授業の到達目標
幼児を取り巻く環境や、身近な環境と関わる中での幼児の発達について理解することができる。自然活動や製作活動も体験し、領域「環境」の指導の基盤となる基礎的知識・技能を身につけることができる。
授業計画
【全体】
本授業では、幼児と環境との関わりについての専門的事項における知識・技能を講義の内容や他の受講生の対話を通して身に付けていく。また、領域「環境」に関する幼稚園の事例検討、自然活動や製作活動の体験、教材研究等も取り入れた授業を行うことを通して、幼児と環境との関わりについての専門的事項における感性を養っていくことも目指している。【担当形態:複数】
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション/幼児を取り巻く環境とその課題
「担当教員:全教員」
・シラバスをもとにしたオリエンテーション
・幼児を取り巻く環境とその課題について考える。
シラバスを読んでくること。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第2回
幼児の環境との関わり(1)自然事象への興味関心を高めるためのフィールドビンゴ体験(自然散策をしながら)
「担当教員:全教員」
・ネイチャーゲームについて学習する。
・自然散策をしながらフィールドビンゴを体験し、体験を通しての気づきを報告し合う。
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、フィールドビンゴを作成するにあたっての構想をもつ(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第3回
幼児の環境との関わり(2)幼児を対象としたフィールドビンゴの作成
「担当教員:全教員」
・幼児を対象としたフィールドビンゴ作成のポイントについて学習する。
・フィールドビンゴを作成し、作成を通しての気づきを報告し合う。
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第4回
教材研究発表
「担当教員:全教員」
・教材研究発表(作成したフィールドビンゴと作成の意図)
・教材研究発表をもとにした討議
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第5回
幼児の生物・自然との関わり
「担当教員:全教員」
・幼児が自然に触れ合うことの発達的意義や、幼児の生物との関わりについて学習する。
・幼稚園における事例をもとにした討議も行う。
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第6回
幼児の物理的、数量・図形との関わり(1)幼稚園での事例をもとにした討議
「担当教員:全教員」
・幼児の数量・図形との関わりについて学習する
・幼稚園の事例をもとにした討議も行う。
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第7回
幼児の物理的、数量・図形との関わり(2)身近な素材での製作活動の体験
「担当教員:全教員」
・身近な素材での製作活動を体験することを通して、幼児の数量・図形との関わりについて学習する。
課題をもとにした事前学習を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
第8回
本授業のまとめ
「担当教員:全教員」
・小レポート「本授業全体を通して学んだこと」の発表
・教員によるまとめ
小レポートの発表に向けた事前準備を行うこと。また、本授業で学習したことについて復習を行うこと(目安時間:各2時間)。
【全教員が担当】
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポート 20%、授業外レポート 20%、授業態度・授業への参加度 20%、受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 40%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
幼稚園教育要領解説
ISBN
9784577814475
著者名
文部科学省
出版社
フレーベル館
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
アクティブラーニング実践書!体験と学びを深めるネイチャーゲーム
ISBN
9784906937042
著者名
日置光久・神長美津子
出版社
公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
出版年
2021
参考書
書名
子どもと環境
ISBN
9784332510567
著者名
神長美津子・高柳恭子・桂木奈巳・青木康太朗編
出版社
光生館
出版年
2022
参考書
書名
子どもと自然
ISBN
9784058017449
著者名
大豆生田啓友 編
出版社
学研
出版年
2022
参考書
書名
体験する:調べる・考える 領域「環境」(第2版)
ISBN
9784893472915
著者名
田宮緑
出版社
萌文書林
出版年
2018
参考書
書名
幼児期を考える
ISBN
9784750103051
著者名
井口佳子
出版社
相川書房
出版年
2004
備考
上記の文献以外にも、適宜紹介します。
メッセージ
討議、フィールドワーク、教材研究発表(個人)を含んでいますので、そのことを考慮した上で受講してください。
キーワード
幼稚園 環境 フィールドワーク 教材研究
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「保育内容環境」
履修条件
連絡先
青山研究室:教育学部A棟4階430 E-mail:aoyama@yamaguchi-u.ac.jp
中島研究室:教育学部C棟4階436 E-mail:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで対応します。
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