開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木1~2
その他
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022301003
保育内容言葉[Contents of Early Childhood Care and Education in Language]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中島 寿子[NAKASHIMA Hisako]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、保育内容「言葉」の基本的な考え方について様々な事例をもとに学ぶ。
子どもの姿をもとに保育内容をどのように考えていくかについても学ぶ。
子どもの言葉の育ちを支えるための保育内容について考えるため、教材研究発表にも取り組む。
保育内容「言葉」の視点から情報機器の活用についても学ぶ。
授業の到達目標
保育内容「言葉」のねらいと内容について、幼稚園における事例と関連させて理解することができる。理解したことをふまえて教材研究に取り組み、具体的場面を想定した保育について考えることができる。
授業計画
【全体】
保育内容「言葉」のねらいと内容について学び、様々な事例をもとに協議をしながら保育内容について考えていく。
子どもの姿をもとにどのように保育内容を考えていくかについても学ぶ。
子どもの言葉の育ちを支えるための教材や情報機器の活用についても学ぶ。
具体的な保育場面を想定した教材研究にも取り組み、その成果の発表と討議も行う。
授業の最後には授業内レポートを作成し、その内容もふまえて次回の授業を進めていく。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
シラバスをもとにしたオリエンテーション
シラバスを読み、授業の概要を理解する(目安時間:2時間)。レジュメをもとに復習をする(目安時間:2時間)。
第2回
保育内容「言葉」とは
保育内容「言葉」のねらいと内容
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第3回
子どもの言葉の育ちを支えるための教材について考える(1)
絵本・紙芝居の特徴、保育内容としての意味、実践上の留意点
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第4回
子どもの言葉の育ちを支えるための教材について考える(2)
素話の特徴、保育内容としての意味、実践上の留意点
幼児期にふさわしい情報機器の活用
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第5回
事例をもとに保育内容」言葉」について考える(1)
言葉で伝え合えることの喜びを支える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第6回
事例をもとに保育内容「言葉」について考える(2)
遊びから生まれる表現を支える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第7回
事例をもとに保育内容「言葉」について考える(3)
言葉で考える意欲の育ちを支える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第8回
言葉の育ちを支える保育の構想(1)
子どもの姿に基づく指導案の作成
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第9回
言葉の育ちを支える保育の構想(2)
教材研究をふまえた指導案の作成
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第10回
教材研究発表と討議(1)
素話についての教材研究発表と討議
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第11回
教材研究発表と討議(2)
絵本についての教材研究発表と討議
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第12回
教材研究発表と討議(3)
紙芝居についての教材研究発表と討議
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第13回
小学校教育との接続について保育内容「言葉」の視点から考える(1)
様々な事例をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第14回
小学校教育との接続について保育内容「言葉」の視点から考える(2)
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
第15回
まとめ
これまでの授業の振り返りとまとめ
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする。(目安時間:各2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 10% D: 30%
成績評価法
授業への参加態度、授業内レポート、教材研究レポートと発表、授業外レポートで評価する。
授業への参加態度10%、授業内レポート30%、教材研究レポート15%、発表15%、授業外レポート30%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
演習 保育内容 「言葉」 ―基礎的事項の理解と指導法―
ISBN
9784767951027
著者名
戸田雅美編
出版社
建帛社
出版年
2019
教科書
書名
幼稚園教育要領解説
ISBN
9784577814475
著者名
文部科学省
出版社
フレーベル館
出版年
2018
備考
上記の2冊の教科書は「幼児と言葉」の教科書と同じです。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
幼児期-子どもは世界をどうつかむか-
ISBN
4004309492
著者名
岡本夏木
出版社
岩波書店
出版年
2005
参考書
書名
絵本のよろこび
ISBN
9784140808290
著者名
松居直
出版社
NHK出版
出版年
2003
参考書
書名
お話を語る
ISBN
4888882193
著者名
松岡享子
出版社
日本エディタースクール出版部
出版年
1994
参考書
書名
幼児の「ことば」の力を育てる
ISBN
9784418157167
著者名
平山許江
出版社
世界文化社
出版年
2015
参考書
書名
せんせいがうまれたときかいじゅういた?―子どものことばから子どもの世界へ
ISBN
409840074X
著者名
村田道子
出版社
小学館
出版年
2002
備考
参考図書は授業内でも紹介します
メッセージ
個人で取り組む教材研究と発表があります。そのことも考慮した上で受講してください。
キーワード
保育内容 言葉 幼稚園 絵本 お話 教材研究
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
保育内容総論 幼児と言葉
履修条件
連絡先
教育学部C棟436 中島研究室 TEL:083-933-5443 Email:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 昼休み
随時メールでも対応していますので、ご連絡ください。
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