タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水1~2 その他 3.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022301103 教科教育法社会[Methods of Teaching Social Studies in Elementary School] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田本 正一[TAMOTO Shoichi]
担当教員[ローマ字表記]
田本 正一 [TAMOTO Shoichi], 田島 大輔 [TAJIMA Daisuke]
特定科目区分   対象学生 クラス分ケアリ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
小学校で社会科の授業を行うには、授業を構造的に理解すると共に、小学校学習指導要領解説社会編の内容理解に基づく教材研究・教材開発・授業立案の力が求められる。したがって、小学校における社会科教育の基礎を理解し、指導案を作成したり、発表したりして社会科の実践的な授業力とは何かについて学ぶこととする。本授業は、教職経験を有する教員が実務経験を踏まえ実施する実践的な講義となっている。
授業の到達目標
現代社会の中での社会科教育の役割や新たな社会科授業づくりの視点をもつことができる。また、新たな視点をもって、具体的授業構想を考えることができる。
授業計画
【全体】
初等社会科教育についての総合的考察を目的として、講義を展開していく。
 第1は、小学校社会科教育の理論的考察です。すなわち、小学校社会科教育の教科論に関する考察です。教科論に関する考察を豊かにするため、小学校社会科教育の史的展開、学習指導要領に基づく小学校社会科教育の目的・内容、及び小学校社会科教育のカリキュラムの開発方法について検討を行いたいと思います。
 第2は、小学校社会科のカリキュラム、授業、及び学習評価についての実践的考察です。学習指導要領「社会」の分析を行うとともに、小学校社会科の指導計画を作成することの意義と方法について考えます。また、授業構成の方法、学習評価についても明らかにしていきます。
授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 講義の目標と進め方、シラバスの説明成績評価の方法を理解する。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回 小学校社会科の目的と課題 小学校社会科目的としての公民的資質について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回 小学校社会科の内容 小学校社会科の内容構成論について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回 小学校学習指導の方法 小学校社会科の方法論について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回 授業構成論-指導計画- 小学校社会科の授業構成論(指導計画の作成)について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回 授業構成論-カリキュラムー 小学校社会科カリキュラム開発の意義と方法について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業の振り返り(4時間程度)
第7回 授業の実際-地域・産業学習- 「地域・産業」を学習対象とする授業の実際について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回 授業の分析・考察-地域・産業学習- 「地域・産業」を学習対象とする授業についての分析・考察をグループごとに行なう。(情報通信機器及び教材の活用) 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回 授業の実際-歴史学習- 「歴史」を学習対象とする授業の実際について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 学習指導要領の読解(2時間程度)
授業の振り返り(2時間程度)
第10回 授業の分析・考察-歴史学習- 「歴史」を学習対象とする授業についての分析・考察をグループごとに行なう。(情報通信機器及び教材の活用) 学習指導要領の読解(2時間程度)
授業の振り返り(2時間程度)
第11回 授業の実際-政治学習-
「政治」を学習対象とする授業の実際について講義を行い、グループワークを実施して理解を深める。 学習指導要領の読解(2時間程度)
授業の振り返り(2時間程度)
第12回 授業の分析・考察-歴史学習- 「政治」を学習対象とする授業についての分析・考察をグループごとに行なう。(情報通信機器及び教材の活用) 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第13回 小学校社会科の学習評価 小学校社会科の学習評価の実際とその分析を行う。(情報通信機器及び教材の活用) 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第14回 学習指導案の作成 学習指導案の作成について講義し、各自で作成する。(情報通信機器及び教材の活用) 学習指導案の作成(4時間程度)
第15回 総括 講義の総括を行い、理解を深める。 試験に向けてまとめと振り返り(4時間程度)
第16回 試験 講義についての試験 講義の振り返り
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 15% D: --%
成績評価法
授業態度・授業への参加度、授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
授業態度・授業への参加度 20%、授業内のレポート 20%、学期末の筆記テスト 60%
教科書にかかわる情報
備考
資料内容に応じて適宜配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編 ISBN 9784536590099
著者名 文部科学省 [編] 出版社 日本文教出版 出版年 2018
備考
メッセージ

キーワード
社会科 議論 学習評価 学習指導案
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
田本 s.tamoto@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜2コマ(10:20‐11:50)をオフィスアワーとする。

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