タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月3~4 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022301107 教科教育法体育[Methods of Teaching Physical Education in Elementary School] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
青木 健[AOKI Ken]
担当教員[ローマ字表記]
青木 健 [AOKI Ken], 斉藤 雅記 [SAITOH Masaki]
特定科目区分   対象学生 クラス分ケアリ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
小学校における体育科の教育内容・方法について、<楽しくわかる・できる授業>の視点から、教室および体育館やグラウンドでの講義・演習に加え模擬授業の実施により学修する。
授業の到達目標
現在、子ども達が保健体育に関連した分野において直面している課題と学習指導要領における体育および保健領域の目標・内容やについて、系統的に理解できる。それらを基に、保健体育における授業づくりの視点や方法が理解でき、小学校での体育・保健学習における教材づくりについて、<楽しくわかる・できる授業>につながる授業アイデアを発案・展開できる。
授業計画
【全体】
小学校における体育および保健学習について、子ども達に関連する健康課題に関する基本知識を習得するとともに学習指導要領ならびに保健教科書の内容を理解するための解説を行う。それらを基にして、教材づくりや授業づくりの視点や方法について学修する機会を設ける。それを基に実際に楽しくわかる・できる授業へのイメージを膨らませるために、具体的な実践例の紹介や受講者自らが授業アイデアを発案・展開できる能力を身につけることのできる授業を目指す。
【担当形態:複数:体育領域を斉藤、保健領域を青木が分担で担当する。なお受講人数によってはクラスを細分化して行う】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション (担当:青木・斉藤) 講義のねらいと方法
講義の進行内容と評価
配布した講義資料や参考書を参照し復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第2回 保健領域:よい保健授業の条件 (担当:青木) 健康の概念とは
これまでに受けた小学校~高校まので保健の授業から考える
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第3回 保健領域:保健学習の位置づけについて (担当:青木) 小学校~大学までの保健分野における学習に求められている本質を考える
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第4回 保健領域:保健学習に用いる学習方法について (担当:青木) 教材・教具、教材えらびと作成について
アクティブラーニングを用いた保健学習について
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。

第5回 保健領域:グループ研究・授業案発表(1)(小学3・4年の単元)(担当:青木) 小学校3・4年で学ぶ内容についての授業研究
毎日の生活と健康、体の発達・発育について
【情報通信機器を活用した教材の紹介と検討】
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第6回 保健領域:グループ研究・授業案発表(2)(小学5年の単元:心の健康・けがの防止)(担当:青木)
小学校5年で学ぶ内容についての授業研究
心の健康・けがの防止についての単元における模擬授業および授業案の振り返り
【情報通信機器を活用した教材の紹介と検討】
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第7回 保健領域:グループ研究・授業案発表(3)(小学6年の単元:病気の予防)(担当:青木)
小学校6年で学ぶ内容についての授業研究
病気の予防についての単元における模擬授業および授業案の振り返り
【情報通信機器を活用した教材の紹介と検討】

授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第8回 保健領域:グループ研究・授業案発表(4)(小学6年の単元:喫煙、飲酒、薬物乱用と健康)(担当:青木)


小学校6年で学ぶ内容についての授業研究
喫煙、飲酒、薬物乱用と健康についての単元における模擬授業および授業案の振り返り


授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第9回 体育領域:よい体育授業の条件 (担当:斉藤) よい体育授業について 配布した講義資料や参考書を参照し復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第10回 体育領域:体育の教材・教具① (担当:斉藤) 教材・教具について
教材づくりについて
【情報通信機器を活用した教材の紹介と検討】
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第11回 体育領域:体育の教材・教具② (担当:斉藤) 教材・教具の作成について
【情報通信機器を活用した教材の紹介と検討】
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第12回 体育領域:体育のカリキュラムの構成 (担当:斉藤) 体育のカリキュラムについて
学習指導要領・指導計画について
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第13回 体育領域(演習):モニタリングと相互作用技術 (担当:斉藤) モニタリングについて
相互作用技術について
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第14回 体育領域(演習):体育授業の省察 (担当:斉藤) 体育授業の分析について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第15回 体育領域(演習):体育のマイクロティーチング (担当:斉藤) 体育のマイクロティーチングの実施 これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う。
第16回 試験 (担当:青木・斉藤) 筆記試験 これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 10% C: 20% D: 20%
成績評価法

定期試験(中間・期末試験) 50%欠格条件
宿題・授業外レポート 20%
授業態度・授業への参加度 10%
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 10%
演習 10%
出席 欠格条件
教科書にかかわる情報
備考
適宜、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 小学校学習指導要領解説 体育編 ISBN 9784491034676
著者名 文部科学省 出版社 東洋館出版社 出版年 2018
備考
メッセージ
柔軟な思考力を身につけて、授業づくりのアイデアやイメージを膨らませてください。
体育領域における演習(体育館あるいはグラウンド)の回については、運動をできる服装ならびに運動ができるシューズ(トレーニングシューズ等)を持参してください。
体育分野・保健分野それぞれの授業展開や授業評価について第1回の講義でしっかりと確認してください。
キーワード
よい体育授業とは、楽しくわかる保健授業とは、ヘルスプロモーション、生涯スポーツ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
初等科体育
履修条件
連絡先
研究室:教育学部C棟125室(青木)127室(斉藤)
連絡先:aoki.ken@yamaguchi-u.ac.jp(青木)
    mask@yamaguchi-u.ac.jp(斉藤)
重要な内容はメールではなく対面で行うこと
オフィスアワー
随時:メールあるいは対面で対応します

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