開講年度
開講学部等
2026
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022301204
中等地理歴史教育論Ⅱ[Methods of Teaching Geography and History II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
大坂 遊[OSAKA Yu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
大坂 遊 [OSAKA Yu], 松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中学校社会科および高等学校地理歴史科という教科の目標や,育成を目指す資質・能力を理解し,学習指導要領に示された学習内容について背景となる社会諸科学と関連させて理解を深めるとともに,様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を修得する。Ⅰ・Ⅱと連続して開講されている本科目において,特にこのⅡでは,子どもにとって「社会科・地理歴史科を学ぶ意味」が見出せる授業づくりを,単元デザインという視点から探究する。単元を通して公民的資質の育成を目指す「カリキュラムデザイナー」としての力を鍛えるために,IDM理論に基づく単元デザインの理論と方法,ならびに多様な思想に基づく授業設計論を学び,理論に基づいて単元を構想できるようになることを目指す。
授業の到達目標
自ら研究課題を設定し、取扱う地理・歴史の題材に応じて適切な内容構成と授業構成、指導方略を立案できる。また、実施成果を受けて改善方針を提案できる。
授業計画
【全体】
授業全体を通して,「社会科(地理歴史科)を子どもにとって学ぶ意味のあるものに変えていくにはどうすればよいか?」という問いを追究する。授業は5つのパートから構成される。
1.学びの意味を考える:社会科・地理歴史科の学びを成立させる条件について検討する。
2.単元構想に向けた教材研究:子どもが学ぶ意味のある地理・歴史の単元プランの構想に必要な理論を学習する。
3.探究に基づく社会科の単元デザイン:探究を軸とする地理・歴史の単元プランを構想・発表する。
4.模擬授業に向けた教材研究:単元プランを学習指導案に転化する方法を学び,単元の一部を模擬授業として構想する。
5.模擬授業の実践と全体のまとめ:構想した模擬授業プランを実践し,受講者相互に評価する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
学びの意味を考える①:社会科・地理歴史科教師の単元づくりについての議論
教科書や学習指導要領に準拠して構想された一般的な地理や歴史の単元づくりが,子どもにとって学ぶ意義を見出しづらい理由について検討する。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第2回
学びの意味を考える②:社会科・地理歴史科の学びを成立させる条件,目標と内容の調整
社会科教育学の知見から,社会科・地理歴史科の学びを成立させる条件や,目標(育てるべき公民的資質)と内容(学習すべき内容)の調整のあり方を考える。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第3回
学びの意味を考える③:社会科・地理歴史科における「深くて重い学び」とは
社会科教育学の知見から,地理や歴史を子どもにとって「学ばざるを得ない」という切実な問いに転化するための条件について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第4回
単元構想に向けた教材研究①:中学校社会科・高等学校地理歴史科学習指導要領の目標と教科の構造
単元構想に向けた教材研究の一環として,中学校社会科・高等学校地理歴史科学習指導要領の目標と教科の構造について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第5回
単元構想に向けた教材研究②:実際の地理・歴史カリキュラムを分析する
単元構想に向けた教材研究の一環として,実際に開発・実践された地理や歴史のカリキュラムを分析する。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第6回
探究に基づく地理・歴史の単元デザイン①:探究の大枠を作る
探究を軸とする地理や歴史の単元プランの構想に向けて,単元プランの大枠となる学習課題の設定について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第7回
探究に基づく地理・歴史の単元デザイン②:探究の中身を仕込む
探究を軸とする地理や歴史の単元プランの構想に向けて,単元プランの中核となる各次の学習活動や資料のあり方について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第8回
探究に基づく地理・歴史の単元デザイン③:探究を仕上げる
探究を軸とする地理や歴史の単元プランの構想に向けて,単元プランの導入学習と発展学習のあり方について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第9回
探究に基づく地理・歴史の単元デザイン④:単元プランの構想発表とディスカッション
ここまでの学習内容をふまえて,探究を軸とする地理や歴史の単元プランの構想を発表し,相互に評価する。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
プレゼンテーションを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第10回
模擬授業に向けた教材研究①:社会科・地理歴史科における学習指導案の構成と特徴
開発した地理や歴史の単元プランに関する模擬授業の構想に向けて,中学校社会科・高等学校地理歴史科における学習指導案の構成と特徴について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第11回
模擬授業に向けた教材研究②:知識構成型ジグソー法による授業づくりの特徴
開発した地理や歴史の単元プランに関する模擬授業の構想に向けて,学習指導理論の1つである知識構成型ジグソー法による授業づくりの特徴について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第12回
模擬授業に向けた教材研究③:シミュレーション教材による授業づくりの特徴
開発した地理や歴史の単元プランに関する模擬授業の構想に向けて,学習指導理論の1つであるシミュレーション教材を活用した授業づくりの特徴について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第13回
模擬授業に向けた教材研究④:ICTを活用したこれからの社会科・地理歴史科の学び
開発した地理や歴史の単元プランに関する模擬授業の構想に向けて,急速に発展・整備が進むICTを活用した社会科・地理歴史科の学習のあり方について学ぶ。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第14回
社会科・地理歴史科模擬授業の実践
開発した地理や歴史の単元プランに関する模擬授業を実施し,相互に評価する。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
模擬授業を実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
第15回
学習のまとめと課題提示
全体の学習の振り返りとまとめを行い,最終課題について提示する。
授業で指示した学習課題について4~5時間程度予習・復習を行うこと。
グループワークを実施する。作業に必要な筆記用具,ノートPCまたはタブレット端末を持参すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 30% C: --% D: 20%
成績評価法
学習態度(授業への参加と貢献の程度),授業内のプレゼンテーションおよび模擬授業,学期末のレポートで評価します。
・学習態度(授業への参加と貢献の程度):30%
・授業内のプレゼンテーションおよび模擬授業:40%
・学期末のレポート:30%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説
ISBN
9784491034713
著者名
文部科学省[編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
教科書
書名
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説
ISBN
9784491036410
著者名
文部科学省[編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2019
備考
教科書に指定した学習指導要領解説は,文部科学省のウェブサイトから無料で参照・ダウンロードできますので,原則としてそちらを利用してください。
書籍を購入したい場合は,書店や大学生協等から各自で手配をお願いします。
【文部科学省が公開している学習指導要領解説のウェブサイト】
(中学校)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387016.htm
(高等学校)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1407074.htm
参考書にかかわる情報
参考書
書名
中学校社会科教育・高等学校地理歴史科教育
ISBN
9784780606805
著者名
社会認識教育学会[編]
出版社
学術図書出版社
出版年
2020
参考書
書名
学びの意味を追究した中学校地理の単元デザイン
ISBN
9784184203204
著者名
草原和博, 大坂遊[編著]
出版社
明治図書出版
出版年
2021
参考書
書名
学びの意味を追究した中学校歴史の単元デザイン
ISBN
9784184204249
著者名
草原和博, 渡邉巧[編著]
出版社
明治図書出版
出版年
2021
備考
メッセージ
集中講義のため,各回の学習内容はシラバスに掲示したものと異なる場合があります。実際の授業内容は初回に指示します。
大坂が担当する「中等地理歴史教育論Ⅰ」を事前に履修していることが前提となります(履修していない場合でもこの授業の履修は認めます)。
毎回,グループワークを中心とした活動的な学びを実施します。
キーワード
中学校社会科,高等学校地理歴史科
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
中等地理歴史教育論Ⅰ
履修条件
中等地理歴史教育論Ⅰを履修していることが望ましい。
連絡先
TEL:0834-39-6629(研究室直通)
MAIL:osaka@shunan-u.ac.jp
オフィスアワー
大坂は非常勤講師のため,相談がある場合は原則として周南公立大学のメールアドレスに連絡してください。
必要に応じて,オンライン会議等での相談も受け付けます。
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