開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月7~8
演習
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022301205
中等公民教育論Ⅱ[Methods of Teaching Civics II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
田本 正一[TAMOTO Shoichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
田本 正一 [TAMOTO Shoichi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目は、高等学校公民科(中学校社会科公民的領域)の授業構成、学習評価に関する基礎的な知識や技能を習得することを目的とします。「中等公民教育論Ⅰ」では、従来の公民教育を批判的に検討し、新たな授業づくりの視点について理解していきました。本科目では、その延長上にあり、新たな授業づくりの視点をもとに、公民教育のカリキュラム、授業構成、学習評価について考えていきます。
授業の到達目標
社会科・公民科の授業を授業構成、学習評価について説明することができる。また、社会科・公民科の授業を具体的に展開していくための方法を、教科目標とからめながら理解し、それらを基にして授業を作成し、模擬授業することができる。
授業計画
【全体】
本科目は、新たな公民教育づくりを行い、実践していくことを目的とします。その目的を達成するため、次の3つの展開を行います。
1 中等公民授業開発の理論についての講義
2 開発単元の立案
3 開発単元の発表とその考察
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
講義の目標と進め方、シラバスの説明成績評価の方法について講義し、理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回
授業理論-学力論-
中等公民授業における学力論について講義し、グループワークすることで理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回
授業理論-内容構成論-
中等公民授業における内容構成論について講義し、グループワークすることで理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回
授業理論-方法論-
中等公民授業における方法論について講義し、グループワークすることで理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回
授業理論-学習評価論-
中等公民授業における学習評価論について講義し、グループワークすることで理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回
授業理論-学習指導案の作成方法-
中等公民授業における学習指導案作成の方法について講義し、グループワークすることで理解を深める。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回
単元開発-テーマの設定-
グループで開発すべき単元のテーマ(例えば、社会的論争など)を決定する。(情報通信機器及び教材の活用)
授業構成の検討(4時間程度)
第8回
単元開発-情報収集-
決定したテーマに関する情報収集をグループごとに実施し、理解を深める。(情報通信機器及び教材の活用)
授業構成の検討(4時間程度)
第9回
単元開発-目標・内容の構成-
収集した情報を基にして学習指導案をグループごとに作成する。(目標、内容)(情報通信機器及び教材の活用)
授業構成の検討(4時間程度)
第10回
単元開発-方法の構成-
収集した情報を基にして学習指導案をグループごとに作成する。(方法)(情報通信機器及び教材の活用)
授業構成の検討(4時間程度)
第11回
単元開発-指導計画・学習修評価-
収集した情報を基にして学習指導案をグループごとに作成する。(指導計画、学習評価)(情報通信機器及び教材の活用)
授業構成の検討(4時間程度)
第12回
開発単元の発表・考察1
作成した学習指導案をグループごとに発表し、考察を行う。
開発単元のリフレクション(4時間程度)
第13回
開発単元の発表・考察2
作成した学習指導案をグループごとに発表し、考察を行う。
開発単元のリフレクション(4時間程度)
第14回
開発単元の省察
考察を基にして開発単元について省察を行う。
開発単元のリフレクション(4時間程度)
第15回
総括
講義の総括とレポート作成のためのテーマ設定、準備を行う。
レポート内容の検討(4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: 10%
成績評価法
授業内のレポート、演習、レポートで評価します。
授業内のレポート 20%、演習 50%、レポート 30%
教科書にかかわる情報
備考
適宜資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 公民編
ISBN
4487286336
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東京書籍
出版年
2019
参考書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編
ISBN
9784491034713
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
中等公民教育論Ⅰ
履修条件
連絡先
田本 s.tamoto@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜2コマ(10:20‐11:50)をオフィスアワーとする。
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