タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火9~10 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022301213 美術科教育法Ⅰ[Methods of Teaching Art I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉田 貴富[YOSHIDA Takatomi]
担当教員[ローマ字表記]
吉田 貴富 [YOSHIDA Takatomi]
特定科目区分   対象学生 (2020年度以降入学者対象) 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
「教科教育法図画工作」を基礎として、美術教育学をより深く学んでいく。
中等教育段階の学習者の特性(発達段階等)を理解し考慮しながら、美術教育を構想・実践す
る上での理念的基礎を学ぶ。
授業の到達目標
中等教育における美術教育の理念、目的、対象、内容、方法、制度、等について理解することができる。
美術教育の歴史や理念を、今日的な課題として受け止め、具体的な美術教育像と関連させることができる。
美術教育実践の表層に拘泥することなく、その背後に存在する歴史や理念に関心を持ち、意欲的に授業や課題に臨むことができる。
真摯かつ謙虚に、積極的に学ぶ。受講生同士で協同的に学ぶことができる。
発言、質問、応答、説明・解説、発問、模擬授業、プレゼンの技能を高めることができる。
授業計画
【全体】
下記のような項目を予定しているが、受講生のレディネスや興味関心、授業の状況に応じて変更することもあり得る。授業は生き物である。当然のことながら授業の骨格(主たる目的・目標・内容)は変わらない。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション
授業ルールやテキストの
確認
「教科教育法図画工作」の振り返り
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第2回 中学生の発達段階 中学生の発達段階、特に心理的・精神的な特徴を理解し、造形表現活動との関連を考える。 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第3回 表現のタイプ論(1) リードの説を具体例を基に理解する 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第4回 表現のタイプ論(2) ローウェンフェルドの説を具体例を基に理解する 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第5回 心象表現 (1)作家・作品から
(2)中学校教科書を用いて
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第6回 観察表現(1) (1)作家・作品から
(2)中学校教科書を用いて
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第7回 観察表現(2) B.エドワーズの方法論
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第8回 創造主義再考(1) (1)チゼックノ指導
(2)山本鼎の指導
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第9回 創造主義再考(2) 創造美育協会 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第10回 創造主義の克服へ DBAE 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第11回 機能・適応表現(1) スロイド・システム 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第12回 機能・適応表現(2) (1)ウィリアム・モリス
(2)バウハウスと構成教育
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第13回 機能・適応表現(3) 佐藤可士和。
デザイナーは何をしているか。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第14回 現代の多様な美術・造形表現、ヴィジュアル・カルチャーと美術教育 旧い枠組みに収まらない、現代の多様な造形表現に触れ、美術教育との関連を考える。 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第15回 造形遊びと中学校の美術教育 中学校においても造形遊び的な活動が必要であることを学ぶ。 授業の振り返り・復習、宿題を合わせて4時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 20%
成績評価法
公欠以外の欠席が4回になると、受験資格を失います。

欠席回数は各自で自己管理してください。

授業中の活動 30%
宿題 30%
レポート 40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 中学校検定教科書 美術 ISBN
著者名 出版社 出版年 2010
備考
初回の授業で説明します。
参考書にかかわる情報
備考
参考文献等を授業の中で適宜紹介します。
メッセージ
「教科教育法図画工作」を履修することが望ましい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「教科教育法図画工作」
美術教育選修の諸科目。
履修条件
連絡先
【吉田】
電話:083-933-5372
E-Mail:takatomi@yamaguchi-u.ac.jp
メールは便利ですが、用件にはメールで済むものと済まないものがあることを踏まえて利用しましょう。

【生嶌】
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
【吉田】
いつでも構いません。研究室ドアの所在表示が「在室」となっていればノックしてみてください。
メールでアポを取って来ていただくのが確実です。

【生嶌】
木曜12:00-16:00/生嶌研究室:教育学部C216

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