開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月3~4
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022301214
美術科教育法Ⅲ[Methods of Teaching Art III]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉田 貴富[YOSHIDA Takatomi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉田 貴富 [YOSHIDA Takatomi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教育実習体験を踏まえ、美術教育のよりアクチュアルな問題について、および美術教育理論についてさらに深く学ぶ。
授業の到達目標
教育実習体験を生かし、美術教育のより実際的な問題について、および美術教育理論について理解を深めることができる。
自己の実習体験を相対化し、仲間とともに真摯に振り返ることができる。
美術教育の、より実際的・具体的な実践像を思い描くことができる。
児童画コンクールの功罪について、理解と思考を深めることができる。
教科専門科目の教育実践への生かし方について考察することができる。
美術教育理論を踏まえた上で実践を構想することができる。
授業研究(教材研究、授業をみて考えるということ)はどういうことかについて関心を持つことができる。
児童画コンクール等、美術教育のより実際的な問題について関心を持つことができる。
教育実践の表面的な事象にとらわれず、実践を構想し遂行する上で必要な根源的な美術教育理論について意欲的に学ぶことができる。
教育実習体験を学部での学習にフィードバックすることができる。
他者との対話の中で自己を振り返ることができる。
ディスカッションや対話において、他者の意見をていねいに聞いて理解することができる。
自己の考えをまとめて的確に話すことができる。
授業計画
【全体】
下記のような項目を予定しているが、受講生のレディネスや興味関心、授業の状況に応じて変更することもあり得る。授業は生き物である。当然のことながら授業の骨格(主たる目的・目標・内容)は変わらない。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション。
後期教育実習を振り返って(1):実習報告会&協議会
教育実習を振り返って報告する事によって自己の成果と課題を明らかにし、他者の報告から学ぶ。
教育実習報告において、教育実習の事実と振り返りをPowerPointにまとめて発表する。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第2回
後期教育実習を振り返って(2):実習報告会&協議会
教育実習を振り返って報告する事によって自己の成果と課題を明らかにし、他者の報告から学ぶ。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第3回
授業研究入門(1)
教師の実践的思考
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第4回
授業研究入門(2)
協同的な学び
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第5回
教科専門の力量と教育実践
教職の専門性のうち「教科専門の力量」について考える。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第6回
教科内容を考える(1)
個々の題材
教材研究において、インターネットで調べるて、インターネットから画像をコピーして鑑賞指導の演習に用いる(教育的活用)。
その画像をプロジェクタで投影して鑑賞指導のファシリテーションを行う。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第7回
教科内容を考える(2)
カリキュラム
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第8回
コンクールを考える
児童画コンクールの功罪について考える。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第9回
中学校の課外活動としての美術教育:クラブ活動、学校行事
中学校の教科外の美術教育について考える。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第10回
専門教育の基礎としての美術教育
普通教育と専門教育は別物であるが、普通教育を受けた者の中から将来専門教育に進む者も出てくる。このことをどう考えるか。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第11回
教材研究(心象表現)
点描による構想画
(早い段階で課題を提示します)
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第12回
教材研究(機能適応表現)
文庫本と新書本の装丁
(早い段階で課題を提示します)
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第13回
教材研究(映像)
パラパラマンガ~アニメーション
(早い段階で課題を提示します)
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第14回
マンガ・アニメと美術教育
マンガやアニメと日本の美術。教育内容としてのマンガ・アニメについて考える。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第15回
現代アートと美術教育
旧い枠組みに収まらない、いわゆる現代アートを中学校でどのように扱うべきか。
授業の振り返り・復習、宿題を合わせて4時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 20%
成績評価法
公欠以外の欠席が4回になると、受験資格を失います。
欠席回数は各自で自己管理してください。
授業中の活動 30%
宿題 30%
レポート 40%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
中学校検定教科書 美術
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
初回の授業で説明します。
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜紹介します。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「教科教育法図画工作」
美術教育選修の諸科目。
履修条件
連絡先
【吉田】
電話:083-933-5372
E-Mail:takatomi@yamaguchi-u.ac.jp
メールは便利ですが、用件にはメールで済むものと済まないものがあることを踏まえて利用しましょう。
【生嶌】
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
【吉田】
いつでも構いません。研究室ドアの所在表示が「在室」となっていればノックしてみてください。
メールでアポを取って来ていただくのが確実です。
【生嶌】
木曜12:00-16:00/生嶌研究室:教育学部C216
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