タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火7~8 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022301215 美術科教育法Ⅳ[Methods of Teaching Art IV] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉田 貴富[YOSHIDA Takatomi]
担当教員[ローマ字表記]
吉田 貴富 [YOSHIDA Takatomi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
中等教育の中でも高等学校段階に絞った内容とする。
授業の到達目標
高等学校における美術教育の理念、目的、対象、内容、方法、制度等について理解を深めることができる。
特別支援教育における造形教育について理解を深めることができる。
自己の体験を踏まえながらも、表層的・個別的・瑣末的な事象にこだわることなく、高等学校の美術教育について制度的な枠組みと、地域・学校・教師個々の実情に合わせたカリキュラム開発や授業実践との関係を連関させて考えることができる。
自己の体験を踏まえながらも、表層的・個別的・瑣末的な事象にこだわることなく、高等学校の美術教育について制度的な枠組みと、地域・学校・教師個々の実情に合わせたカリキュラム開発や授業実践に関心を持ち、意欲的に学ぶことができる。
教育実習体験を学部での学習にフィードバックすることができる。
授業計画
【全体】
下記のような項目を予定しているが、受講生のレディネスや興味関心、授業の状況に応じて変更することもあり得る。授業は生き物である。当然のことながら授業の骨格(主たる目的・目標・内容)は変わらない。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
原則、対面授業とします。
ただし、感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は、修学支援システムにより連絡します。


高等学校の美術教育の現状:各自の体験から
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第2回 高等学校における美術教育の特性(1):高校生の発達段階、思春期の芸術表現 教材研究を同時進行

高等学校学習指導要領についてインターネットで調べ、PowerPointにまとめて発表する。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第3回 高等学校における美術教育の特性(2):普通教育と専門教育 高等学校の学習指導要領。
教材研究を同時進行
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第4回 高等学校における美術教育の特性(3):芸術科における美術と工芸 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第5回 高等学校における美術教育の特性(4):授業とクラブ活動 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第6回 美術教育カリキュラム再考(1):幼・小・中・高の系統性を考える 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第7回 美術教育のカリキュラム再考(2):高校卒業後の進路と美術教育 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第8回 普通教育としての美術・工芸の授業を構想する(1) 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第9回 普通教育としての美術・工芸の授業を構想する(2) 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第10回 専門教育としての美術・工芸の授業を構想する(1) 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第11回 専門教育としての美術・工芸の授業を構想する(2) 教材研究を同時進行 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第12回 アウトサイダー・アート(1) アウトサイダーアートを理解する。

アウトサイダーアートなどについてインターネットで調べ、PowerPointにまとめて発表する。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第13回 アウトサイダー・アート(2) 「障害者のアート」「健常者のアート」という括りは有り得るか。 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第14回 特別支援教育と美術教育 特別支援教育における造形教育の意義、必要性、可能性について考える。 授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第15回 まとめ 授業全体を振り返る。 授業の振り返り・復習、宿題を合わせて4時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 20%
成績評価法
公欠以外の欠席が4回になると、受験資格を失います。

欠席回数は各自で自己管理してください。

授業中の活動 30%
宿題 30%
レポート 40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 中学校検定教科書 美術 ISBN
著者名 出版社 出版年 2010
備考
初回の授業で説明します。
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜紹介します。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「教科教育法図画工作」
美術教育選修の諸科目。
履修条件
連絡先
【吉田】
電話:083-933-5372
E-Mail:takatomi@yamaguchi-u.ac.jp
メールは便利ですが、用件にはメールで済むものと済まないものがあることを踏まえて利用しましょう。

【生嶌】
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
【吉田】
いつでも構いません。研究室ドアの所在表示が「在室」となっていればノックしてみてください。
メールでアポを取って来ていただくのが確実です。

【生嶌】
木曜12:00-16:00/生嶌研究室:教育学部C216

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