タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金5~6 その他  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022301220 家庭科教育法Ⅱ[Methods of Teaching Home Economics II(Methods of Teaching Home Economics II)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤井 志保[FUJII Shiho]
担当教員[ローマ字表記]
藤井 志保 [FUJII Shiho]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
これからの時代に求められる家庭科教育のあり方を追求し、中学校の模擬授業を実践する。その授業実践を通して、学生同士の意見交流を行う。その後、授業の問題・課題を発見・整理し、中学校家庭科のよりよい授業づくりを目指す。
授業の到達目標
小・中・高等学校の家庭科の目標や内容の関連性について理解することができる。現代社会の課題と共にこれからの家庭科教育に求められていることを理解した上で、中学校の指導案作成および模擬授業を実践し、相互に評価しながら授業の問題・課題を発見し、より良い授業づくりを目指すことができる。
授業計画
【全体】
小・中・高等学校の授業目標と学習内容の関連性について解説する。その後、中学校の現職教員よる授業を参考にしながら、指導案を作成・模擬授業を実践して、教材研究の方法や授業づくりについての課題について協議する。(実施形態:単独)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 小・中・高等学校家庭科の関連性 目標と内容 テキスト、資料を熟読してまとめる。
(所要時間2時間)
第2回 中学校現職教員による授業 授業観察
(現場の日程により、時期が変更になる、あるいは、DVD視聴となる場合もある。)
授業についてレポートをまとめる。
授業に該当する学習指導要領解説を読み、まとめる。
(所要時間4時間)
第3回 現代社会の課題に対応した家庭科の授業設計の検討 学習指導案の作成 学習指導案を完成させる。
テキストや資料を熟読してまとめる。
(所要時間4時間)
第4回 現代社会の課題に対応した家庭科の模擬授業の準備 教材作成(情報通信技術の活用にも焦点をあてた授業作り)
教材を完成させる。
テキストや資料を熟読してまとめる。
(所要時間4時間)
第5回 模擬授業Ⅰ(衣生活領域の知識・技能を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第6回 模擬授業Ⅱ(衣生活領域の思考力・判断力・表現力を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第7回 模擬授業Ⅲ(衣生活領域の課題解決能力を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第8回 模擬授業Ⅳ(食生活領域の知識・技能を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第9回 模擬授業Ⅴ(食生活領域の思考力・判断力・表現力を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時4時間)
第10回 模擬授業Ⅵ(食生活領域の課題解決能力を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第11回 模擬授業Ⅶ(住生活領域の知識・技能を身につけることを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第12回 模擬授業Ⅷ(住生活領域の思考力・判断力・表現力を身につけることを主眼とした)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第13回 模擬授業Ⅸ(住生活領域の課題解決能力を育むことを主眼とした授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。
テキスト第9・10章を参考に模擬授業の準備をする。
(所要時間4時間)
第14回 模擬授業Ⅹ(家族・家庭生活の領域と領域相互の関係性にも着目した授業設計)と討議・評価 模擬授業の実施と協議 模擬授業についてのレポートをまとめる。
テキスト全体を読み、重要な内容をまとめる。
(所要時間4時間)
第15回 家庭科の授業における課題解決能力、情報活用能力についての総合的な考察とまとめ 演習・まとめ(情報通信技術の活用について) 授業づくりの要点を整理する。
(所要時間6時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポート 20%、個人の学習指導案 30%、模擬授業の立案と実施授業 30%、授業最終レポート 20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 教育実践力をつける家庭科教育法 ISBN 9784864299886
著者名 多々納道子・伊藤圭子編著 出版社 大学教育出版 出版年 2018
教科書 書名 中学校学習指導要領解説「技術・家庭編」 ISBN 9784304021541
著者名 文部科学省 出版社 出版年 平成29
備考
中学校家庭科教科書(開隆堂)必携
中学校学習指導要領、解説、実践例を熟読しておくこと
参考書にかかわる情報
参考書 書名 家庭科教育を学ぶ人のために ISBN 9784790715979
著者名 堀内かおる 出版社 世界思想社 出版年 2013
備考
授業内で適宜紹介する。
メッセージ
中学校家庭科の教科書、中学校家庭科学習指導要領解説を熟読し、内容を理解して授業にのぞむことを大前提とする。Google Classroom上の提出物もあるので、日常的に確認を怠らないこと。受講者の人数により、シラバスで示した模擬授業の計画が一部変更になる。(授業で適宜伝える。)
キーワード
家庭科教育 生活実践 衣食住 自立した生活者 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
家庭科教育法ⅠⅢ
家庭科授業実践基礎演習
履修条件
連絡先
藤井志保研究室(教育学部A棟221号)
shihofu[at]yamaguchi-u.ac.jp(※[at]を@に換えてメールしてください。)

オフィスアワー
まずは上記連絡先へ問い合わせてください。

ページの先頭へ