開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022302003
教育制度[Educational Systems]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 司[SASAKI Tsukasa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 司 [SASAKI Tsukasa]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
学校教育には様々な「制度」、「仕組み」が存在している。教員志望者を主たる対象に、それらについて、配布プリント、ビデオ、パワーポイント等をベースに解説を加えていく。本授業では、知識を獲得することよりも、見方、考え方、捉え方を獲得することを重視する。基本的には講義形式の授業だが、適宜意見を求めることがある。本授業の履修前に「教育法規」を受講していることが望ましいが、そうでない場合も履修してよい。
授業の到達目標
学校教育を中心とする制度、仕組み、経営的事項に関する基本的知識を獲得し、教育の制度に関して複数の観点から思考を巡らせ判断することができる。
授業計画
【全体】
近代の学校の制度的特徴とその変容を講義する。およそ前半は学校を社会的文脈に位置づけたうえで、後半は学校内部の様々な仕組みに焦点を当てて、考察を加えていく。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
教育制度をどう理解するか、実例に基づいて紹介する。
シラバスを事前に読んで概要をあらかじめ理解する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第2回
現代社会と学校制度
近代の学校の始まりがもつ意味を検討する。
前回授業をふまえて授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第3回
現代社会と学校制度
学校がもつ社会化と選抜の機能を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第4回
現代社会と学校制度
学歴の属性化という問題を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第5回
学級という制度
学校の一斉性と個別性を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第6回
学級という制度
単線型学校体系における隠れた系統性を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第7回
中間レポートについて講評
中間レポートの内容
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第8回
問われる就学
不登校、ホームスクールなどから、就学問題を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第9回
問われる学校指定
学校選択の問題を検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第10回
問われる中立性
学校において教員が求められる政治的・宗教的中立性について検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第11回
学校における非公式な制度
学校内部に存在する非公式な制度について検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第12回
学校における非公式な制度
学校内部に存在する非公式な制度について検討する。
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第13回
学校安全計画と危機管理のための制度
リスクとハザード、リスクマネジメントのための諸制度
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第14回
学校と地域の連携
コミュニティスクールの意義、学校協働活動
授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
第15回
期末レポートに向けて
調査したものをレポートにする際の注意事項
レポート作成を意識しながら、授業内容について主体的に学習する。事後に授業内容をノートに整理する。事前学習2時間、事後学習2時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
特定の教科書を用いるのではなく、適宜、プリント等を提供する。
参考書にかかわる情報
備考
授業中などに、適宜紹介する。
メッセージ
第1回目の授業(オリエンテーション)で、詳細を説明する。受講希望者多数の場合、受講許可人数を制限することがある。
キーワード
教育制度、学校経営、教職、仕組み
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
教育法規
履修条件
連絡先
tsasaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
後期金曜の授業開始前(事前連絡必要、随時メールで受け付ける)
その他、授業終了直後の時間帯など、適宜質問、問い合わせに応じる
ページの先頭へ