開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月9~10
その他
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022305002
地域教育実践研究[Practical Research into Local Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
霜川 正幸[SHIMOKAWA Masayuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
霜川 正幸 [SHIMOKAWA Masayuki], 河村 直子, 田島 大輔 [TAJIMA Daisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
生涯学習社会と自己実現、地域における各教育機能と結びつきや学校と地域の協働が求められる背景等を理解した上で、学校や学校教育と地域(学校・家庭・地域社会)の望ましい「協働」を創造し実践していくための力を養います。
その中で、学校・家庭・地域社会の連携・協働の仕組みとしての「コミュニティ・スクール」や社会教育サイドからの取組である「地域学校協働活動・本部」について探求します。
※授業形態:単独 本授業は、霜川が単独で担当しますが、他教員等の事例提供や助言を受ける場合があります。
※本授業は、学校・教育行政に勤務し、指導主事・社会教育主事や学校管理職を経験した教員が、実務経験を踏まえて実施する学社融合を基本とする実践的科目として実施するものです。
授業の到達目標
生涯学習社会における地域の教育力、学校・家庭・地域社会の連携・協働と教育活動の具体等について理論的・実践的に探求できるとともに、創造的・開発的視点をもって学校教育の質向上を考えることができる。
授業計画
【全体】
本授業は、一般目標の達成に向けて、以下の授業計画(講義、演習や活動等)で行うこととする。
(1)生涯学習の理念と構造、地域における教育力と教育機能について実践的に理解する。
(2)学校・家庭・地域社会の連携・協働の仕組み、成果と課題、今後のあり方について探求する。
(3)学校と地域社会の連携・協働による学校運営、学校教育の質向上について、講義演習や招聘講師によるケーススタディーを行う。
(4)地域教育関係団体等と連携し、グループ単位で地域における教育実践活動を実践する。
授業形態:単独 本授業は、霜川が単独で担当するが、他教員等の事例提供や助言を受ける場合がある。
また、授業においてグループワーク(少人数協議、プレゼンテーション等)や動画視聴を導入する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業概要、各自の演習課題設定、生涯学習と自己実現
授業計画を理解し、今までの本科目にかかる自分史の整理と次時以降の学習計画等について、計4時間を目安に実施する。
第2回
演習1
生涯学習と自己実現(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第3回
演習2
生涯学習、生涯学習社会の概念的理解(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第4回
演習3
生涯学習、生涯学習社会の成立と歴史的意義(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第5回
演習4
生涯学習社会と人間の学び(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第6回
演習5
学校・家庭・地域社会の教育機能と教育力(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第7回
演習6
家庭教育の現状と課題(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第8回
演習7
地域教育力の活性化と今後の課題(グループ別研究協議、プレゼンテーション)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第9回
演習8
学校と地域の協働を学ぶ 〜PTA役員に学ぶ〜(交流、協議)
講師指示による課題探求を2日間×2時間を目安に探求する。
第10回
演習9
学校と地域の協働を学ぶ 〜子ども会役員に学ぶ〜(交流、協議)
講師指示による課題探求を2日間×2時間を目安に探求する。
第11回
演習10
学校と地域の協働を学ぶ 〜公民館、交流センター職員に学ぶ〜(交流、協議)
講師指示による課題探求を2日間×2時間を目安に探求する。
第12回
演習11
地域と協働し「信頼される学校」をめざす 〜連携・協働と学校評価〜(講義演習)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第13回
演習12
地域と協働し「信頼される学校」をめざす 〜連携・協働と学校評価〜(講義演習)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第14回
演習13
地域と協働し「信頼される学校」をめざす 〜コミュニティ・スクール〜(講義演習)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第15回
総括1
地域と協働し「信頼される学校」をめざす 〜コミュニティ・スクール〜(講義演習)
講講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第16回
総括2
科目を総括するテスト
科目全体を振り返り、整理を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 30% C: 20% D: 10%
成績評価法
毎回の授業で行う小レポート、プレゼンテーション記録、学期末の筆記テスト(小論文)で評価します。
授業で行う小レポート(30%)、プレゼンテーション記録(10%)、学期末の筆記(小論文)テスト(60%)
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しませんが、講義資料は、随時、就学支援システムやストレイジ便で提供します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
学校教育を充実させ、子ども一人一人の自己実現を図るために、これからの学校教員、特に学校教員には何が求められているのか。学校・家庭・地域社会の連携・協働による「生きる力」の育成方途について、一緒に学んでいきたいと思います。
これからの時代に求められる学校や教員の姿を考える実践的な授業となります。ワークや討論も多く取り入れた授業ですので、高い意識と参画姿勢をもっての受講をお願いします。
キーワード
学校・家庭・地域社会の連携・協働、コミュニティ・スクール、地域学校協働活動・本部事業、地域と共にある学校づくり
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
地域教育実践演習
履修条件
連絡先
教育学部 教授(特命) 霜川正幸 (m-shimo@yamaguchi-u.ac.jp 083-933-5458)
オフィスアワー
授業オリエンテーションにおいて指示しますが、随時受け付ける形で対応します。
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