タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月7~8 その他 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022305004 保育実践論[Practice of Early Childhood Education(Practice of Early Childhood Education)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中島 寿子[NAKASHIMA Hisako]
担当教員[ローマ字表記]
中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、現在の保育実践の動向と課題を学んだ上で、様々な保育実践を取り上げ、その基盤となる理論について学ぶ。
講師による長年の保育実践をふまえた講義も取り入れる。
これらの学習を通して、今後身につけることが必要な資質・能力についても考える。
授業の到達目標
保育実践の現代的課題や動向、保育者に求められる資質・能力について理解することができる。様々な保育実践についての協議をもとに、保育を評価・改善するための視点を身につけることができる。
授業計画
【全体】
始めに現在の保育実践の動向と課題について学ぶ。
その後、様々な保育実践を取り上げて協議をしながら、その基盤にある理論についても学ぶ。
これらの学習もふまえて、講師による長年の保育実践をもとにした講義から、保育者として必要な資質・能力についても学ぶ。
以上の学習をもとに、自分の今後の課題についても考える。
毎回の授業の最後に授業内レポートを作成し、その内容もふまえて次回の授業を進めていく。
授業形態:単独。ただし第11回、第12回講師を招いて実施する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション/
保育実践の現代的動向と課題(1)
・シラバスをもとにしたオリエンテーション
・幼稚園教育要領等に基づく保育実践の成果と課題(1)身体を通した豊かな体験、自発的活動としての遊び
シラバスを読み、授業の概要について理解する(目安時間:2時間)。レジュメをもとに復習する(目安時間:2時間)。
第2回 保育実践の現代的動向と課題(2)
・幼稚園教育要領等に基づく保育実践の成果と課題(2)幼児理解にもとづいた評価
・保育実践について映像記録と保育者の記録をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第3回 様々な保育実践に学ぶ(1)
子どもと対話する保育①
・対話を大切にした保育とは
・保育実践例をもとに考える①
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第4回 様々な保育実践に学ぶ(2)
子どもと対話する保育②
・保育実践例をもとに考える②
・対話を大切にした保育をどのように実践するか
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第5回 様々な保育実践に学ぶ(3)
子どもと探究する保育①
・幼児期の子どもが探究するとはどういうことか
・保育実践例をもとに考える①
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第6回 様々な保育実践に学ぶ(4)
子どもと探究する保育②
・保育実践例をもとに考える②
・子どもと探究する保育をどのように実践するか
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第7回 様々な保育実践に学ぶ(5)
ICTを活用した保育①
・幼児期にふさわしいICTの活用とは
・保育実践例をもとに考える①
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第8回 様々な保育実践に学ぶ(6)
ICTを活用した保育①
・保育実践例をもとに考える②
・ICTを活用した保育をどのように実践するか
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第9回 様々な保育実践に学ぶ(7)
小学校教育との円滑な接続
・幼児が小学生になることを楽しみにするために必要な経験とは
・保育実践例をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第10回 様々な保育実践に学ぶ(8)
多岐に渡る特別な配慮と保育

・様々な配慮が必要な子どもの保育
・保育実践例をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第11回 保育という営みについて考える(1) 講師による講義:保育実践の基盤となる理論 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第12回 保育という営みについて考える(2) 講義による講義:具体的な保育実践に基づく講義 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第13回 具体的な保育実践に
基づく講義から学んだこと
講師による講義から学んだことと今後の自分の課題についての討議 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第14回 様々な保育実践に学ぶ(9)
家庭と連携した保育
・子どもの育ちを保護者にどのように伝え、共に子どもを育てる関係を築くか
・保育実践例をもとに考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
第15回 まとめ これまでの授業の振り返りとまとめ 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する。(目安時間:各2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 20%
成績評価法
授業への参加態度、授業内レポート、授業外レポートをもとに評価する。
授業への参加態度30%、授業内レポート40%、授業外レポート30%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 幼稚園教育要領解説 ISBN 9784577814475
著者名 文部科学省 出版社 フレーベル館 出版年 2018
教科書 書名 幼児の思いをつなぐ指導計画の作成と保育の展開 ISBN 9784805402993
著者名 文部科学省 出版社 チャイルド本社 出版年 2021
教科書 書名 幼児理解に基づいた評価 ISBN 9784805402832
著者名 文部科学省 出版社 チャイルド本社 出版年 2019
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 指導と評価に生かす記録 ISBN 9784805403099
著者名 文部科学省 出版社 チャイルド本社 出版年 2021
参考書 書名 子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ ISBN 9784093114295
著者名 大豆生田啓友他 出版社 小学館 出版年 2022
参考書 書名 子どもの声からはじまる保育アセスメント ISBN 9784762832574
著者名 松井剛太・松本博雄編 出版社 北大路書房 出版年 2024
参考書 書名 ICTを使って保育を豊かに ISBN 9784805887196
著者名 秋田喜代美・宮田まり子・野澤祥子編 出版社 中央法規 出版年 2022
参考書 書名 保育内容「人間関係」 ISBN 9784762832482
著者名 古賀松香編 出版社 北大路書房 出版年 2024
備考
参考書については、授業内でも紹介します。
メッセージ
キーワード
保育実践 幼稚園 幼稚園教育要領 指導計画
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
幼児教育概論 保育内容総論 幼児教育課程論 
履修条件
幼児教育コース以外の方は、幼稚園での実習を終えた後に履修してください。
連絡先
教育学部C棟436 中島研究室 TEL:083-933-5443 Email:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 昼休み 
随時メールでも対応しますので、ご連絡ください。

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