タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月7~8 その他 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022305011 理科内容開発研究[Materials Development in the Teaching of Science] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
重松 宏武[SHIGEMATSU Hirotake]
担当教員[ローマ字表記]
重松 宏武 [SHIGEMATSU Hirotake], 和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 北沢 千里 [KITAZAWA Chisato], 柴田 勝 [SHIBATA Masaru], 栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro], 佐伯 英人 [SAIKI Hideto]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
■目的
 小中学校理科に関連した発展的な内容の講義や演習、さらには教材開発を通じて、内容構成研究の原理及び教材の背後にある科学的概念・方法を深く理解するとともに、授業開発や教材分析に必要となる知識・技能を修得することを目指する。

■概要
 本授業は物理学、化学、生物学、地学を専門(教科専門)に研究している立場から、小中学校における理科(教科)内容を指導する際に必要なより詳細な知識や理論の解説を行う。さらに教材開発を通じて、より高度かつ実践的な実験指導技能等の指導も行う。
授業の到達目標
小中学校理科に関連した発展的な内容の講義・演習・教材開発を通じて、内容構成研究の原理及び教材の背後にある科学的概念・方法を深く理解し、説明することができる。
授業計画
【全体】
 本授業は学習指導要領に示された「自然に親しみ、理科の見方・考え方を働かせ、見通しをもって観察、実験を行うことなどを通じて、自然の事物・現象について問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育成する」ために実施します。
1.ガイダンス:小中学校理科内容構成研究のねらい及び特色および小中学校における子どもの発達と理科内容の段階性について理解を深める。
2.分野ごとの解説:物理学、化学、生物、地学の各分野における中心的な概念・理論に関連する授業開発と教材分析の解説を行う。
3.発表会:発表会を実施し、学習した内容、課題に関する個人発表を行う。
4.総括:授業全体を通した学びを振り返る。

 なお、授業はガイダンス(第一回)と発表会(第十三回、第十四回)は担当教員全員、残る物化生地の各分野は物理(重松)、化学(和泉)、生物(柴田、北沢)、地学(某)が担当する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス(A301号室にて実施) 小中学校理科内容構成研究のねらい及び特色。小中学校における子どもの発達と理科内容の段階性について。)(担当 重松) ガイダンス資料をよく読んで、半期で学習する大まかな内容理解をしてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第2回 物理(エネルギー)分野I 「エネルギーの見方」、「エネルギーの変換と保存」(担当 重松) 物理(エネルギー)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第3回 物理(エネルギー)分野II 「エネルギー資源の有効利用」(担当 重松) 物理(エネルギー)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第4回 物理(エネルギー)分野III 物理(エネルギー)分野の授業開発と教材分析(担当 重松) 物理(エネルギー)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第5回 化学(粒子)分野I 「粒子の存在」、「粒子の結合」(担当 和泉) 化学(粒子)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第6回 化学(粒子)分野II 「粒子の保存性」、「粒子のもつエネルギー」(担当 和泉) 化学(粒子)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第7回 化学(粒子)分野III 化学(粒子)分野の授業開発と教材分析(担当 和泉) 化学(粒子)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第8回 生物(生命)分野I 「生物の構造と機能」、「生物の多様性と共通性」(担当 柴田・北沢) 生物(生命)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第9回 生物(生命)分野II 「生命の連続性」、「生命と環境のかかわり」(担当 柴田・北沢) 生物(生命)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第10回 生物(生命)分野III 生物(生命)分野の授業開発と教材分析(担当 柴田・北沢) 生物(生命)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第11回 地学(地球)分野I 「地球の内部」、「地球の表面」(担当 某) 地学(地球)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第12回 地学(地球)分野II 「地球の周辺」(担当 某) 地学(地球)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第13回 地学(地球)分野III 地学(地球)分野の授業開発と教材分析(担当 某) 地学(地球)に関する予習と復習を行ってください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第14回 発表会I 第1-13週で学習した内容、課題に関する個人発表(第一グループ)(担当 全員) 発表会の予習並びに発表時に受けた質疑・課題を解決してください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第15回 発表会Ⅱ・総括 第1-13週で学習した内容、課題に関する個人発表(第二グループ)(担当 全員) 発表会の予習並びに発表時に受けた質疑・課題を解決してください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 50% D: 20%
成績評価法
授業への取組、発表・教材開発で評価します。
授業への取組 30%、レポート 70%(発表・教材開発等を含む)
教科書にかかわる情報
備考
文部科学省編「小学校学習指導要領解説理科編」、小学校理科検定教科書
文部科学省編「中学校学習指導要領解説理科編」、中学校理科検定教科書
参考書にかかわる情報
備考
 さらに深く学習するために必要な各種の文献なども授業中に紹介します。また、「理科教育」に関する本は数多く出版されています。自分で探す努力も惜しまないで欲しい。
メッセージ
 小中学校の教員としての実際の実験指導に役立つカリキュラムとなっています。基本的知識、実験方法及び注意点、個々の実験テーマが何の理解を目的とするものか等をしっかり押さえるよう心掛けてください。
キーワード
理科教育、授業開発、教材開発
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
重松(shigema@yamaguchi-u.ac.jp)
和泉(bec20@yamaguchi-u.ac.jp)
柴田(shibata@yamaguchi-u.ac.jp)
北沢(chisak@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
(重松)月曜日14時-18時、水曜日9時-12時、その他の平日18-23時。なお、左記以外の時間においても随時受け付けますので声をかけてください。他の各担当教員は授業内において別途示します。

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