タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火5~6 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022305013 美術授業実践基礎演習[Basic Practical Seminar on Art] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉田 貴富[YOSHIDA Takatomi]
担当教員[ローマ字表記]
吉田 貴富 [YOSHIDA Takatomi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
対話型鑑賞的の理論と方法を演習を通して習得する。
PowerPointを使用して美術の内容論を一定のテーマの下にまとめて発表することによって授業実践力を高める。
中学校検定教科書に掲載された題材例を基に授業を構想し試作品を作りながら学習指導案を書いてみる。
授業の到達目標
対話型鑑賞のねらいと方法を理解することができる。
美術の専門誌から一定の内容を抽出してまとめることができる。
文献から得た知識を用いて美術教育をより具体的に捉えて構想することができる。
対話型鑑賞を、実践者側に立って、よりアクチュアルに捉え、批判的に受容することができる。
文献の内容と対話型鑑賞に興味関心を抱き、主体的に学ぶことができる。
課題に積極的に取り組むことができる。
他の受講者と協同的に学ぶことができる。
対話型鑑賞のファシリテーターを模擬実践することができる。
美術に関する一定の内容をPowerPointを用いてわかりやすく的確に伝えることができる。
授業計画
【全体】
対話型鑑賞、ファシリテーションの理解・実践。
中学校検定教科書に掲載されている作家の研究、発表。
中学校検定教科書に掲載されている題材の教材研究。
「学びの共同体」を学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション
鑑賞指導能力向上のための3Steps(1)
原則、対面授業とします。
ただし、感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は、修学支援システムにより連絡します。


鑑賞指導能力向上のための3Steps
対話型鑑賞(1)
Step1:一方的解説型の鑑賞指導
授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第2回 鑑賞指導能力向上のための3Steps(2) 対話型鑑賞(2)
Step2:発問活用型の鑑賞指導
授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第3回 鑑賞指導能力向上のための3Steps(3) 対話型鑑賞(3)
Step3:対話的ギャラリートーク型の鑑賞指導
授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第4回 鑑賞指導能力向上のための3Steps(4) アメリア・アレナスの対話的ギャラリートーク
小学校第5学年での実践記録に学ぶ(1)
授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第5回 鑑賞指導能力向上のための3Steps(5) 小学校第5学年での実践記録に学ぶ(2) 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第6回 協働的な学び(1) 「学びの共同体」とは何か。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第7回 協働的な学び(2) 協働的・探求的な学びをつくるには。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第8回 心象表現の指導(1) 検定教科書を用いて心象表現について教材研究し発表する。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第9回 心象表現の指導(2) 検定教科書を用いて心象表現について教材研究し発表する。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第10回 機能・適応表現の指導(1) 検定教科書を用いて機能・適応表現について教材研究し発表する。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第11回 機能・適応表現の指導(2)
検定教科書を用いて機能・適応表現について教材研究し発表する。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第12回 写真や映像の指導
いわゆる現代アートの指導
写真・映像、いわゆる現代アートについて教材研究し発表する。 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第13回 『芸術新潮』1冊で授業(1) 『芸術新潮』を1冊選び、その特集記事の情報を中心に一定の内容をまとめてPowerPointを用いて発表する 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第14回 『芸術新潮』1冊で授業(2) 『芸術新潮』を1冊選び、その特集記事の情報を中心に一定の内容をまとめてPowerPointを用いて発表する 授業の振り返り・復習、宿題、予習・授業準備を合わせて4時間。
第15回 中学校の授業を構想する 検定教科書に掲載されている題材から授業を構想し、試作品のつくり、授業構想を発表する 授業の振り返り・復習、宿題を合わせて4時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: 80%
成績評価法
授業中の活動 40%
宿題 20%
発表 40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 中学校検定教科書 美術 ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
テキストについては初回の授業で説明する。
中学校美術の検定教科書。一般の書店では購入が難しいので、授業者が取りまとめて一括注文する。
参考書にかかわる情報
備考
授業の中で適宜紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「教科教育法図画工作」
美術教育選修の諸科目。
履修条件
連絡先
【吉田】
電話:083-933-5372
E-Mail:takatomi@yamaguchi-u.ac.jp
メールは便利ですが、用件にはメールで済むものと済まないものがあることを踏まえて利用しましょう。

【生嶌】
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
【吉田】
いつでも構いません。研究室ドアの所在表示が「在室」となっていればノックしてみてください。
メールでアポを取って来ていただくのが確実です。

【生嶌】
木曜12:00-16:00/生嶌研究室:教育学部C216

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