開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木9~10
演習
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022305014
技術科・ものづくり内容開発研究[Materials Development in the Teaching of Craft and Technology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
堤 健人[TSUTSUMI Kento]
ー
担当教員[ローマ字表記]
堤 健人 [TSUTSUMI Kento], 森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi], 岡村 吉永 [OKAMURA Yoshihisa], 阿濱 茂樹 [AHAMA Shigeki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中学校技術・家庭科(技術分野)の学習内容である材料と加工・生物育成・エネルギー変換・情報の技術に関する専門性を高め,技術科教育法の理論を基に,授業デザインおよび教材開発を行う。担当者の中学校技術科教諭としての勤務経験から,本講義で構想した授業や開発した教材による指導を中学生に行う際の配慮事項等も伝達する。
授業の到達目標
材料と加工・生物育成・エネルギー変換・情報の技術とそれらの体系的・系統的な教育に関する専門的知識及び技能や、思考力、判断力、表現力等を修得し、技術科教育法の理論を基にした授業デザインや教材開発ができるようになるとともに、学習内容の理解や技能の習得に向けた主体的に学習に取り組む態度を身に付けることができる。
授業計画
【全体】
はじめに,技術科教育法についての理解を深める内容を扱う。次に,技術科の学習内容を構成する材料と加工・生物育成・エネルギー変換・情報の技術についての授業デザインや教材開発を行う。
授業形態:オムニバス(第1回は堤,第2〜4回は阿濱,第5〜8回は岡村,第9〜12回は堤,第13〜15回は森岡が担当する。)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業オリエンテーション(担当:堤)
本講義のスケジュールと内容, 評価方法について把握する。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
第2回
技術科教育法その1(担当:阿濱)
ものづくりを通した技術的問題解決学習について知る。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを行う。
第3回
技術科教育法その2(担当:阿濱)
技術科の4内容と技術の見方・考え方について知る。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを行う。
第4回
技術科教育法その3(担当:阿濱)
技術科における主体的・対話的で深い学びについて知る。
ここまでの講義内容についてのレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを行う。
第5回
授業デザイン(材料と加工)(担当:岡村)
「材料と加工の技術」の授業デザインを行う。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
演習を中心とする。
第6回
教材開発(材料と加工)(担当:岡村)
デザインした授業で用いる教材を開発する。
授業デザインや教材に関するレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
演習を中心とする。
第7回
授業デザイン(生物育成)(担当:岡村)
「生物育成の技術」の授業デザインを行う。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
演習を中心とする。
第8回
教材開発(生物育成)(担当:岡村)
デザインした授業で用いる教材を開発する。
授業デザインや教材に関するレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
演習を中心とする。
第9回
授業デザイン(エネルギー変換)(担当:堤)
「エネルギー変換の技術」の授業デザインを行う。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
演習を中心とする。
第10回
教材開発(エネルギー変換)(担当:堤)
デザインした授業で用いる教材を開発する。
授業デザインや教材に関するレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
演習を中心とする。
第11回
授業デザイン(情報)(担当:堤)
「情報の技術」の授業デザインを行う。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
演習を中心とする。
第12回
教材開発(情報)(担当:堤)
デザインした授業で用いる教材を開発する。
授業デザインや教材に関するレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
第13回
技術科の安全教育(担当:森岡)
技術科の授業を想定した危険予知と安全教育について知る。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを行う。
第14回
デジタルファブリケーションのスキル(担当:森岡)
3DCADを利用した設計製図を行う。
授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
演習を中心とする。
第15回
総括(担当:森岡)
各講義を振り返り,技術科における学習の全体像を再確認し,授業デザインや教材開発の重要性を認識する。
講義内容についてのレポートを作成する。
(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 50% D: --%
成績評価法
レポート:60%,プレゼンテーション・製作品:40%
ただし,原則として5回以上の欠席は欠格とする。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
技術・家庭:技術分野
ISBN
9784304081002
著者名
竹野英敏 [ほか] 著
出版社
開隆堂出版
出版年
2020
備考
上記の書籍に加え,各講義では必要に応じてpdfやプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
図解Inventor実習 : ゼロからわかる3次元CAD
ISBN
9784627666238
著者名
船倉一郎, 堀桂太郎共著
出版社
森北出版
出版年
2021
備考
参考書は購入を推奨するものではありません。講義内容の予習・復習や,より深く学習したいと感じられたら,ぜひ手に取ってみてください。
メッセージ
キーワード
技術科教育法,材料と加工,木材加工,金属加工,生物育成,エネルギー変換,機械,電気,情報,3DCAD,デジタルファブリケーション,中学校,技術
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
技術教育選修の開設科目全般に関連します。
履修条件
この講義は,技術教育選修以外の学生の履修は認めない。
連絡先
堤 健人
TEL:083-933-5395
E-mail:kent223[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
森岡 弘
E-mail:morioka@yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5394
阿濱 茂樹
E-mail: ahama[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5392
岡村 吉永
E-mail: okasun[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5397
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい
オフィスアワー
[研究室:教育学部C棟220]
前期:火曜3コマ(12:50~14:20)
後期:火曜4コマ(14:30~16:00)
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