開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022306001
障害者福祉総論[General: Welfare for Persons with Disabilities]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
柳澤 亜希子[YANAGISAWA Akiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
柳澤 亜希子 [YANAGISAWA Akiko]
特定科目区分
対象学生
(2024年度以降入学者対象)
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教育に携わる者として、子どもの人権に対する意識を高めることを目的とする。
特別支援教育に携わる者として、障害のある人々に対する人権意識を高めるととも、家族も含めた支援体制について理解を深めることを目的とする。
障害に対する捉え方の変遷と障害のある人々を巡る国内外の動向を踏まえて、我が国の障害者福祉の基本理念と各種法令に基づくサービス、ならびに関連施策についての基本的な知識を習得する。
障害のある人々や彼らを身近で支える家族(保護者やきょうだい)が直面する問題と必要な支援について考える。
授業の到達目標
障害者福祉と児童福祉の基本理念、関連諸法や施策について理解し、障害のある人々と家族が抱える問題と福祉と教育の連携の必要性について考えることができる。
授業計画
【全体】
障害に対する捉え方や我が国の障害者福祉の基本理念、各種関連法令や施策を踏まえて、障害のある人々の権利擁護のためにどのような制度があり、支援やサービスが提供されているのかについて説明する。
障害のある人々だけではなく彼らを身近で支える家族(保護者やきょうだい)の心情についても理解を深め、彼らが直面している問題と必要な社会的支援について解説する。
障害のある人々の人権について、グループディスカッションを通して考える。
授業の進度等により授業計画を変更する場合がある。
本授業の担当形態は単独。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
「福祉」とは?「障害」とは?
授業の目標と進め方、シラバス及び成績評価の方法についての説明
あなたがイメージする「福祉」、「障害」とは?
事前にシラバスに目を通しておくこと。
授業計画を踏まえて予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
障害の捉え方の変遷と「障害」の定義
世界保健機構(WHO)による障害概念
障害者の権利条約や障害者基本法等における障害の定義
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
障害者福祉の理念と変遷
障害者福祉の歴史的変遷と基本理念及び原則
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
障害者と人権①
障害のある人々に対する人権侵害
障害者虐待防止法、障害者差別解消法
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
動画視聴予定
第5回
障害者と人権②
第4週の授業を踏まえて障害のある人々の個人の尊厳と権利保障についてグループディスカッション
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
グループディスカッションと発表
第6回
子どもの権利と関連法令等
子どもの権利条約、子ども基本法、児童福祉法の理念と目的
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
障害児通所支援①
児童発達支援と保育所等訪問支援の法的定義と理念及び役割、支援内容
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
障害児通所支援②
放課後等デイサービスの法的定義と役割、発達支援の視点と内容
教育・福祉・家庭との連携
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
動画視聴
第9回
障害者福祉を支える制度①
身体障害者福祉法と知的障害者福祉法の理念と目的、関係機関と専門職の役割
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
障害者福祉を支える制度②
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、発達障害者支援法の理念と目的、関係機関と専門職の役割
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
障害児・者の家族支援①
保護者の障害受容のプロセス、保護者への関わりにおける留意点
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
動画視聴
第12回
障害児・者の家族支援②
障害児・者の家族支援に関する施策、地域における家族支援の取組
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
障害児・者の家族支援③
障害児・者のきょうだいが抱える問題と支援
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
動画視聴予定
第14回
障害者の雇用・就労①
障害者の就労実態と課題、障害者雇用・就労支援の仕組みと関連施策
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
障害者の雇用・就労②
山口県内の企業(含む特例子会社)での障害者雇用の実際
授業計画に沿って、授業資料を参照し予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
外部講師(障害者雇用をしている企業)を招いての授業を予定している
第16回
期末試験
期末試験
期末試験に向けた総復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記試験70%、コメントシート10%、グループワーク・グループディスカッションなど授業への参加態度20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて関連書籍や資料を紹介する。
メッセージ
キーワード
障害者福祉、児童福祉、障害概念、人権、家族支援、法制度
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:C434号室
E-mail:yanagisawa@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日5コマ
事前に上記連絡先に問い合わせてください(上記の時間帯以外を希望する場合には相談に応じます)。
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