タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022306008 聴覚障害教育総論[General Theory of Education for the Auditorily Impaired] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
相澤 宏充[AIZAWA Hiromitsu]
担当教員[ローマ字表記]
相澤 宏充 [AIZAWA Hiromitsu], 須藤 邦彦 [SUTOH Kunihiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
聴覚に障害がある幼児児童生徒の教育を考えるためには、まず、聞こえの状態やその補償について理解し、それらの問題から引き起こされる、言語発達やコミュニーケーション上の問題を理解することが重要である。本授業では、聴覚障害児教育を理解する上で、根幹となる知識を習得することを目指し、それらを関連づけて紹介してゆく。
授業の到達目標
聴覚障害児の聞こえについて理解する。聴覚障害児の言語の発達について基礎的な知識をもつ。聴覚障害児の指導に関わる専門的な知識の基礎を習得する。各指導法が、どのような歴史から生じたのか、また心理学的な知見といかに関連するのか考えることができるようになる。
授業計画
【全体】
聴覚障害の聞こえの特徴やその発達を確認した後、聴覚障害児教育の基本的な事項をトピック形式で取り上げる。指導法については、教育の歴史的な背景とあわせて紹介する。また、近年その重要性の増しつつあるリテラシー(読み書き能力)の教育についても述べる。
(授業形態:単独)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 聴覚障害の定義
聴覚障害の種類と聴覚障害児の聞こえの特徴
授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第2回 聴覚障害児教育の歴史
聴覚障害児教育におけるコミュニケーションモードについて説明した上で、海外や日本における聴覚障害の教育方法の変化について述べる。
授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第3回 聴覚障害児教育における言語指導方法論
聴覚障害児の言語発達の概要とそれを踏まえた指導方法の基礎を述べる。

授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第4回 手話、バイリンガル教育とろう文化 手話の種類、ろう文化と障害認識、バイリンガル教育を紹介する。 授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第5回 聴覚障害児のアセスメントと聴力検査 (1) 聴力検査とフィッティング (2) 言語力の検査について述べる。また、併せて、人工内耳やその他の機器についても説明する。 授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第6回 教育課程 教育課程の特徴と早期発見・早期教育と両親援助について述べる。 授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第7回 聴覚障害児のリテラシーとその教育
読み書きの発達と聴覚障害児の読み書きについて述べる。
授業の資料に基づき復習(最終課題のレポートの準備時間)(2時間)
第8回 まとめ
授業のまとめと今後の教育を展望する。またレポート課題について説明を行う
授業内容の確認とそれを発展させたレポート課題を行うため、すべての授業の復習時間を総計し、レポート作成の学習をおこなう。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト・授業内レポート20%、宿題・授業外レポート80%
教科書にかかわる情報
備考
こちらで準備した物を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 デフ・スタディーズ ろう者の研究・言語・教育 ISBN 9784750341392
著者名 マーク・マーシャーク、パトリシア・エリザベス・スペンサー 出版社 明石書店 出版年 2015
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
連絡担当教員(須藤):suto@yamaguchi-u.ac.jp

授業時間以外の質問・相談は、原則としてまず、連絡担当教員に連絡すること。
オフィスアワー
メールにて随時受け付けます。

授業時間以外の質問・相談は、原則としてまず、連絡先の連絡担当教員のアドレスに連絡すること。

ページの先頭へ