タイトル

開講年度 開講学部等
2026 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中 講義 3.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022901001 教育課程論(カリキュラム・マネジメントを含む。)A[Curriculum Theory(Including Curriculum Management)A] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
松村 納央子[MATSUMURA Naoko]
担当教員[ローマ字表記]
松村 納央子 [MATSUMURA Naoko], 田中 智輝 [TANAKA Tomoki]
特定科目区分   対象学生 〔人・経・理・工・情・農〕 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメント(目標・内容の組織化/資源活用/PDCA)を行う意義を理解する。
また、教育課程を編成するための基礎的な手順を模擬実践を通して身につける。(授業形態:単独)
授業の到達目標
・中等教育段階にある学校教育の基本を理解している。
・教育課程編成にあたって配慮する事柄について理解している。
中学校・高等学校で学ぶ生徒の成長発達、学習に対してどのような内容と方法を選択・配列することが望ましいか、その判断基準を受講生自身のことばで示すことができる。
・受講生自身が取得しようとしている校種・教科に関わる教育課程をはじめ、他校種・他教科との関連について積極的に情報収集する。
・グループ活動において自身の見解を表明すると共に、他者と協調でき、よりよい対応・解決を図ろうとする態度を示す。
・Word(文書作成)またはExcel(表計算)等、任意のソフトを用いて学校教育活動計画を作成する。
授業計画
【全体】
教育課程の意義と歴史、教育課程編成の原理と方法に関する知識をふまえて、教育課程を編成するための基礎的な手順を模擬実践を通して身につける。
授業前半(第1~8回)は教育課程編成についての基礎的事項を考察する。学校教育制度と学習指導要領の基礎、資質・能力と「深い学び」、教科等の「見方・考え方」、探究のプロセスと「現代的な諸課題」を理解し、教材・学習活動・評価の紐づけを体験的に学ぶ。
後半(第9~15回)はグループ活動によってカリキュラム・マネジメント(設計―運用―評価―改善)に関する議論の機会を設ける。高校(総合学科を含む)をモデルに、年間指導計画・パフォーマンス課題・ルーブリックを作成・相互評価する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 学校教育と教育課程の全体像-学校において教育課程はなぜ編成されるのか、公教育の目的を踏まえて 学校教育制度(教育基本法・学校教育法)と学習指導要領の役割(質保証)を概観する。 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第2回 学習指導要領の構造-小中高比較(教育課程の類型論) 学校種によって「経験」と「系統」、どちらを中核に置くと教育目的を達成できるか(という問いは有効か)を念頭に、施行規則上の時数・単位の枠組み、卒業要件の基本を整理する。
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第3回 資質・能力/主体的・対話的で深い学び/見方・考え方  三つの柱(知識・技能/思考・判断・表現/学びに向かう力)と教科等の「見方・考え方」の定義・運用を考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第4回 探究のプロセスと評価の視点 「課題設定→情報収集→整理・分析→表現→次課題の循環」と、形成的評価の据え方について考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第5回 現代的な諸課題と教科等横断の視点 
解説総則に示される横断テーマの扱い方(例:防災・健康・情報の信頼性等)と単元内接続を設計するにあたっての配慮事項を考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第6回 教材研究と学習活動設計(Ⅰ) 
「何を学ぶか―どう学ぶか―何ができるか」を一体で設計するにあたって、言語活動・比較・可視化の技法に着目して考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第7回 教材研究と学習活動設計(Ⅱ)  「主体的、対話的で深い学び」成立に向けての教育内容の設定と配列に注目し、活動配列の改善について考える 
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第8回 「総合的な探究の時間」の設計/時間割とブロック 週1ブロック等の長時間学習、学外資源活用、伴走体制の設計論(個人探究の事例も参照)について考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第9回 カリキュラム・マネジメント(CM)の基礎 
学校全体の設計―運用―評価―改善の循環、資源配分、潜在的カリキュラムの視点を整理する 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第10回 高等学校の教育課程(総合学科モデル)の読み解き  必履修・選択・単位数・総合的な探究の時間の配当を読み解き、学年配当と到達目標の接続を検討する 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第11回 カリキュラム・マネジメントの実際(1)-教育目標の設定 自分ならどのような年間目標をすえるか、その上でどのような教育活動が必要か、到達目標―学習活動―評価(証拠)をマッピングする 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第12回 カリキュラム・マネジメントの実際(2)
-教育内容の選択と配列、人的・物的資源の組み合せ
教育活動を展開するにあたって、教材や方法としてなにを採用するか。またどのような場を設定するか。長時間活動(ブロック)と学外資源の組込み、個別最適×協働の視点を踏まえて考える 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第13回 カリキュラム・マネジメントの実際(3)-ルーブリックの作成 1年間を通じて学習者にも「できる」「できた」を実感し、次の学びへとつなげる評価方法として、観点×段階の行動記述、証拠(成果物・プロセス)と整合するルーブリックを設計する 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第14回 カリキュラム・マネジメントの実際(4)-学習者自身の評価と教師の授業改善としての「指導と評価の一体化」 学習者自身の評価が、教育する側にとって何をもたらすか考えながら、形成的評価のフィードバック設計、自己評価票の実施・教員評価とのすり合わせ方を設計する 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第15回 カリキュラム・マネジメントの実際(5)-「社会に開かれた教育課程」とするには これまで考察した教育課程から何が学べるか(同時に、何を学ぶには不足しているか)、年間指導計画と評価設計を相互発表する 授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: --% C: --% D: 5%
成績評価法
授業内の振り返りレポート 30%
学期末課題 70%
ルーブリック等の評価基準
ファイル名 備考
ルーブリック等の評価基準 教育課程論_ルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編 ISBN 9784827815597
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東山書房 出版年 2018
教科書 書名 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編 ISBN 9784491036397
著者名 [文部科学省編] 出版社 東洋館出版社 出版年 2019
備考
書籍が入手できない場合には、文部科学省より各校種の学習指導要領解説 総則編をダウンロードしてください。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 中学校学習指導要領(平成29年告示) ISBN 9784827815580
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東山書房 出版年 2018
参考書 書名 高等学校学習指導要領 (平成30年告示) ISBN 9784827815672
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東山書房 出版年 2019
備考
書籍が入手できない場合には、文部科学省より各校種の学習指導要領をダウンロードしてください。その他参考書に関しては授業時間内で適時紹介します。
メッセージ
特別な配慮が必要な人は事前に相談してください。相談がない場合は、等しく授業への参加を求めます。
修学支援システムまたはMoodle上の「授業情報」や「アンケート回答」を定期的に確認してください。
キーワード
教育課程、学習指導要領、カリキュラム・マネジメント、教科等横断的な視点、年間指導計画、探究、評価
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
a0a12199@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
集中講義ですので、学習相談については原則メールにて事前に相談してください。

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