タイトル

開講年度 開講学部等
2026 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1031110008 金融システム論[Theory of Financial System] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
兵藤 隆[HIYOHDOH Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
兵藤 隆 [HIYOHDOH Takashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
わが国のみならず、金融システムは時代と共に大きく変貌している。金融システムの基本理論を理解し、今後どのように変化していこうとしているのかを解説する。
授業の到達目標
我が国の金融システムについて深く理解し、他国と比較しながら特徴について説明できるようになる。
授業計画
【全体】
金融理論に関するよりアドバンスな知識習得を目指していますので、金融経済論を受講後の学生を想定した講義となります。金融経済論を未受講の場合は、先に金融経済論を受講していることが望ましいです。ただし、金融経済論を未受講でも受講そのものは制限しません。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス この講義の概要と今後の講義計画および評価ルールについて説明する 評価方法など細かいルールを理解し、翌週からの講義に備えて新聞に目を通し、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第2回 金融システムと決済システム 電子マネーや電子決済などの新しい技術は金融システムにどのような影響を及ぼしているのか、また我が国のデジタル化は世界と比べてどの程度進んでいるのか、または遅れているのかを説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第3回 金融システムと決済システム デジタル化と金融包摂(金融排除)の関係性、また、中央銀行デジタル通貨の発行について説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第4回 中小企業金融 我が国の中小企業の抱える問題と資金を提供する金融機関の問題、さらに資金を必要とする中小企業には大企業と比較してどのような障壁があるのかについて説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第5回 中小企業金融 中小企業の資金調達をより効率的にするために何が必要なのか、事業制評価とはなにかについて説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第6回 証券化とはなにか 金融工学の技術革新により証券化(セキュリタイゼーション)が進む現状およびサブプライムローン問題やリーマンショックをもたらした背景について説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第7回 証券化とはなにか 新しい金融商品の開発とリスク管理について説明する。NFT(Non-Fungible Token)や暗号資産についても触れる。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第8回 郵政民営化とはなんだったのか 郵便貯金の成立と歴史、および財政投融資制度について説明し、民営化が促されるようになった背景について説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第9回 郵政民営化とはなんだったのか 民営化後の金融システムの変化と民営化の是非について議論するためのマテリアルを提供する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第10回 中央銀行と量的・質的緩和政策 異次元緩和と称される金融政策とは一体どのようなものであったのかについて説明する。また、日銀総裁の交代によりなにが変わるのか変わらないのかを議論するためのマテリアルを提供する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第11回 中央銀行と量的・質的緩和政策 金融政策とデフレおよびインフレの関連性について説明し、他国の金融政策と比較した我が国の金融政策の妥当性について議論するために必要なマテリアルを提供する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第12回 銀行業への異業種参入と金融システムの変化 従来の銀行業の業態変化や異業種からの銀行業参入について説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第13回 AIと金融システム 信用スコアリングや融資判定などAIが金融システムに活用されるようになった場合どのような変化が予想されるのかを説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第14回 国際通貨システム 欧州の共通通貨ユーロ誕生の流れや目指しているもの、英国のBrixit問題やアジア共通通貨の可能性などについて説明する。 新聞に目を通し、関連する記事を読みながら、金融システムへの関心を高めておくこと(目安時間:二時間程度)
第15回 レビュー これまでのまとめをし、アドバンスな知識が身についたかどうか、また、議論ができるだけのベースができたかを確認する。 受講生同士で短時間でも議論ができるかどうかを実際に体験してもらいたい。(目安時間:二時間程度)
第16回 時間内レポート 60分でレポートを作成する。 全体を振り返りしっかりと復習する。(目安時間:三時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
欠格条件 出席率75%未満(出席率が75%未満の場合にはレポートの評価ができません)
期末レポート 100%
教科書にかかわる情報
備考
講義資料についてはすべてオンラインで配布します。URL等は講義中に提示します。
参考書にかかわる情報
備考
実際に起きている金融システムの変化を理解するためにも日本経済新聞の購読を薦めます。購読が難しい場合には、図書館等でチェックするように習慣づけてください。
メッセージ
ややアドバンスドな内容になりますが、最後まで集中して理解しましょう。
キーワード
金融システム、ファイナンス、銀行、郵政民営化、中小企業、国際通貨制度
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
金融経済論、マクロ経済学、ミクロ経済学、国際金融論
履修条件
金融経済論をすでに履修していることが望ましい。
連絡先
thyodo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
平日 12:00~13:00

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