開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木1~2
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031110012
公共政策論[Public Policy]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
富田 愛優
ー
担当教員[ローマ字表記]
富田 愛優
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
《 概要 》
・公共政策とは、公共的な問題、つまり「社会において解決すべき問題であると認識された問題」を解決する
ための、解決の方向性と具体的な手段のことを指します。
・この講義では、公共政策がどのようにして生まれ、実施されるのかを学びます。
《 目的 》
・社会問題を構造的に捉え、さまざまな分野の知識を用いた多角的な視点から解決策を考えられるような力を
身につけること
授業の到達目標
・公共政策とは何かを知る
・公共政策のプロセス(政策問題の発見と定義,解決案の設計,政策の決定,政策の実施,政策の評価)を把握し、
各段階がどのように行われるかについて基本的な知識を得る
・公共政策学の基本的な考え方や手法を理解する
・自分が関心を持つ社会問題に対し、公共政策学の考え方や手法を用いて解決に向けた方針や具体的手段を考案する
ことができるようになる
授業計画
【全体】
・この授業は輪読がメインです。
・初回の授業で輪読の順番決めを行います。
・受講者には自分が担当する章を資料にまとめて、発表してもらいます。
・担当者の発表ののち受講者全員でディスカッションを行うため、自分の担当の箇所以外も予習と復習が必須です。
・授業の流れは以下の通りです。
担当者による発表 → 教員による補足 → ディスカッション
※ 履修状況によっては授業計画を大幅に変更することがありますので、あらかじめご了承ください
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
&
輪読の順番決め
授業の概要や成績評価方法、履修上の注意点などについて説明します。また、輪読の順番決めも行います。
特になし。
第2回
輪読①
第1章 なぜ公共政策学か
教科書の1つ目に挙げたテキストの第1章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第1章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第3回
輪読②
第2章 問題
− いかに発見され、定義されるのか
教科書の1つ目に挙げたテキストの第2章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第2章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第4回
輪読③
第3章 設計
− 解決案を考える
教科書の1つ目に挙げたテキストの第3章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第3章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第5回
輪読④
第4章 決定
− 官僚と政治家の動き
教科書の1つ目に挙げたテキストの第4章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第4章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第6回
輪読⑤
第5章 実施
− 霞ヶ関の意図と現場の動き
教科書の1つ目に挙げたテキストの第5章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第5章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第7回
輪読⑥
第6章 評価
− 効果の測定と活用
教科書の1つ目に挙げたテキストの第6章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第6章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第8回
輪読⑦
第7章 公共政策をどのように改善するか
教科書の1つ目に挙げたテキストの第7章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第7章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第9回
輪読⑧
第1章 戦後の政治経済体制
教科書の2つ目に挙げたテキストの第1章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第1章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第10回
輪読⑨
第2章 グローバル化の政治経済学
教科書の2つ目に挙げたテキストの第2章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第2章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第11回
輪読⑩
第3章 資本主義の多様性
教科書の2つ目に挙げたテキストの第3章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第3章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第12回
輪読⑪
第4章 福祉国家の多様性
教科書の2つ目に挙げたテキストの第4章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第4章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第13回
輪読⑫
第5章 福祉国家の政治経済学
教科書の2つ目に挙げたテキストの第5章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第5章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第14回
輪読⑬
第6章 福祉国家のゆくえ
教科書の2つ目に挙げたテキストの第6章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第6章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第15回
輪読⑭
第8章 不平等と再分配
教科書の2つ目に挙げたテキストの第8章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第8章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第16回
輪読⑮
第9章 経済成長と政治
教科書の2つ目に挙げたテキストの第9章を学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第9章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: --% D: 60%
成績評価法
成績評価方法は以下の通りです。
・プレゼンテーション:60%
・ディスカッション :40%
※ 毎回出席をとります
※ 5回以上欠席した場合は単位を取得することはできませんので、ご注意ください
教科書にかかわる情報
教科書
書名
入門公共政策学 : 社会問題を解決する「新しい知」
ISBN
9784121024398
著者名
秋吉貴雄著
出版社
中央公論新社
出版年
2017
教科書
書名
政治経済学 : グローバル化時代の国家と市場
ISBN
9784641150799
著者名
田中拓道 [ほか] 著
出版社
有斐閣
出版年
2020
備考
この2つのテキストに沿って講義を行います。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
公共政策学の基礎
ISBN
9784641184497
著者名
秋吉貴雄, 伊藤修一郎, 北山俊哉著
出版社
有斐閣
出版年
2020
備考
ここに挙げたもの以外も授業内で別途紹介することがあります。
メッセージ
※ 履修にあたり、以下の内容をよく読んでください
・基本的には輪読形式で授業を実施します。
・教科書は事前に買っておくようにしてください。
・この授業では予習と復習を行うことを必須とします。
・受講者に対し、毎回の授業で積極的に発言を求めます。
(一言も発さないことは滅多にないと思ってください。)
・グループごとにディスカッションを行なってもらうこともあるかもしれません。
・よく考えた上で履修をしてください。
キーワード
公共政策 経済学 財政学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
・ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎知識を必要とする
・財政学の講義の履修経験があることが望ましい(なくても履修は可能)
連絡先
問合せや相談等がある場合は、以下のアドレスにメールをしてください。
ayu_tomita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワーは設けていません。
事前にメールでアポイントメントをとってください。
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