開講年度
開講学部等
2026
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月1~2
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031110020
地域経済論[Regional Economics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
齋藤 英智[SAITOH Hidetomo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
齋藤 英智 [SAITOH Hidetomo]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地域における経済現象とその主要な理論・モデルについて学ぶ。経済学を基礎とし、空間という要素を取り入れてヒト、モノ、カネ、情報の動きを見ていく。
わが国は人口減少社会に入り、少子化・高齢化の問題が深刻になるなかで、地域特性を活かした地域づくりが進められている。経済のグローバル化が叫ばれる一方で、人々の生活の基盤である地域の役割はますます重要な局面を迎えている。地域には、地域内や地域間での財・サービスやヒトの往来、さらには大都市がある一方で農村もあり、単に地域といってもさまざまな形態がみられ、地理的特性や人口構成、産業構造などによっても異なる。
これら地域経済に関わる諸活動や地域の構造を理論的な観点から学んでいくとともに、地域に関連するデータや取り組み事例を見ながら、地域の比較や分析を行い、地域づくりや地域活性化について考える。
授業の到達目標
経済学の基礎理論・モデルに基づいた地域経済の実態と地域政策についての専門的知識を理解することができる。問題に対する多面的な見方を培い、それに対処するための論理的な道筋をつけることができる。日ごろから抱いている地域経済に関する疑問を学問的観点から論理的に捉えることができる。疑問に思ったことは自ら積極的に調べることができる。理論・モデルに基づいてデータを正しく処理・分析し、レポートが作成できる。パソコン(ワード、エクセル)を利用して地域データを加工・分析し、レポートを作成することができる。
授業計画
【全体】
1.地域の抱える課題と対策、2.地域経済に関する理論・モデル、3.地域データによる現状分析、の3つの点を中心に授業を行う。
授業は配布資料、パワーポイント、板書を用いて進める。
授業では地域データに基づく図表も適宜提示しながら、その見方・背景を考えるとともに、図表の作成方法や分析方法を適宜紹介することによって各自で図表の作成や分析ができるようにする。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
・授業の進め方
・成績評価の方法
・注意事項
・シラバスの確認(学修時間の目安:1時間)
・配布資料の復習(学修時間の目安:2時間)
第2回
地域経済とは何か
・地域とは何か
・地域経済学とは何か
・地域の特性
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第3回
地域の課題
・地域間格差
・経済のグローバル化と地域経済
・産業空洞化
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第4回
国土開発と地域政策
・国土開発の歴史
・社会資本の整備
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第5回
地方分権と市町村合併
・地方分権の意義
・地方財政とふるさと納税
・市町村合併と道州制
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第6回
地域の人口
・地域の人口動態
・少子化と高齢化
・合計特殊出生率と消滅可能性都市
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
・授業外レポートの作成(学修時間の目安:5時間)
第7回
東京一極集中
・昼夜間人口
・東京(大都市)への集中
・東京一極集中の是正
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
・授業外レポートの作成(学修時間の目安:5時間)
第8回
都市の成長と都市集積の経済性
・都市集中のメカニズム
・都市集積の経済性
・都市の成長と衰退
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第9回
経済立地の理論
・中心地理論
・農業、商業、工業、住宅の立地
・土地利用の形態
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第10回
地域の産業
・産業分類
・産業構造の変化
・特化係数
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
・授業外レポートの作成(学修時間の目安:5時間)
第11回
地域政策
・SWOT分析
・地域課題への取り組み
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
・授業外レポートの作成(学修時間の目安:5時間)
第12回
都市と農村
・都市と農村の役割
・中山間地域と農村
・農村の存続
・コンパクトシティとネットワーク
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第13回
地域資源と地域ブランド
・地域資源と地場産業
・地産地消と6次産業化
・地域ブランド
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第14回
まちづくりと地域活性化
・観光振興
・まちづくりの源泉
・地域活性化
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第15回
地域の持続的発展
・経済・社会・環境の各側面を考慮した地域の持続的発展
・授業全体のまとめ
・配布資料の予習・復習(学修時間の目安:3時間)
第16回
期末試験
・筆記試験(全て持込不可)
・授業全体の復習(学修時間の目安:15時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験:50%、授業外レポート(2回程度):20%、その他(授業毎のコメントシートの提出等):30%により総合的に評価する。
※授業外レポートやコメントシート等の提出物の提出回数により欠格となる場合がある。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず、教材として適宜資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
地域経済学
ISBN
4641084912
著者名
宮本憲一・横田茂・中村剛治郎
出版社
有斐閣
出版年
1990
参考書
書名
現代都市経済学(第2版)
ISBN
4535550204
著者名
宮尾尊弘
出版社
日本経済評論社
出版年
1995
参考書
書名
都市と地域の経済学
ISBN
4641085765
著者名
中村良平・田渕隆俊
出版社
有斐閣
出版年
1996
参考書
書名
地域分析入門(改訂版)
ISBN
4492312390
著者名
大友篤
出版社
東洋経済新報社
出版年
1997
参考書
書名
(改訂版)地域経済学と地域政策
ISBN
4947553340
著者名
H.アームストロング・J.テイラー(佐々木公明監訳)
出版社
流通経済大学出版会
出版年
2005
備考
その他、授業中に適宜紹介する。
メッセージ
地域経済論は、ミクロ経済学、マクロ経済学を基礎とする応用の分野となります。これらの理論を良く理解していることが望まれます。
理論や方法論といった抽象的な部分もありますが、出来る限り地域独自の問題や実際のデータを取り上げ、今日の地域問題を考えられるようにします。
また、理論と現実を融合させた考え方を身につけるために、データによる分析も行ってもらいますので、パソコン(ワード、エクセル)等が使えるようになることもレポート作成上必須です。
一連の作業を通じて地域の問題に関心をもち、自分の考えをまとめられるようになることを目標とします。
キーワード
地域経済、都市経済、中山間地域、地域活性化、まちづくり
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
ミクロ経済学、マクロ経済学、産業連関論、地方財政論、地域福祉社会学、日本経済論、観光経済学
履修条件
連絡先
hidetomoa[at]yamaguchi-u.ac.jp
メールで質問や問い合わせを行う際は、メールの件名に“【地域経済論】氏名”を必ず明記してください(件名がない場合はメールを開きません)。
オフィスアワー
研究室(経済学部A棟4階425研究室)在室中はいつでも研究室に来ていただいて結構ですが、できれば事前に上記「連絡先」に従ってメールを送信してください。
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