開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月1~2
4.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031110052
国際マクロ経済学[International Macroeconomics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
前田 直哉[MAEDA Naoya]
ー
担当教員[ローマ字表記]
前田 直哉 [MAEDA Naoya]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代の国際経済社会で起きている諸問題を捉えるためには、マクロ経済学の開放経済モデルを正しく理解することがまず必要になる。本講義の目的は「開放マクロ経済モデルⅠ」「開放マクロ経済モデルⅡ」「通貨危機の理論と実際」について理解することにある。
授業の到達目標
国際マクロ経済学を理解するために必要な知識が身につく。国際経済問題を理論的に捉えて、その原因を掘り下げて思考できるようになる。国内経済の動向だけでなく、国際経済の動向にも関心が向かうようになる。遅刻や欠席をせず、授業に積極的に参加する。
授業計画
【全体】
(1)国際マクロ経済学の長期モデル
(2)国際マクロ経済学の短期モデル
(3)通貨危機モデル
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の進め方
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第2回
開放マクロ経済モデルⅠ(1)
購買力平価、裁定取引、国際経済における一物一価の法則、名目為替相場と実質為替相場、実質為替相場の解釈
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第3回
開放マクロ経済モデルⅠ(2)
購買力平価説の拡張、購買力平価説に関する諸問題
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第4回
開放マクロ経済モデルⅡ(1)
貿易収支、為替相場、実質GDPの短期理論、弾力性アプローチ、Jカーブ効果、パス・スルー効果
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第5回
開放マクロ経済モデルⅡ(2)
マーシャル=ラーナー条件、Jカーブ効果、パススルー効果の数値例
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第6回
開放マクロ経済モデルⅡ(3)
IS-LMモデル分析とその数値例
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第7回
開放マクロ経済モデルⅡ(4)
開放経済下の金融・財政政策、マンデル=フレミング・モデル分析の前提、変動相場制下の金融政策の効果、変動相場制下の財政政策の効果
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第8回
開放マクロ経済モデルⅡ(5)
固定相場制と外国為替介入、固定相場制下の金融政策の効果、固定相場制下の財政政策の効果
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第9回
開放マクロ経済モデルⅡ(6)
国際金融のトリレンマ、為替相場制度の選択、マンデル=フレミング・モデル分析の数値例
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第10回
復習と中間試験
テキスト、授業資料、電卓の持ち込み可
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第11回
通貨危機の理論と実際(1)
国際金融危機とは、第1世代モデル、通貨危機が起こるタイミング
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第12回
通貨危機の理論と実際(2)
ゲーム理論とその数値例
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第13回
通貨危機の理論と実際(3)
第2世代モデル、各モデルから見た通貨危機の事例
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第14回
通貨危機の理論と実際(4)
第3世代モデル、通貨危機が他国に伝染する経路、第3世代モデルの事例、危機防止への取り組み
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第15回
総括
全ての回のまとめ
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第16回
期末試験
テキストと電卓の持ち込み可
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のクイズ、中間試験、期末試験で評価します。
授業内のクイズ20%、中間試験30%、期末試験50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
『国際金融論のエッセンス』
ISBN
9784830951268
著者名
高浜光信・高屋定美編著
出版社
文眞堂
出版年
2021
備考
授業資料は修学支援システム上の「講義資料」を通じてオンライン配布します。この授業資料を各自でプリントアウトして、各回の授業に持参してください。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
(1)試験問題は基本的にテキストから出します。
(2)簡単な算数式を用います。高度な数学式を使うことはありません。
(3)四則演算を使用することがあるので、電卓を授業に持参してください。
(4)授業計画は進行状況に応じて変更される場合があります。
キーワード
国際マクロ経済学の長期モデル、国際マクロ経済学の短期モデル、通貨危機モデル
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、金融経済論、国際金融論
履修条件
連絡先
授業に関する質問については、授業前後または修学支援システム上の「メッセージ」を通じて行ってください。
オフィスアワー
修学支援システム上の「メッセージ 」を通じて、アポイントメントを取ってください。
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