開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金1~2
4.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031120006
多国籍企業論[Theory of Multinational Enterprises]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
有村 貞則[ARIMURA Sadanori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
有村 貞則 [ARIMURA Sadanori]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
国境を越えてビジネスを展開することを国際化といい、その中でも海外に子会社を設けて国際的にビジネスを展開している企業のことを多国籍企業という。この講義では、多国籍企業のビジネス展開について、1)その歴史的変遷(日本企業を中心に)、2)生産・販売・人事などの職能別戦略、3)新興国への進出、4)その他の新潮流(クロスボーダーM&Aやサービス産業における多国籍化など)の4つの側面から考察を行う。
授業の到達目標
1.国際ビジネスの基本的仕組みや特徴を説明できる。2.国際ビジネス研究における基礎的理論を説明することができる。3.国際ビジネスの最近の展開を説明することができる。
4.各種の事例学習を通して国際ビジネスのベスト・プラクティスを判断することができる。5.国際ビジネスが社会に及ぼす正の側面と負の側面を判断できるようになる。
授業計画
【全体】
国際ビジネスを理解する上で必要な基礎的概念を学習した後に、1)その歴史的変遷(日本企業を中心に)、2)生産・販売・人事などの職能別戦略、3)新興国への進出、4)その他の新潮流の順で学習していく。なお、状況により授業や試験等の実施形態を変更する場合があります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業の目的・進め方などの説明
授業終了後にテキストの指定箇所を読む。企業の国際化に関する記事や報道を検索する。(目安時間:2時間)
第2回
基礎的概念
国際化、多国籍化、グローバル化の違いについて
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する。また、企業の国際化に関する記事や報道を検索する。(目安時間:4時間)
第3回
基礎的概念
対外直接投資について
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する。日本の対外直接投資データを検索し、近年の直接投資動向を把握する(目安時間:6時間)
第4回
国際ビジネスの歴史的変遷
日本企業の国際ビジネスの変遷と課題1
事事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)
第5回
国際ビジネスの歴史的変遷
日本企業の国際ビジネスの変遷と課題2
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する。(目安時間:4時間)
第6回
国際ビジネスの歴史的変遷
グローバル企業の国際経営戦略と組織
授事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)
第7回
国際ビジネスの職能別戦略
国際マーケティング
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)
第8回
国際ビジネスの職能別戦略
国際生産
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第9回
国際ビジネスの職能別戦略
国際人的資源管理
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第10回
新興国への進出
中国と日本企業
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第11回
新興国への進出
ベトナムと日本企業
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する。またベトナムに関連する動画を視聴し、レポートを作成する(目安時間:6時間)。
第12回
新興国への進出
インドと日本企業
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する。また、インドに関連する動画を視聴し、レポートを作成する(目安時間:6時間)。
第13回
新興国への進出
アフリカと日本企業
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第14回
その他の新潮流
ツーリズムと国際ビジネス
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第15回
その他の新潮流
多様性と国際ビジネス
事前にテキストの指定箇所を熟読する。終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)。
第16回
期末テスト
期末テスト
期末テスト勉強(目安時間:最低10時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 15% C: 20% D: 5%
成績評価法
学期末の期末テスト80%、授業内・外の課題20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
安室憲一の国際ビジネス入門
ISBN
9784561257288
著者名
安室憲一、古沢昌之、山口隆英
出版社
白桃書房
出版年
2019
備考
必要に応じて事前に提示する。
参考書にかかわる情報
備考
必要な参考書等があれば、授業中に指示する。
メッセージ
事前の予習、特にテキストの学習は必ず行ってください。
キーワード
国際ビジネス 新興国 日本企業 多国籍化
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
国際経営論
履修条件
連絡先
経済学部A202
E-mail:arimuras@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日14:00から15:00。なお、会議等で不在の時もありえますので、メールにて事前にアポイントをとってください。
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