開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031120020
マーケティング論[Marketing]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
王 慧娟[Ou Keiken]
ー
担当教員[ローマ字表記]
王 慧娟 [Ou Keiken]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、顧客創造を中心に、企業が直面するマーケティング上の課題とその解決策を学ぶ。具体的な事例を通じてマーケティングの基礎を習得し、顧客との関係を築く重要性や競争環境の中で顧客を引きつける方法を理解する。さらに、新商品の開発、ブランド力の強化、適正な価格設定など、顧客の心をつかむ戦略について考察する。
本講義は、経済学部ディプロマポリシー「企業行動に伴って生起する諸問題を理解し、解決に至る道筋を考える基礎学力を付与すること」の達成を目指し、マーケティング論の視点でアプローチする。また、DP1Bの「4.流通分野では、商品自体や商品の流通・マーケティング、保険の活動に関わる諸問題を理解する能力」の習得を目標とし、マーケティングに関する基礎知識を提供する。
授業の到達目標
マーケティングの基礎的な知識や概念を理解する。
マーケティングに対する興味と関心を高め、積極的に学び、深める意欲を培う。
学習した理論を活用して、現実のビジネス課題を分析し、適切な判断を下す能力を養う。
授業計画
【全体】
基本は講義形式で進めるが、適宜ビデオ学習やディスカッションを取り入れる。状況に応じて授業や試験の実施方法が変更される場合がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の概要を説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
マーケティング発想法
ニューコークとタイドを事例に、マーケティングの定義や目的、その発想法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
マーケティング・ミックスによる顧客創造
キットカットを事例に、STPとマーケティング・ミックスを学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
製品による顧客創造
マスキングテープ「mt」を事例に、新製品開発による顧客創造を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
価格による顧客創造
ザ・プレミアムモルツを事例に、価格戦略による顧客創造を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
チャネルによる顧客創造
ネスカフェアンバサダーを事例に、流通チャネルの構築による顧客創造を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
コミュニケーションによおける顧客創造
ヒートテックを事例に、消費者とのコミュニケーションによる顧客創造を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
顧客理解
Ban汗ブロックロールオンを事例に、顧客理解のためのマーケティング・リサーチを学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
関係構築
パズドラを事例に、企業と顧客間の継続的関係構築の方法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
デジタル・マーケティング
ウコンの力を事例に、マーケティング活動におけるデジタルの活用方法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
ディマンドチェーン
カルビーのポテトチップスを事例に、在庫の管理方法とサプライチェーン・マネジメントを学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
ブランド構築
マンダムのギャツビーを事例に、ブランドを構築・維持・強化する方法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
営業活動
カゴメの瀬戸内レモンを事例に、企業における営業戦略、営業活動の多様性を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
マーケティングの戦略展開
花王のヘルシア緑茶を事例に、市場分析とマーケティング戦略の立案方法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
・社会共生
・総括
トヨタプリウスを事例に、マーケティングと社会との関わりを学ぶ。
・講義内容の総括。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
期末試験
期末試験
復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: --% D: --%
成績評価法
原則として、期末試験70%、小テストなど30%で評価する。ただし、授業中にレポート形式を採用する場合もある。
状況に応じて、授業や試験の実施方法が変更されることがある。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
1からのマーケティング・デザイン
ISBN
9784502200212
著者名
石井淳蔵, 廣田章光, 坂田隆文編著
出版社
碩学舎
出版年
2016
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
1からのマーケティング(第4版)
ISBN
9784502327711
著者名
石井淳蔵, 廣田章光, 清水信年編著
出版社
碩学舎
出版年
2020
備考
その他の参考文献については講義中に適宜指示します。
メッセージ
初回の講義の際に、レジュメを配布して、講義内容、進め方などについての説明を行う。履修希望者は、必ず出席すること。
キーワード
マーケティング、流通、商品
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
マーケティング戦略、流通論Ⅰ、流通論Ⅱ、商品学、商品開発論、経営学総論、経営戦略論、その他経営学関連の科目
履修条件
連絡先
連絡先は、ガイダンス配布資料に記載します。
オフィスアワー
適宜対応します。個別に連絡してください。
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