開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~6
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031120029
保険論Ⅰ[Insurance Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
田畑 雄紀[TABATA Yuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
田畑 雄紀 [TABATA Yuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
人は生きていく上で、様々な問題に直面します。その中には、病気、事故、災害など自らの努力や周囲のサポートだけでは乗り越えられないものもあります。個々人の力ではどうしようもないことが起きた場合、主として経済的に補助してもらえるシステムが「保険」です。
この授業では、いざというときに人生をサポートしてくれる「保険」について基本から学びます。保険が扱う対象である「危険」とは何かということから、保険の仕組みや原理、その種類、さらにはどのように発達してきたのか、といった歴史的視点など、初歩的な内容を習得します。
授業の到達目標
リスクの概念や保険の仕組みや種類、歴史的背景について理解できるようにする。現代社会の抱える問題と照らし合わせ、保険の必要性について考えられる。自分の生活とも密接に関わる内容であることを意識し、ニュース等で積極的に情報を収集できる。板書を写すことに終始することなく、話をきき、重要な点についてもノートにとることができるようにする。自らの考えを、論理的に記述・口述できるようにする。
授業計画
【全体】
まずは、保険を学ぶにあたって必要不可欠な「リスク」について学びます。その「リスク」を保険によってどのように回避できるのか、保険の仕組みと共に学んでいきます。
現在さまざまな保険がありますが、その保険というシステムが出来上がっていくまでの歴史的背景や、理論などの基本を押さえておき、生命保険や損害保険、社会保険などの個別の保険について学習する保険論Ⅱへとつなげていけるようにします。具体例などをあげてイメージしやすくなるよう説明をしていきます。
時として皆さんの意見をうかがい、授業に活かしていくこともありますので、そのつもりで受講してください。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業内容の説明、ならびに保険についての初歩的な内容の確認
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読んでおくなどの予習をする。目安の学習時間4時間程度)。
第2回
現代社会における「危険」と「保険」①
保険理論におけるリスクとしての危険について
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第3回
現代社会における「危険」と「保険」②
日本人の「危険」認識の特徴を理解する。
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第4回
現代社会における「危険」と「保険」③
リスクの分類と保険の関係を学ぶ
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第5回
現代社会における「危険」と「保険」④
隣接分野にみるリスク概念と多様性
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第6回
保険の仕組みと基本原則①
保険の仕組みと基本的な原則を知る
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第7回
保険の仕組みと基本原則②
保険料と保険金の関係や公式などを学ぶ
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第8回
保険の仕組みと基本原則③
様々な保険の種類について学ぶ
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第9回
保険の歴史①
海上保険~火災保険
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第10回
保険の歴史②
火災保険~生命保険
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第11回
保険の歴史③
生命保険~社会保険
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第12回
現代の民間保険①
損害保険と生命保険
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第13回
現代の民間保険②
第三分野の保険
次回授業のテーマについて予告するので、テキストの該当する部分を読む、関連事項をネットで調べるなどの予習、および復習をする(目安の学習時間4時間程度)。
第14回
全体総括
本講義のまとめを行い、論点などを整理したうえで、積極的に質問を受け付ける。
これまでの授業でわからなかったことなどを整理し、授業で質問できるように準備しておく(4時間程度の復習)。
第15回
到達度の確認
授業の理解度を確認するため試験、もしくはレポートの提出を行う。
レポートの作成(4時間以上はかかるはず)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末レポート80% 授業への積極度20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
読みながら考える保険論〔新訂版〕
ISBN
9784842918648
著者名
田畑康人 伊藤豪 田畑雄紀
出版社
八千代出版
出版年
2024
備考
教科書や授業内容に関わりのある文献やサイトなどを適宜紹介します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
はじめて学ぶリスクと保険【第4版】
ISBN
9784641184206
著者名
下和田 功
出版社
有斐閣ブックス
出版年
2014
備考
文献やサイトの情報など適宜紹介します。
メッセージ
キーワード
リスク・リスクマネジメント・保険・社会保障
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
特殊講義Ⅰ:生命保険論
保険論Ⅱ
履修条件
連絡先
tabayuki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールでアポをとってもらえたら、日程を調整します。
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