開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月5~6
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031120055
民法Ⅰ[Civil Law Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
三間地 光宏[MIMAJI Mitsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
三間地 光宏 [MIMAJI Mitsuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、契約法の基礎を学ぶ。債権各論中の契約総論・各論の学習が中心となるが、消費者契約法、利息制限法及び借地借家法についても学習する。
授業の到達目標
・民法の契約に関する規定(第三編 債権 第二章 契約)のほか、消費者契約法、利息制限法及び借地借家法の規定についても理解する。
・関連する判例について理解する。
・法的思考を身につける。
授業計画
【全体】
契約とはどのようなものか、契約はどのようにして成立するか、契約が正常に履行されないときどのような救済が受けられるか、典型契約について民法がどのようなことを定めているか、利息制限法・借地借家法・消費者契約法はそれぞれどのようなことを定めているか、などについて学習する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
契約とは
・契約の意義
・契約の分類
・契約自由の原則
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
契約の成立
・申込の意思表示と承諾の意思表示の合致による契約成立
・その他の方法による契約の成立(交叉申込み、意思実現、懸賞広告・優等懸賞広告)
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
契約の効力
契約上の地位の移転
・同時履行の抗弁
・債務者の危険負担等
・第三者のためにする契約
・契約上の地位の移転
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
契約の解除
・解除の意義
・解除の要件
・解除の効果
・解除権の消滅
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
定型約款
消費者契約の条項の無効
・定型約款
・消費者契約の条項の無効
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
贈与
売買(1)
・贈与
・売買の意義
・売買の成立
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
売買(2)
売買の効力
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
売買(3)
交換
・売買の効力(続き)
・買戻し
・交換
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
消費貸借
・消費貸借
・利息制限法、貸金業規制法、出資法
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
使用貸借
使用貸借
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
賃貸借(1)
賃貸借
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
賃貸借(2)
借地借家法
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
賃貸借(3)
借地借家法(続き)
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
雇用
請負
委任
寄託
・雇用
・請負
・委任
・寄託
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
総括
これまで学んだことのうち、とくに重要なものの再確認
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
試験
筆記試験を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テストのみにより成績を評価します。ただし、6回以上欠席したときは不合格とします(欠格条件)。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
スタートライン債権法[第7版]
ISBN
9784535524552
著者名
池田真朗
出版社
日本評論社
出版年
2020
備考
• 品切れ等の理由で教科書を変更することがある。
• 六法も準備すること。『ポケット六法』(有斐閣)や『デイリー六法』(三省堂)で良い。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
民法5 契約 (有斐閣アルマSpecialized)
ISBN
9784641221185
著者名
山本豊, 笠井修, 北居功著
出版社
有斐閣
出版年
2018
参考書
書名
民法判例百選Ⅱ 債権(第9版)
ISBN
9784641115637
著者名
窪田充見・森田宏樹編
出版社
有斐閣l
出版年
2023
参考書
書名
逐条解説 消費者契約法 (第5版)
ISBN
9784785730628
著者名
消費者庁消費者制度課【編】
出版社
商事法務
出版年
2023
参考書
書名
民法5 契約(有斐閣ストゥディア)
ISBN
9784641150881
著者名
山本敬三監修
出版社
有斐閣
出版年
2022
参考書
書名
基本講義 債権各論I 契約法・事務管理・不当利得
ISBN
9784883843442
著者名
潮見佳男著
出版社
新世社
出版年
2022
備考
参考書は上記の通り。必要に応じ、図書館で閲覧すること。
メッセージ
・重要な連絡をすることがありますので、メールの確認を怠らないようにしてください。
・PC又はスマートフォンを持参してください。
・許容される欠席回数は5回までです。欠席届を提出することで6回以上の欠席が認められることはありません(欠席届の提出は不要)。
・出欠確認の際に不正行為があったときは、不合格とします。
・授業で使用する資料は、Moodleにアップロードします(教室でのプリント配布は行わない)。
・期末試験の際に持ち込みが認められる六法は、判例付きのものではなく、かつ、書き込み(線を引くことも含む)がなされていないものに限定されます。
キーワード
民法、契約法、債権各論
持続可能な開発目標(SDGs)
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
法学II
履修条件
連絡先
修学支援システムにログイン → マイシラバス → 個別メッセージ で、担当教員にメッセージを送信できます。
オフィスアワー
木曜15:30-16:00
※事前にメールで予約してください。
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