タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水3~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1031130001 観光政策概論[Introduction to Tourism Policy] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
朝水 宗彦[ASAMIZU Munehiko]
担当教員[ローマ字表記]
朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では他の観光関連の専門科目を受講するために必要である基礎的な知識を身につける。そのため、講義の前半部で観光を学ぶために最低限必要な定義や各国における研究動向、歴史的な変遷などを扱った後、後半部では現代における観光産業の発展や観光関連の法整備、観光が社会的・文化的に及ぼす影響の諸事例を中心に学ぶ。
授業の到達目標
観光および観光政策の基本概念を説明でき、その基本的な専門用語を識別できる。観光および観光政策を多面的にかつ重層的に捉えることができるようになる。大衆観光をリードする観光産業や観光を指導する政府の経済活動、観光による地域経済の振興、ひいては国民経済への影響と観光の持続可能性への関心を抱くようになる。
授業計画
【全体】
「観光の基本概念」、「観光の歴史」、「観光と経済」、「観光とコミュニケーション」の四部構成で講義形式の授業を進める。テキストを使わないため、毎時の授業を集中して受講する。なお、外部から専門家をお呼びする場合、一部日程が変わる可能性もあるので、あらかじめご了承いただきたい。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに 本授業のオリエンテーション 修学支援システムの確認1時間
第2回 観光の基本概念(1) 旅と観光に関する諸定義(UNWTOを中心に) 修学支援システムの確認1時間
第3回 観光の基本概念(2) 観光調査法の諸形態と観光教育の体系化 修学支援システムの確認1時間
第4回 観光の基本概念(3) 基礎的な観光用語の日英比較 修学支援システムの確認1時間
第5回 観光の歴史(1) 産業革命以前の観光形態 修学支援システムの確認1時間
第6回 観光の歴史(2) 産業革命後の観光と関連産業 修学支援システムの確認1時間
第7回 観光の歴史(3) 第二次世界大戦後の観光と関連政策 修学支援システムの確認1時間
第8回 前半のまとめ 授業理解の確認 レポート課題20時間
第9回 観光と経済(1) 観光産業の発展と法整備 修学支援システムの確認2時間
第10回 観光と経済(2) 持続可能な開発と観光経営 修学支援システムの確認2時間
第11回 観光と経済(3) 観光産業のグローバル化から見た国際基準への試み 修学支援システムの確認2時間
第12回 観光とコミュニケーション(1) 消費者心理と観光動機 修学支援システムの確認2時間
第13回 観光とコミュニケーション(2) 福祉とホスピタリティ 修学支援システムの確認2時間
第14回 観光とコミュニケーション(3) 観光における異文化接触 修学支援システムの確認2時間
第15回 後半のまとめ 授業理解の確認 修学支援システムの確認1時間
第16回 期末試験 記述式 授業内容の振り返り20時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート20%、学期末の筆記テスト80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 観光客・留学生・地球規模の労働者 ISBN 9784782305799
著者名 朝水宗彦 出版社 嵯峨野書院 出版年 2019
備考
必須
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ツーリズム・リサーチメソッド入門: 「観光」を考えるための道案内 ISBN 9784589043122
著者名 遠藤 英樹 編 出版社 法律文化社 出版年 2024
参考書 書名 観光産業のグレート・リセット: 成長をどうデザインするか ISBN 9784502443817
著者名 野田 健太郎, 熊田 順一 編 出版社 中央経済グループパブリッシング 出版年 2022
参考書 書名 観光立国・日本〜ポストコロナ時代の戦略 ISBN 9784334046330
著者名 箱谷 真司 出版社 光文社 出版年 2022
参考書 書名 観光消滅-観光立国の実像と虚像 ISBN 9784121508218
著者名 佐滝 剛弘 出版社 中央公論新社 出版年 2024
参考書 書名 観光経営学入門 ISBN 9784767948003
著者名 千葉 千枝子 編 出版社 建帛社 出版年 2024
備考
期末試験では使わないが、授業をより良く理解するために観光関連の著書を随時紹介する。
メッセージ
配布物が多いのでA4サイズのファイルを持参することが望ましい。
キーワード
観光研究、観光史、観光経済、観光コミュニケーション
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
共通教育科目「経済と法3」(朝水担当)、大学院「国際観光政策」
履修条件
特になし
連絡先
masamizu[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
会議や出張で不在の場合があるので事前にメールで要連絡。火曜日3・4限(2025年2月14日現在)

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