開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月1~2
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031130009
ヘルスツーリズム論[Health Tourism]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
袁 麗暉[EN Reiki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
袁 麗暉 [EN Reiki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
2007年6月、観光立国推進基本法が成立し、近年日本政府においても「ニュー・ツーリズム創出・流通促進事業」が進められている。そのニュー・ツーリズムの一つとして挙げられるのがヘルスツーリズムである。ヘルスツーリズム (Health Tourism) は、健康の回復、維持、増進に貢献する観光で、医学的なサポートを必要とし、世界的にも注目されているニュー・ツーリズムである。
本授業は、地域・国民経済的効果の視点からヘルスツーリズムを捉え、その歴史、研究領域、日本をはじめ各国におけるヘルスツーリズムの現状、ヘルスツーリズムによる経済効果の計測方法等の基礎知識を受講生に習得してもらい、未来に向けて、日本における持続的可能なヘルスツーリズムを推進していくことに関する課題を見出し、これから日本の経済発展を担う若者の視点から提案できることを期待する。
授業の到達目標
ヘルスツーリズムに関する基礎知識を習得する日本国内・国外の事例を経済の視点から説明、分析し、政策提言をするヘルスツーリズムの事例、動向、特に日本における事例、動向について、常に関心を持つ授業で積極的に発言を求められる医療経済評価モデルと経済波及効果は使い方を把握する
授業計画
【全体】
この授業では、まずヘルスツーリズムの概念、歴史を紹介し、ヘルスツーリズムの背景にあるものを分析してから、世界中で行われているヘルスツーリズムを勉強する。続いて、日本におけるヘルスツーリズムの現状を紹介し、観光政策立案時に使う医療経済評価モデルの使い方やヘルスツーリズムの経済波及効果の計測方法についても勉強する。最後に受講者の皆さんに地域振興の実際、着地型観光からみたヘルスツーリズムを考えてもらい、授業で得て知識を生かして、日本における持続的可能なヘルスツーリズムを推進していくことに関する課題を見出して、これから日本の経済発展を担う若者の視点から提案してもらう。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業内容及び成績評価等についての説明
ヘルスについて様々の定義がある。インターネットで検索して、ヘルスの定義を調べなさい。(望まれる課題学習時間:4時間)
第2回
(ヘルス)ツーリズム概念、歴史、対象領域の紹介1
概要と歴史
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第3回
ヘルスツーリズム概念、歴史、対象領域の紹介2
概念
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第4回
ヘルス ツーリズムの研究領域1
健康増進型、レジャーレクリエーション型のヘルスツーリズムについて
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第5回
レジャー、ライフスタイルとツーリズム
レジャー、ライフスタイルとツーリズムの関係
今回の内容を復習してください。(望まれる課題学習時間:4時間)
第6回
ヘルス ツーリズムの研究領域1 ヘルスツーリズム
ヘルスツーリズムについて
今回の内容を復習してください。(望まれる課題学習時間:4時間)
第7回
ヘルス ツーリズムの研究領域1 ヘルスツーリズム
世界各国でのヘルスツーリズム
今回の内容を復習してください。(望まれる課題学習時間:4時間)
第8回
ヘルス ツーリズムの研究領域2 メディカル ツーリズム
メディカル ツーリズムの背景にあるもの
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第9回
ヘルス ツーリズムの研究領域 メディカル ツーリズム
メディカルツーリズムの内容
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第10回
日本におけるヘルスツーリズム1
健康増進型、レジャーレクリエーション型のヘルスツーリズムについて
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第11回
日本におけるヘルスツーリズム2
メディカル ツーリズム
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第12回
ヘルスツーリズムによる経済波及効果について
産業連関表
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第13回
医療経済評価の方法
医療の経済評価
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第14回
地域振興の実際、着地型観光からみたヘルスツーリズムを考える2
日本各地の取り組みの紹介
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
第15回
日本におけるメディカルツーリズムの現状
日本のMTの現場
今回の内容を復習してください(望まれる課題学習時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポートよび出席等で成績を評価致します。
又、コロナ感染症の状況により授業の形式や、成績の評価法の変更があり得ます。 出席(小テスト)50% レポート50%
教科書にかかわる情報
備考
毎週授業資料を配布する
参考書にかかわる情報
備考
授業進度の合わせて適宜に資料を配布する
メッセージ
観光政策学科に設けられている関係ある授業を積極的に受講して下さい。
キーワード
ヘルス、ツーリズム、医療の経済評価、観光の経済効果
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
ylhenrei@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
多面の相談が必要の場合、上記のメールにてアポを取ってくだだい。メールにての相談は随時受け付けます。
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