タイトル

開講年度 開講学部等
2026 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1031130012 環境経済学[Environmental Economics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
陳 禮俊[CHIN Reishun]
担当教員[ローマ字表記]
陳 禮俊 [CHIN Reishun]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現代、我々は大気汚染、水質汚濁や気候変動をはじめとする様々な環境問題に直面している。環境問題に対するアプローチの方法は多様なものだが、ここでは外部性や市場の失敗といった経済学的な発想から環境問題を捉える。本講義では、まず経済学が環境問題をどのように捉えるかを説明しながら、現実の様々な環境問題(大気汚染、水質汚濁、気候変動、廃棄物、生物多様性等)の現状を解説し、その上でそれらの問題が発生する原因を経済学の観点から分析し、具体的な対策を提示していく。
授業の到達目標
現実の様々の環境問題に関する知識を深める。環境問題を経済学的に理解することができるようになる。環境問題の解決策を経済学に則って提示することができるようになる。自分が関心を持つ環境問題に経済学的分析を適用できるようになる。経済学的な思考を粘りづよく続けることができる。
授業計画
【全体】
本講義では、最初に経済学が環境問題をどのように捉えるかを解説する。次にその理論的枠組みに基づき、現実の様々な環境問題に対する経済学的政策を提示していく。また講義内容を理解を確認する復習課題に取り組んでもらう。
 
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 講義内容の説明 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第2回 環境経済学とは何か 経済学が環境問題をどのように捉えるか
自然環境と人間、環境の機能、環境経済学の課題、
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第3回 外部性と市場の失敗 外部性、消費による外部不経済、生産による外部不経済 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第4回 現実の環境問題 大気汚染、水質汚濁、気候変動、廃棄物処理、生物多様性 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第5回 公共財 公共財の定義と性質、公共財の最適供給量、公共財の自発的供給 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第6回 負の公共財 負の公共財の定義と性質、汚染の最適水準 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第7回 環境政策の評価 費用便益分析、限界削減費用 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第8回 コースの定理 外部性の内部化 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第9回 直接規制 政府の役割、限界費用均等化原理、直接規制の問題点

学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第10回 経済的手段 ピグー税、デポジット制度、排出量取引 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第11回 環境の価値評価 環境価値の指標、環境価値の測定方法
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第12回 環境評価手法(1) 顕示選好法 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第13回 環境評価手法(2) 表明選好法 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第14回 地球温暖化問題 国際的な取組み、京都メカニズム 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第15回 まとめ 全体の復習 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第16回 期末試験 学習の理解度を評価する。 学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内理解度のアンケート、学期末の筆記テストで評価します。
授業内理解度のアンケート40%、学期末の筆記テスト60%。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しないが、受講者は講義内容を自筆でノートを取ることを薦める。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 環境経済学をつかむ 第2版 ISBN 9784641177185
著者名 栗山 浩一・馬奈木 俊介 出版社 有斐閣 出版年 書籍
参考書 書名 環境経済学講義 ISBN 9784641183650
著者名 諸富 徹・浅野 耕太・森 晶寿 出版社 有斐閣ブックス 出版年 書籍
参考書 書名 環境経済学入門 ISBN 9784532133924
著者名 前田 章 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 書籍
備考
コロナウィルス感染状況に応じて、遠隔システムによる講義を行う場合がある。
必要な参考資料は講義中に適宜指示する。
メッセージ
キーワード
ミクロ経済学、公共経済学、外部性、公共財、環境評価
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
ミクロ経済学Ⅰ
履修条件
連絡先
経済学部A棟303号室
lichun@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日 12:50~14:20 経済学部A棟303室

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