開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031130013
エコ・ツーリズム論[Ecotourism]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
陳 禮俊[CHIN Reishun]
ー
担当教員[ローマ字表記]
陳 禮俊 [CHIN Reishun]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
エコツーリズムとは,自然環境や歴史文化を対象とし,それらを体験し学ぶとともに,対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかたである。自然の成り立ちや歴史・文化が持つ深い意味をわかりやすく解説し,来訪者に大きな感動をもたらす。それが経済行為として成り立つ。そのことが,地域の自然環境や歴史文化を尊重し,守っていく行動にもつながり,成功すれば,環境と経済の好循環の一例となる。もともと途上国の自然保護のための資金調達手法として取り入れられたエコツーリズムの考え方は,持続可能な観光の一つの領域として先進国でも展開されており,2002年を国連がエコツーリズム年とするなど,国際的にも定着した用語(ecotourism)となっている。エコツーリズムの実現のためには,旅行者や観光事業者だけでなく,地元住民や地域の様々な産業を含む,地域における包括的,横断的な取り組みが必要である。エコツーリズムの推進は,「環境」「観光」「地域」が深い関わりをもちながら取り組む社会のしくみづくりである。
授業の到達目標
エコツーリズムの意義を理解する。
授業計画
【全体】
ガイダンス時説明する。
基本的に対面講義を行う予定が、コロナウィルス感染拡大防止のため、受講者の登録状況に応じて、グループに分けて、対面講義と遠隔講義を同時進行することがある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
エコツーリズム論概論
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第2回
観光論概論
エコツーリズムアセスメント
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第3回
資源経済学(1)
資源保護とアセスメントのための実務管理ツールと手法
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第4回
資源経済学(2)
エコルーリズム目的地のための指標とリスク管理
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第5回
観光政策(1)
エコツーリズム政策
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第6回
観光政策(2)
島国におけるエコツーリズム管理
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第7回
事例研究
事例研究(1):日本
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第8回
事例研究
事例研究(2):韓国
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第9回
事例研究
事例研究(3):アメリカ
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第10回
事例研究
事例研究(4):カナダ
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第11回
事例研究
事例研究(5):南アフリカ
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第12回
事例研究
事例研究(6):オーストラリア
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第13回
観光マーケティング
エコツーリズムのマーケティング
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第14回
持続可能性
エコツーリズム資源の保護と持続的利用
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第15回
まとめ
まとめ
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
第16回
期末試験
学習の理解度を評価する。
学習目標とキーワードを提示し、4時間の授業外学習を指導する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト 0%、レポート 0%、出席 50%、学期末の筆記テスト 50%
教科書にかかわる情報
備考
指定しない。
参考書にかかわる情報
備考
"Ecotourism: Management and Assessment",Dimitrios Diamantis,Thomson Learning,2004年
『エコツーリズム推進マニュアル』,エコツーリズム推進会議,環境省,2004年
メッセージ
コロナウィルス感染状況に応じて、遠隔システムによる講義を行う場合がある。
キーワード
持続可能な観光、地方創生、環境保全、価値創造、生態系、経済発展
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
国際環境保全論
履修条件
連絡先
研究室:経済学部A棟
電 話:083-933-5526
E-mail:lichun@po.cc.yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 17:00~18:00
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