開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~6
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1031130022
プロジェクト演習Ⅰa[Practice for Tourism Ⅰa]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
諏訪 竜夫[SUWA Tatsuo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
諏訪 竜夫 [SUWA Tatsuo], 國﨑 歩 [KUNISAKI Ayumi], 朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko], 西尾 建 [NISHIO Tatsuru]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業は、学外実習を通して観光に関する何らかの課題を見出し、それに関する調査分析を実施した上で提言を行うことを目指す課題解決型学習(Project/Problem Based Learning(PBL))である。
プロジェクト演習Ⅰでは主に夏季休業中に学外実習の参加し、その実習先での課題解決に関する研究を実施して、年度末に「観光政策Informix」(観光政策学科の年次報告会)で報告する。
前期に開講されるこのプロジェクト演習Ⅰaでは、まずPBLの具体的内容について過去の優れた研究事例を見ることを通して学んでいく。さらにアンケート調査やデータ分析によって課題解決に向けた仮説を検証する手法を学習する。次の学外の観光業界関係者の講演を聞くことで様々な地域・業界での観光業の実態について理解を深める。その後に履修者全員が学外実習先の決定し、夏季休業中の実習に向けた事前学習を実習先のグループごとに報告していく。
授業の到達目標
この授業の到達目標は次の通りである。
・課題解決型学習の意義と方法を理解する。
・観光業界関係者と交流することで実習先の観光業の理解を深める。
・課題を見出して、課題解決に向けた仮説を検証する方法を習得する。
・学内・学外で山口大学の学生としての品位を保って行動することができる。
・自分の考えをプレゼンテーションの機会において分かりやすく説明することができる。
授業計画
【全体】
プロジェクト演習Ⅰの開講は不定期であるが、概ね月2回程度の頻度で授業を開催する。前期はPBLの進め方、アンケート調査方法やデータ分析手法を学習する。さらに多くの学外の観光業界関係者の講演を参考にして各自が学外実習先を調査し、前期の末に履修者全員が実習先を決定する。実習先決定後は実習先に関する事前学習を進めて、その内容を報告する。なお講演会等のスケジュールは学外の講演者の事情に応じて適宜変更になる可能性がある
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業計画の説明
講義内容の確認(1時間程度)
第2回
PBLの解説
課題解決型学習(PBL)の具体的な内容や進め方を解説
講義内容の確認(1時間程度)
第3回
講演会(1)
観光業界関係者の講演
講義内容の確認(1時間程度)
第4回
講演会(2)
観光業界関係者の講演
講義内容の確認(1時間程度)
第5回
学外調査実習
学外調査に向けた事前準備
講義内容の確認(1時間程度)
第6回
社会調査実習
仮説を検証するためのアンケート設計やインタビュー調査方法を学ぶ。
講義後の課題作成(2時間程度)
第7回
データ分析実習
SPSSやRによるデータの分析方法を学ぶ。
講義後の課題作成(2時間程度)
第8回
学外実習前事前準備報告(1)
夏季休業中予定している学外実習先の事前学習報告
報告資料の準備(3時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 20% D: 40%
成績評価法
授業内レポート 40%、学外実習 20%、プレゼンテーション 40%
出席は欠格条件とし、3回以上の欠席や報告担当の週での無断欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ISBN
著者名
出版社
出版年
2024
備考
必要な講義資料は授業で配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
観光白書(令和6年版)
ISBN
9784907343286
著者名
国土交通省 観光庁
出版社
昭和情報プロセス
出版年
2024
参考書
書名
旅行年報2024
ISBN
9784866313818
著者名
公益財団法人日本交通公社 編
出版社
日本交通公社
出版年
2024
参考書
書名
「観光まちづくり」のための地域の見方・調べ方・考え方
ISBN
9784254265521
著者名
國學院大學地域マネジメント研究センター編
出版社
朝倉書店
出版年
2023
備考
PBL、Destination Management/Marketing Organization(DMO)、観光地域づくりに関する書籍、論文、Web資料を適宜紹介していきます。
メッセージ
学外での活動を伴うので、実習先に迷惑のかからぬよう事前に提示されるルールを遵守してください。
キーワード
課題解決型学習(PBL)、アクティブラーニング、データ分析、プレゼンテーション
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
より本格的な学外実習を希望する場合は次年度に「プロジェクト演習II」も受講してください。
この授業で充実した調査分析を実施するために「観光産業総論」「観光統計学」「観光地域経済論」「観光マーケティング」「観光政策評価論」を同時に履修することが望ましいです。
履修条件
この授業は学外実習を伴いますので学生教育研究災害傷害保険学外保険の加入が必要です。
学外実習を実施する際は、観光政策学科の了解を得てから開始して下さい。
学外実習では実習先の指示に従って下さい。
連絡先
suwa[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日5・6限目及び授業が開講されない週の金曜日5・6時限
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