開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1032110014
政治学[Politics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
渡邉 幹雄[WATANABE Mikio]
ー
担当教員[ローマ字表記]
渡邉 幹雄 [WATANABE Mikio]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
政治とはなにか。人間の生活において、政治という営みはどういう意味をもつのか、を平明に説明してゆく。政治を学問的に理解することをめざしますので、新聞紙面で学習できるようなことについて講義する予定はありません。政治家になれるとか、次はだれが総理大臣になるとか、次の選挙ではどの政党が勝つか、そのような知識を期待している人には向かない授業です。*ただし、状況により授業や試験等の実施形態を変更する場合があります。
授業の到達目標
政治学の基本的な概念、考え方に習熟できること。政治学の問題について、自分自身の意見を、論理的、整合的に語れること。通説を常に疑う視点と、意欲を持っていること。授業に積極的に出席すること。
授業計画
【全体】
過去から現在において、人びとは政治という営みをどのように捉え、理解してきたのか。ときに歴史的に、ときに理論的に、ときに哲学的に講義していきます。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
政治学とPoliticsの間―古代社会に見る、政治とは何か
古代社会において、政治とはどうとらえられていたか。
予習、復習とも1時間程度。
第2回
ギリシャとローマにおけるpoliticsと政治
いわゆるpoliticsとしての政治学について考える。
予習、復習とも1時間程度。
第3回
古代社会におけるデモクラシーについて
デモクラシーは当初、どのようにとらえられていたか。
予習、復習とも1時間程度。
第4回
共和制ローマの共和主義について
共和主義とは何かを考えます。
予習、復習とも1時間程度。
第5回
デモクラシーと共和主義について
デモクラシーと共和主義を概念的にしっかり区別する視点を持ちます。
予習、復習とも1時間程度。
第6回
キリスト教と政治について
帝政ローマとキリスト教の成立が政治に与える影響を考える。
予習、復習とも1時間程度。
第7回
西欧世界の成立とキリスト教以降の政治について
西ヨーロッパ世界の台頭とキリスト教、そしてキリスト教に対する反発を取り上げます。
予習、復習とも1時間程度。
第8回
ルネサンス期の政治について
イタリアを中心にマキアヴェッリの政治理論を検討します。
予習、復習とも1時間程度。
第9回
近代政治学の成立について
ルネサンスの人マキアヴェッリから、リヴァイアサンのホッブズまでを扱います。
予習、復習とも1時間程度。
第10回
ホッブズの政治理論について
ホッブズの近代社会契約論を理解します。
予習、復習とも1時間程度。
第11回
ジョン・ロックの政治理論について
啓蒙主義と寛容の関係、リベラリズムの誕生期を検討します。
予習、復習とも1時間程度。
第12回
近代のリベラリズムについて
啓蒙のリベラリズムと寛容のリベラリズムについて理解します。
予習、復習とも1時間程度。
第13回
啓蒙のリベラリズムについて(詳論)
啓蒙のリベラリズムの特徴と問題を深く考えます。
予習、復習とも1時間程度。
第14回
前回までの講義の総復習
デモクラシー、共和主義、そしてリベラリズムを概念的にきちんと区別できるようにします。
予習、復習とも1時間程度。
第15回
現代のデモクラシーとさまざまな問題について
デモクラシーの抱える問題を歴史的に分析します。
予習、復習とも1時間程度。
第16回
総括と試験
総括と試験
総括と試験
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: 10%
成績評価法
学期末の筆記テストで評価します。筆記テスト100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
教科書はとくに指定していません。とくに学習したいことがあれば、その都度相談してください。適当なテキストや参考書を紹介します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
教科書と同様です。
メッセージ
常識に囚われない、自由な発想をしましょう。
キーワード
法、哲学、道徳、正義、権利、人権など
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
憲法、法理学
履修条件
連絡先
mikichan@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
授業終了後の一定時間ならば、いつでも結構です。
ページの先頭へ