タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金5~6    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032110017 西洋経済史各論[Detailed European Economic History] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
古賀 大介[KOGA Daisuke]
担当教員[ローマ字表記]
古賀 大介 [KOGA Daisuke]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現在日本企業のグローバル化が急速に進んでいます。日本企業が、アメリカやヨーロッパに進出したり、アジアでアメリカやヨーロッパの多国籍企業と競争したり、アメリカやヨーロッパの企業と合併したり(ある日突然、上司が外国人ということも)ということがこれから益々増えることでしょう。こうした中、日本企業の多くは、いわゆるグローバル人材を求めています。この「グローバル人材」の要件の一つに、外国の社会・文化に関する幅広い知識と深い教養を身につけていることがあります。こうしたことを踏まえて、本講義では、将来、グローバルに活躍することを目指す人に是非知っておいてもらいたいヨーロッパ・アメリカ社会・文化の特徴をオムニバス形式で紹介します。なにゆえ日本人である私たちが、遠いヨーロッパやアメリカの社会文化のことをわざわざ勉強するのか? その意味・意義はどこになるのかから始まり、国際的に活躍するため上で必要な知識・教養を幅広く学びます。また本講義は、西洋経済史(総論)をより深く理解するための補論でもあります。
授業の到達目標
欧米社会文化史と現代社会経済の特徴との繋がりを理解する
授業計画
【全体】
先に概要で紹介した主旨に基づき、「欧米」社会・文化の特徴を以下のテーマに沿ってオムニバス形式で紹介します。

状況により授業や試験等の実施形態を変更する場合があります。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 欧米社会とその歴史について学ぶ意義について考えます。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第2回 ヨーロッパ文化の原点-
ギリシャ・ローマ
高校の世界史の教科書で、丁寧に取り上げられるギリシャ・ローマ時代。その訳とは? 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第3回 キリスト教とヨーロッパ キリスト教の主要な宗派と考え方の違いや欧米社会への影響について学びます。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第4回 国民国家と文化 国歌や教育等の歴史を踏まえつつ、現在我々が暮らす「国民国家」について考えます。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第5回 サザエさん型ファミリーの不成立-英米家族史 英米でクラブ(踊る方)に入る際のIDチェックでは、21歳以上かどうかが確認されますが、なぜ21歳なのでしょう? 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第6回 世界を支配せよ-ジェントルマン資本主義論 世界の4分の1を支配したイギリス。巨大な帝国を築いた人材戦略についてみていきます。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第7回 グローバル人材教育-パブリックスクール 現在のイギリスでもみられるグローバル・エリート教育について解説します・ 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第8回 中間テスト 前半部分の理解力テストをします 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第9回 どちらが階級社会-英米比較 イギリスは階級社会、アメリカはチャンスに溢れた国と言われてきましたが、果たしてその実態は? 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第10回 パリのアフリカ人
フランス・パリを訪れると、沢山のアフリカ系の人たちがいることに気が付きます。その理由とは? 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第11回 都会とファッション 服装(流行)が持つ、社会的な意味ついて考えます 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第12回 ティーンネイジャーの時代 1950-1960年代を振り返り、若者が社会的に影響力を持つようなった背景について勉強します。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第13回 レジャー・スポーツは何のため? 有閑階級(=金持ち)の暇つぶしであったレジャーは、いつしか、健全な労働者の「余暇」に変化しました。オンとオフという言葉の背景を探ります。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第14回 これからの時代はどうなるのか? この講義で紹介した内容は、IT/IoT社会の中で、どのように変容しておくのか考えてみましょう。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
第15回 これからの時代をどう生きるのか? 講義の内容を踏まえつつ、今後の変容を展望しながら、考えてみましょう。 講義資料の予習もしくは復習をしておきましょう。(1~2時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間筆記テスト30%、期末筆記テスト70%(学習意欲を成績評価の調整に充てることがある10%)
教科書にかかわる情報
備考
特定の教科書はありません。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は、必要に応じて講義中に随時紹介していきます。
メッセージ
出席はとりませんが、受講態度が不真面目は人には厳格に対応します。特定の教科書はないので、講義に出席しないと、内容が分からず、単位取得は難しいでしょう。
キーワード
欧米社会・文化史
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
西洋経済史総論
履修条件
連絡先
毎回の講義終了時に、必要ならば申し出てください。
オフィスアワー
質問や用件がある人は、毎回の講義終了時にお声掛けください。

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