開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金1~2
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1032110021
地方財政論[Public Finance of State and Local Government]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
富田 愛優
ー
担当教員[ローマ字表記]
富田 愛優
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
《 概要 》
・地方財政に関する制度と理論の基礎を学びます
・この授業は、講義パートとグループワークパートで構成されます
・講義は教科書の内容に基づいて行います
・グループワークは、以下の(1)〜(3)を各グループごとに行なってもらいます
(1) 地方公共団体が行なっている政策についてリサーチ
(2) 資料にまとめる
(3) 発表
《 目的 》
・日本の地方財政全体が抱える課題を理解すること
・それぞれの地方公共団体が直面しているさまざまな問題を理解すること
授業の到達目標
・地方財政に期待されている役割や地方公共団体の歳出・歳入に関する諸制度、
制度の背景にある理論などについて理解すること
・各自治体で行われている政策について自分の力で調べ、資料にまとめ、他者
にわかりやすく説明することができるようになること
・各自治体で行われている政策について評価できるようになること
授業計画
【全体】
この授業は、講義パート(第2回〜第10回)とグループワークパート(第11回〜第15回)で構成されます。
詳細は以下に示す通りです。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の概要や成績評価方法、履修上の注意点などについて説明します。
特になし。
第2回
1. 地方財政のすがた
国と地方の関係について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第1章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第3回
2. 財政の機能と地方財政が果たすべき役割
財政の機能と地方財政の役割について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第2章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第4回
3. 地方分権の経済理論
地方分権のメリットとデメリットを学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第3章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第5回
4. 地方歳出構造と行政改革
地方の歳出の現状と地方財政の行政改革について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第4章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第6回
5. 地方税の制度と理論
地方税の制度と理論について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第5章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第7回
6. 国庫支出金の制度と理論
国庫支出金の制度と理論について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第6章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第8回
7. 地方交付税の制度と理論
地方交付税の制度と理論について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第7章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第9回
8. 地方債と地方財政健全化
地方の財政運営について学びます。
必ず事前に授業内容(教科書の第8章)を予習しておいてください。適宜復習もしてください。
第10回
9. ふるさと納税について
教科書の第7章のコラムに登場する「ふるさと納税」に焦点を当て、そのメリットとデメリットについて学びます。
予習は不要です。(※ただし、第7章Column❼-2のみ必ず読んでおいてください。)
適宜復習はしておいてください。
第11回
グループワーク①
グループワークをしてもらいます。内容はガイダンスの際に説明します。
授業時間内で終わらなかった作業があれば、授業時間外に終わらせておくようにしてください。
第12回
グループワーク②
グループワークをしてもらいます。内容はガイダンスの際に説明します。
授業時間内で終わらなかった作業があれば、授業時間外に終わらせておくようにしてください。
第13回
グループワーク③
グループワークをしてもらいます。内容はガイダンスの際に説明します。
授業時間内で終わらなかった作業があれば、授業時間外に終わらせておくようにしてください。
第14回
発表❶
各グループにグループワークの成果を発表してもらいます。
特になし。
第15回
発表❷
各グループにグループワークの成果を発表してもらいます。
特になし。
第16回
期末試験
試験範囲は第2回〜第10回の講義内容(教科書の第1章〜第8章,ふるさと納税)です。
期末試験に向けて少しずつ勉強をしておいてください。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験:50%,グループワーク:40%,ディスカッション:10%で評価します。
詳細は以下の通りです。
・期末試験 :50%
・グループワーク :40%(プレゼンテーション:30%,GWへの姿勢:10%)
・ディスカッション :10%
※ 毎回出席をとります
※ 5回以上欠席をした場合、単位は取得できませんのでご注意ください
教科書にかかわる情報
教科書
書名
地方財政の見取り図
ISBN
9784641151161
著者名
菅原宏太, 松本睦, 加藤秀弥著
出版社
有斐閣
出版年
2023
備考
このテキストに沿って講義を行います。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
入門財政学
ISBN
9784502395314
著者名
林宏昭 [ほか] 著
出版社
中央経済社
出版年
2021
参考書
書名
財政学
ISBN
9784641165816
著者名
神野直彦著
出版社
有斐閣
出版年
2021
参考書
書名
財政のエッセンス = The essence of public finance
ISBN
9784641150232
著者名
西村幸浩, 宮崎智視著
出版社
有斐閣
出版年
2015
備考
メッセージ
※ 履修にあたり、以下の内容をよく読んでください
・この授業では予習と復習を行うことを必須とします。
・教員による講義も行いますが、基本的には参加型の授業にします。
・受講者に対し、毎回の授業で積極的に発言を求めます。
(一言も発さないことは滅多にないと思ってください。)
・グループワークや発表も行なってもらいます。
・よく考えた上で履修をしてください。
キーワード
地方財政 財政学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
財政学
履修条件
・ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎知識を必要とする
・財政学の講義の履修経験があることが望ましい(なくても履修は可能)
連絡先
問合せや相談等がある場合は、以下のアドレスにメールをしてください。
ayu_tomita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワーは設けていません。
事前にメールでアポイントメントをとってください。
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