タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火1~2,金3~4   3.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032110025 財政学[Public Finance] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
小嶋 寿史[KOJIMA Hisashi]
担当教員[ローマ字表記]
小嶋 寿史 [KOJIMA Hisashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
・政府の経済活動に関する理解を深めます。日本財政のこれまでの歩みと現状に関する知識を習得すると同時に、財政の働きや制度に対して経済理論を用いて考察します。これはミクロ経済学やマクロ経済学などの経済理論の応用を含みますので、それら経済理論のある程度の理解を前提とした講義になります。
・成績評価は授業内小レポート(100%)で行います。
・必要に応じてリモートで行う可能性があります。その場合、講義ビデオをMoodleにアップロードしますので、各自で視聴してください。
授業の到達目標
財政の基本的な機能や論理、日本の財政制度などについて理解する
経済学の枠組みを超え、幅広い分野の知識を得る経済学的思考に基づく論理展開ができるようになる自らの生活と密接に関わりのある財政に関心を持つ講義の復習をこまめに行う計算問題を解けるようになる
授業計画
【全体】
赤井伸郎編「実践財政学」に沿って進めます。これは参考書に指定し,持参しなくても授業を理解することができます。学習内容はおおむね以下の通りです。
・日本財政を概観する
・国の一般会計予算について学ぶ
・ケインズ経済学に基づいて財政政策の効果を学ぶ
・財政赤字と債務残高について学ぶ
・地方財政制度について学ぶ
・税の制度と理論について学ぶ

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 財政の概論 財政の概要・歳出と歳入の中身を見る。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回 予算原則 予算原則と予算の中身について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回 予算制度 予算の制度について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回 決算の評価と課題 決算の評価と課題について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回 財政赤字と国債 財政赤字の現状と国債について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回 45度線モデル 45度線モデルの基本をセットアップする。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回 乗数効果 乗数効果について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回 乗数理論の問題点 乗数理論の問題点について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回 バローの中立性命題 バローの中立性命題について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第10回 財政の持続可能性 財政の持続可能性について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第11回 地方財政の現状 地方財政の現状について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第12回 補助金 補助金の理論分析をおこなう。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第13回 地方財政計画 地方財政計画について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第14回 地方交付税1 地方交付税について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第15回 地方交付税2 地方交付税について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第16回 地方の財政危機回避1 地方の財政危機回避の仕組みを学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第17回 地方の財政危機回避2 地方の財政危機回避の仕組みを学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第18回 自治体行政サービス1 自治体行政サービスについて概観し、地方分権について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第19回 自治体行政サービス2 自治体行政サービスについて概観し、地方分権について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第20回 自治体間競争 自治体間競争について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第21回 予備日 進度の調整を行う。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第22回 労働と税 個人所得課税について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第23回 労働に関する税の理論 労働所得課税と労働供給に関する理論分析を行う。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第24回 労働に関する税の課題 労働所得課税と社会保険料に関する課題について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第25回 暮らしと税金 暮らしに関わる税の現状を学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第26回 ラムゼールール ラムゼールールについて学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第27回 消費税の仕組み 消費税の仕組みと課題について学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第28回 企業課税・金融課税 企業課税と金融課税を概観する。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第29回 企業課税・金融課税 企業課税と金融課税の仕組みと理論を学ぶ。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第30回 総まとめ 全体のまとめをおこなう。
必要な場合はMoodleに講義ビデオをアップロードする。仮に変更の必要が生じた場合は修学支援システムを通じて連絡する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 25% D: --%
成績評価法
成績評価は授業内小レポート(100%)で行います。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は指定しない。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 実践財政学 : 基礎・理論・政策を学ぶ ISBN 9784641165045
著者名 赤井伸郎編 出版社 有斐閣 出版年 2017
備考
必要に応じて指示する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
ミクロ経済学・マクロ経済学
履修条件
連絡先
kojimaアットマークyamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
質問は事業時間の前後に時間が許す範囲で受け付けます。あるいはメール等で予約をとっていただいたら個別に研究室を訪問していただけます。

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