タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月5~6   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032110053 国際金融論[International Finance] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
前田 直哉[MAEDA Naoya]
担当教員[ローマ字表記]
前田 直哉 [MAEDA Naoya]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現代の国際金融問題を読み解くためには、理論、制度、歴史に対するバランスのとれた理解が求められる。本講義の目的は「国民所得会計と国際収支」「外国為替市場と外国為替取引」「国際決済と国際通貨、基軸通貨」について理解することにある。
授業の到達目標
国際金融論を理解するために必要な知識が身につく。国際金融の現象を理論的に捉えて、その原因を掘り下げて思考できるようになる。国内金融の動向だけでなく、国際金融の動向にも関心が向かうようになる。遅刻や欠席をせず、授業に積極的に参加する。
授業計画
【全体】
(1)開放経済下の国民所得会計と国際収支表の仕組み
(2)外国為替市場、外国為替取引の仕組み、為替相場
(3)為替相場の決定モデル
(4)国際決済の仕組みと国際通貨、基軸通貨
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
授業の進め方
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第2回 国民所得会計と国際収支(1)
開放経済下の国民所得会計、国際収支表の仕組み、国際収支
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第3回 国民所得会計と国際収支(2)
国際収支表の計上①
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第4回 国民所得会計と国際収支(3)
国際収支表の計上②
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第5回 国民所得会計と国際収支(4)
貯蓄・投資バランス、国際収支の発展段階 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第6回 外国為替市場と外国為替取引(1)
外国為替市場、為替持高・資金操作、為替媒介通貨 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第7回 外国為替市場と外国為替取引(2) 通貨当局の為替平衡操作、為替相場の表示、銀行間相場と対顧客相場
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第8回 外国為替市場と外国為替取引(3)
直物相場と先物相場、外国為替取引の動機 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第9回 外国為替市場と外国為替取引(4) デリバティブ取引、通貨オプション
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第10回 外国為替市場と外国為替取引(5)
通貨先物(フューチャー)、通貨スワップ、外国為替証拠金取引(FXt取引)、アㇽゴリズム取引、高頻度取引(HTF)
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第11回 復習と中間試験 テキスト、授業資料、電卓の持ち込み可
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第12回 為替相場の決定モデル(1)

購買力平価説、為替相場のマネタリーモデル
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第13回 為替相場の決定モデル(2) アセット・アプローチ、オーバーシューティング・モデル 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第14回 国際決済と国際通貨、基軸通貨
国際決済の必要性と仕組み、外国為替の仕組み、外国為替円決済制度
国際通貨および基軸通貨の理論的な必要性、国際通貨の機能
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第15回 総括 全ての回のまとめ 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第16回 期末試験
テキストと電卓の持ち込み可
予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のクイズ、中間試験、期末試験で評価します。
授業内のクイズ20%、中間試験30%、期末試験50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 『国際金融論のエッセンス』 ISBN 9784830951268
著者名 高浜光信・高屋定美編著 出版社 文眞堂 出版年 2021
備考
授業資料は修学支援システム上の「講義資料」を通じてオンライン配布します。この授業資料を各自でプリントアウトして、各回の授業に持参してください。

参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
(1)試験問題は基本的にテキストから出します。
(2)簡単な算数式を用います。高度な数学式を使うことはありません。
(3)四則演算を使用することがあるので、電卓を授業に持参してください。
(4)授業計画は進行状況に応じて変更される場合があります。
キーワード
国際収支、為替相場、国際決済、国際通貨、基軸通貨


持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、金融経済論、国際マクロ経済学
履修条件
連絡先
授業に関する質問については、授業前後または修学支援システム上の「メッセージ」を通じて行ってください。
オフィスアワー
修学支援システム上の「メッセージ」を通じて、アポイントメントを取ってください。

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