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メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。 メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
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国際社会における「自然状態」を所与の前提とした場合、国益は安全保障を意味し、軍事力こそが国家権力の源となる。確かに、我々は現在も軍事力による「力の現実」に直面している。しかし歴史を振り返れば、軍事力に守られた平和は幾度となく破綻し、国際社会は混乱を余儀なくされてきた。では、軍事力以外による国際秩序の安定はあり得ないのだろうか。そもそも国際社会を「自然状態」とみなす前提はどこまで妥当なのか。こうした問題関心に対し、本講義では17世紀から現代に至る国際関係史を概観する。
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近現代における国際政治史の概要を把握すること。国際政治史を分析する理論の基礎を習得すること。過去あるいは現在の国際政治の問題について興味を持つこと。先入観にとらわれず、学問として国際政治に向かい合うこと。国際政治に関する議論を客観的かつ公正な観点から出来るようになること。
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第1回:オリエンテーション 第2回:主権国家体制と国家権力 第3回:ヨーロッパ協調とナショナリズム 第4回:20世紀の幕開けと帝国主義 第5回:同盟の力学と第一次世界大戦 第6回:ウィルソン主義の理想と挫折 第7回:第二次世界大戦の勃発 第8回:第二次世界大戦の終結と戦後秩序構想 第9回:戦後国際秩序と冷戦構造 第10回:冷戦のグローバル化と核戦争の危機 第11回:アジア国際秩序の変動とデタント 第12回:冷戦終結と内戦 第13回:人道的危機と国際社会 第14回:21世紀の国際政治 第15回:総括
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第1回
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オリエンテーション
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・主体としての国家 ・国際政治における権力
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第2回
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主権国家体制と国家権力
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・30年戦争と主権国家の成立 ・国際秩序をめぐる理念
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第3回
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ヨーロッパ協調とナショナリズム
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・フランス革命とその余波 ・ウィーン体制下での勢力均衡
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第4回
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20世紀の幕開けと帝国主義
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・アフリカの分割 ・アジアの植民地化 ・欧州国際政治の硬直化
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第5回
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同盟の力学と第一次世界大戦
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・同盟と戦争 ・第一次世界大戦とその余波 ・マルクス主義の台頭
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第6回
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ウィルソン主義の理想と挫折
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・集団安全保障制度 ・アジア国際秩序と日本の膨張
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第7回
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第二次世界大戦の勃発
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・ナチスのヨーロッパ支配 ・宥和政策 ・史上最大の総力戦
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第8回
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第二次世界大戦の終結と戦後秩序構想
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・第二次世界大戦の終結 ・国連体制の発足
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第9回
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戦後国際秩序と冷戦構造
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・戦後国際秩序とヨーロッパ冷戦 ・アジアにおける「冷戦」と朝鮮戦争 ・冷戦下での日本の独立回復
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第10回
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冷戦のグローバル化と核戦争の危機
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・ミサイルギャップとキューバ危機 ・日韓国交回復 ・ベトナム戦争の泥沼
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第11回
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アジア国際秩序の変動とデタント
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・デタント(雪解け)の兆し ・米中接近と日中国交回復 ・第三世界の内戦への介入
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第12回
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冷戦終結と内戦
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・東欧革命 ・湾岸戦争とアメリカ一極構造
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第13回
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人道的危機と国際社会
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・冷戦後の内戦と人道的介入 ・保護する責任
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第14回
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21世紀の国際政治
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・同時多発テロとアメリカの単独行動主義 ・アラブの春とシリア内戦 ・ロシアのウクライナ侵攻
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第15回
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総括(予備)
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授業内容全体に対する質疑応答を行う
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 ・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。 ・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。 【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
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A: --% B: --% C: --% D: --%
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国際紛争 : 理論と歴史
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9784641149175
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ジョセフ・S・ナイ・ジュニア, デイヴィッド・A・ウェルチ著 ; 田中明彦, 村田晃嗣訳
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有斐閣
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2017
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備考
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スターリングラード(上)(中)(下)
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9784560092743
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ワシーリー・グロスマン著 ; ロバート・チャンドラー, エリザベス・チャンドラー校訂 ; 園部哲訳
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白水社
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2024
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岩波講座世界歴史 1巻〜24巻
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9784000114349
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荒川, 正晴, 1955-,大黒, 俊二, 1953-,小川, 幸司, 1966-,木畑, 洋一, 1946-,富谷, 至,
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岩波書店
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2023
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備考
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講義形式ですが、可能な限り受講生の皆さんと双方向の議論をしながら進めようと思います。
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国際関係、国際政治、第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦、内戦、テロ、近現代史
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(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。 |
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。 |
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。 |
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。 |
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yashiro [at] yamaguchi-u.ac.jp
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在室中は面談可能ですが、可能な限り事前にメールで連絡を下さい。場所は経済学部A棟420室です。
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