タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4   4.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120003 国際経営論[International Business Management] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
有村 貞則[ARIMURA Sadanori]
担当教員[ローマ字表記]
有村 貞則 [ARIMURA Sadanori]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、多様な人材を活かす経営手法として日本国内でも注目を集めるようになったダイバーシティ・マネジメントについて学習します。米国で誕生したダイバーシティ・マネジメントには、どのような特徴があるのか、また日本企業はこれをどのように実践しているのか、などを考察していきます。
授業の到達目標
1.ダイバーシティ・マネジメントが誕生した背景を説明できる。
2.ダイバーシティ・マネジメントがそれまでの多様な人材管理方法とどう異なるを正しく説明できる。
3.ダイバーシティ・マネジメントの具体的取り組みについて説明できる。
4.日本の障害者雇用制度とその現状について理解し、説明できる。
5.ダイバーシティ・マネジメントの学習を通して、多様な人材が共存することの意義について深く考えることができるようになる。
授業計画
【全体】
ダイバーシティ・マネジメントが誕生した背景、それまでの多様な人材管理方法との違い(ダイバーシティ・マネジメントの特徴)、米国企業における具体的取り組み、ダイバーシティ・マネジメントを日本国内や日本企業において実践するの注意点、日本の障害者雇用について学習していく。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション
授業の目的・進め方などについて説明 復習を行い、課題に回答する(目安時間:2時間)
第2回 米国社会と多様性1 人の多様性の観点から米国社会の歴史を振り返る 事前に講義資料を熟読する。終了後に授業内容を復習し、関連する情報やニュースを検索し、自分なりにまとめる(目安時間:4時間)
第3回 米国社会の多様性2 人の多様性の観点から米国社会の歴史を振り返る 事前に講義資料を熟読する。終了後に業内容を復習する。また米国社会の多様性に関する資料を読む(目安時間:6時間)
第4回 多様性と米国労働市場の現実 人の多様性の観点から米国の労働者の現実を考察する 事前に講義資料を熟読する。終了後に授業内容を復習する。米国社会の多様性に関する資料を読む(目安時間:6時間)
第5回 同化アプローチ ダイバーシティ・マネジメントが誕生する前のアプローチ:同化アプローチについて解説 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)
第6回 法的アプローチⅠ ダイバーシティ・マネジメントが誕生する前のアプロ―チ:法的アプローチについて紹介 パート1 事前に講義視聴を熟読する。終了後に授業内容を復習する。またEEOCのホームページを検索し、その役割について理解する(目安時間:4時間)
第7回 法的アプロ―チⅡ ダイバーシティ・マネジメントが誕生する前のアプロ―チ:法的アプローチについて紹介 パート2 事前に講義資料を熟読する。終了後に授業内容について復習る。アファーマティブ・アクションの是非についてレポートを作成する(目安時間:6時間)
第8回 米国社会の多様性に関する動画の視聴 動画の視聴を通して、米国社会における多様性の問題について深く理解する。 終了後にレポート作成する(目安時間:4時間)
第9回 多様性の尊重アプローチ ダイバーシティ・マネジメントが誕生する前のアプローチ」多様性の尊重アプローチの紹介 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容について復習する(目安時間:4時間)
第10回 ダイバーシティ・マネジメント誕生の背景 ダイバーシティ・マネジメント誕生の背景 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容について復習する(目安時間:4時間)
第11回 ダイバーシティ・マネジメントとは何か ダイバーシティ・マネジメントの定義と特徴 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容について復習する(目安時間:4時間)
第12回 ダイバーシティ・イニシアチブ ダイバーシティ・マネジメントの代表的な取り組み(ダイバーシティ・イニシアチブ)と事例の紹介 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容について復習する(目安時間:4時間)
第13回 日本企業のダイバーシティ・マネジメント 日本企業におけるダイバーシティ・マネジメントの実践例を紹介する 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容について復習する。また授業で紹介した以外の日本企業の事例を自分で調べてまとめる(目安時間:6時間)
第14回 日本の障害者雇用Ⅰ 障害とは何か、また日本の障がい児・者の状況を紹介する 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容を復習する(目安時間:4時間)
第15回 日本の障害者雇用Ⅱ 日本の障害者義務雇用制度とその問題点について解説する 事前に講義資料を熟読し、終了後に授業内容を復習する。また、関連動画を視聴し、感想をまとめる(目安時間:6時間)
第16回 期末試験 期末試験 期末試験勉強(目安時間:最低限10時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 20% C: 15% D: 5%
成績評価法
学期末の筆記テスト80%、授業・内外の課題20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しません。講義資料を毎回、Moodleに投稿しますので、予習・復習において必ず熟読してください。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ダイバーシティ・マネジメントの研究 ISBN 9784830945694
著者名 有村 貞則 出版社 文眞堂 出版年 2007
備考
参考書等があれば、必要に応じて提示します
メッセージ
講義資料と講義内容をもとにしっかりと予習・復習すること。
キーワード
多様性、ダイバーシティ、雇用機会均等、障害
持続可能な開発目標(SDGs)

  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
多国籍企業論
履修条件
連絡先
経済学部A202研究室
E-mail:arimuras@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日14:00から15:00。なお、会議等で研究室を不在にするときもありますので、事前にメールにてアポイントをとってください。

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