開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~6
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1032120004
中小企業経営論[Small and Medium-Sized Enterprises]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
平野 哲也[HIRANO Tetsuya]
ー
担当教員[ローマ字表記]
平野 哲也 [HIRANO Tetsuya]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本において、中小企業は全企業数の99.7%と多数を占め、国の経済成長や地域発展に必要不可欠な主体である。本講義では、日本の中小企業の発展史、中小企業経営、中小企業政策について理論と実際を幅広く学ぶとともに、中小企業の魅力や可能性についてケース・スタディを用いて具体的に考察していく
授業の到達目標
1.中小企業の基礎的な理論や中小企業の実態・課題を理解すること
2.中小企業経営や中小企業政策についてケース・スタディを用いて理解を深めること
3.中小企業の最近のトピック(中小企業の自律化や採用革新など)に興味・関心をもつこと
4.予習・復習のみならず、質問・意見など積極的なコミュニケーションをとること
5.レポートなどの作成マナーをしっかりと守り、自分の意見を表現すること
授業計画
【全体】
全体の授業計画(全16回)は以下となる
第1回 はじめに
第2回 日本経済と中小企業
第3回 大企業と中小企業
第4回 地域経済と中小企業:地域と共にいきる中小企業
第5回 下請システムとものづくり中小企業
第6回 中小企業研究:学説と方法論
第7回 国際化と中小企業
第8回 事業承継と中小企業
第9回 中小企業のネットワーク戦略
第10回 中小企業金融
第11回 国による中小企業政策
第12回 自治体による中小企業政策
第13回 アントレプレナーシップ
第14回 イノベーションを展開する中小企業
第15回 おわりに
第16回 定期試験(期末試験)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
はじめに
内容・進め方・評価方法
復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
日本経済と中小企業
日本経済における中小企業とその発展史
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
大企業と中小企業
大企業と中小企業の違い
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
地域経済と中小企業:地域と共にいきる中小企業
地域経済と中小企業のかかわりやその役割
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
下請システムとものづくり中小企業
日本の下請システムの変化と中小企業
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
中小企業研究:学説と方法論
中小企業を捉える視点とアプローチ
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
国際化と中小企業
中小企業の海外展開
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
事業承継と中小企業
中小企業の後継者問題と事業承継
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
中小企業のネットワーク戦略
産業集積と中小企業ネットワーク
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
中小企業金融
中小企業の資金調達
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
国による中小企業政策
日本の中小企業政策の体系
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
自治体による中小企業政策
自治体中小企業政策の現状・魅力・課題
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
アントレプレナーシップ
起業活動と起業家の実態、日本のベンチャー企業
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
イノベーションを展開する中小企業
中小企業におけるイノベーション
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
おわりに
今後の学習の方向性
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
定期試験(期末試験)
定期試験の実施
復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(期末試験)と授業内レポートで評価する
定期試験 70%、授業内レポート 30%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
よくわかる中小企業
ISBN
9784623088225
著者名
関智宏編著
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2020
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
21世紀中小企業のネットワーク組織 : ケース・スタディからみるネットワークの多様性 = The network organization of small and medium sized enterprises in 21st century
ISBN
9784496052873
著者名
関智宏, 中山健編著 ; 平野哲也 [ほか] 著
出版社
同友館
出版年
2017
参考書
書名
世のため人のため、ひいては自分のための経営論 : ミッションコア企業のイノベーション
ISBN
9784561257219
著者名
磯辺剛彦著
出版社
白桃書房
出版年
2019
参考書
書名
持続可能な経営と中小企業 : 100年経営・社会的経営・SDGs経営
ISBN
9784496054723
著者名
関智宏編著 ; 同志社大学中小企業マネジメント研究センター編
出版社
同友館
出版年
2020
参考書
書名
アントレプレナーシップ = Entrepreneurship : from basics to frontiers
ISBN
9784641165984
著者名
清水洋著
出版社
有斐閣
出版年
2022
参考書
書名
スタートアップの経済学 : 新しい企業の誕生と成長プロセスを学ぶ = Economics of start-up : understanding the birth and growth of new firms
ISBN
9784641166011
著者名
加藤雅俊著
出版社
有斐閣
出版年
2022
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
t.hirano@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日14:30~16:00
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