タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木3~4   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120009 経営統計[Business Statistics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
渋谷 綾子[SHIBUYA Ayako]
担当教員[ローマ字表記]
渋谷 綾子 [SHIBUYA Ayako]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生   対象年次 4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
はじめて統計学を学ぶ受講者を対象に、基本知識(専門用語など)を学びます。
情報基盤センターの演習室を使用します。
「受講希望者数過多(100名超)の場合に以下の優先順位で選抜を行う可能性があります。
経営学科2年生、経営学科3年生、経営学科4年生、観光政策学科2年生、観光政策学科3年生、観光政策学科4年生、経済学科2年生、経済学科3年生、経済学科4年生の優先順位を適用します。

基本的に「対面授業」ですが、3~4回はMoodleを使用したオンデマンド方式のオンライン授業になることがあります。
この「経営統計」は「経営統計学」と全く同じ内容ですので、教室で双方の受講生が席を並べることになります。
教科書は「統計学入門」を使用します。主に経済データを用いて統計学を学びます。
この授業では統計学の初歩を学び、そして統計学の初歩は、経済学のみならず、心理学や医学や工学にも応用できる知識となります。
本格的な統計解析にはコンピュータが必要になるので、自宅の自分のPCで学んだことを確認して知識やスキルを磨きましょう。
PCだけでなく、関数電卓(スマートフォンの無料アプリ)の使い方も学ぶことも有意義であると思われる場合は、授業に取り入れる。
パーソナル・コンピュータを自由に使いこなせることも統計学を学ぶうえでは重要です。
教室の席数によって、受講者を選抜する必要が生じたときは、経営学科2年生、経営学科3年生、経営学科4年生、観光政策学科2年生、観光政策学科3年生、観光政策学科4年生、経済学科2年生、経済学科3年生、経済学科4年生との優先順位を適用します。
また、質問等は、なるべくメールでしてください。
メールアドレスは
shibuya@yamaguchi-u.ac.jp
です。
また、定期試験期間に「期末試験(筆記試験)」を行います。
授業の到達目標
経営を統計的立場から分析できる。
授業内で、その時間における成果を、Moodleを使用して提出することが多いので、積極的に提出してください。
授業計画
【全体】
社会と統計学の関係を紹介したのち、記述統計と推測統計の基本概念を学ぶ。
基本的には、情報基盤センターの演習室を使用するため、受講希望者数が教室の席数を超えた場合は、学科と学年による優先順位にしたがって、受講者を決定します。
(経営学科2年生、経営学科3年生、経営学科4年生、観光政策学科2年生、観光政策学科3年生、観光政策学科4年生、経済学科2年生、経済学科3年生、経済学科4年生という優先順位となります)
記述統計は1変量と2変量について学ぶ。1変量では、平均、分散、標準偏差等、2変量では、相関関係と回帰分析を学ぶ。
推測統計は「推定」と「検定」の具体的な方法を学ぶ。推定は高等学校で学んだ人も多いと思うが、筆算より楽に計算できることを体験する。また、検定は2群の比較の「t検定」と3群以上の比較の「分散分析」を学ぶ。
「有意水準」「有意差」「P値」等の専門用語も使いこなせるようになる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 第1章 代表値と散らばりについて 第1節 代表値
第2節 散らばりを表す統計量
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第2回 第1章 代表値と散らばりについて 第3節 パーソナル・コンピュータを用いた分析 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第3回 第2章 度数分布とクロス集計と時系列データ 第1節 度数分布表とヒストグラム 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第4回 第2章 度数分布とクロス集計と時系列データ 第2節 クロス集計表
第3節 時系列データ
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第5回 第3章 相関関係と回帰分析 第1節 相関関係を表す相関係数 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第6回 第3章 相関関係と回帰分析 第2節 回帰分析 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第7回 第3章 相関関係と回帰分析 第3章 振り返りと応用 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第8回 第4章 確率と確率変数と確率分布 第1節 確率 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第9回 第4章 確率と確率変数と確率分布 第2節 確率変数 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第10回 第4章 確率と確率変数と確率分布 第4章 振り返りと応用 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第11回 第5章 母集団と標本と推定と検定 第1節 標本について 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第12回 第5章 母集団と標本と推定と検定 第2節 χ2分布、t分布、F分布 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第13回 第5章 母集団と標本と推定と検定 第3節 推定 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第14回 第5章 母集団と標本と推定と検定 第4節 検定 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第15回 推測統計についてのまとめ 推定、t検定、分散分析について学ぶ 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う
第16回 期末定期試験 筆記試験 授業で説明した内容から出題される。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト60%、授業内での提出物40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 基礎から学ぶ経営科学-文系の論理的な問題解決法- ISBN 4419045361
著者名 高井徹雄編著 出版社 税務経理協会 出版年 2012
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
計算問題を多くしたいと思います。
キーワード
経済データ、社会科学、統計学、記述統計、確率、推測統計
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
経営数学
履修条件
実習室での授業となるため、席数に上限があり、学科と学年による優先順位があります。
優先順位は経営学科2年生、経営学科3年生、経営学科4年生、観光政策学科2年生、観光政策学科3年生、観光政策学科4年生、経済学科2年生、経済学科3年生、経済学科4年生となります。
連絡先
shibuya@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日午後。研究室に尋ねてくるときは、事前にメールをしてください。また、オフィスアワーでないときでも、研究室に在室していれば、いつでも対応します。

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