タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4   1.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120026 流通論Ⅱ[Distribution System Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
王 慧娟[Ou Keiken]
担当教員[ローマ字表記]
王 慧娟 [Ou Keiken]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 流通は、生産と消費を繋ぐ重要な役割を担っている。企業がマーケティング戦略を考える上で、生産者から消費者に至るモノやサービスの流れを理解することは不可欠である。本講義では、商品流通を担う小売業に焦点を当て、彼らが果たす役割や流通活動全体における戦略について学ぶ。
 本講義は、経済学部ディプロマポリシー「企業行動に伴う諸問題を理解し、解決に至る基礎学力を付与すること」の達成を目指し、流通論の視点でアプローチする。また、DP1Bの「4.流通分野における商品の流通・マーケティングや保険活動に関する諸問題を理解する能力」の習得を目標とし、流通に関する基礎知識を提供する。
授業の到達目標
流通の基本理論と現代の流通構造に関する知識を獲得する。
流通に対する関心や学習意欲を持つ。
現実の流通事例を論理的に分析し、戦略的な思考力を養う。


授業計画
【全体】
基本は講義形式で進めるが、適宜ビデオ学習やディスカッションを取り入れる。
状況に応じて授業や試験の実施方法が変更される場合がある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 講義の概要を説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 変化対応業としての小売業 イトーヨーカ堂のケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 個人商店からチェーンストアへ スーパーマルハチのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 チェーンストアの存在意義 ダイエーのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 顧客起点の小売経営 株式会社成城石井のケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 品揃えのマネジメント ユニーのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 売り場のデザイン サンシャインのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 バックヤードのデザイン 関西スーパーのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 取引関係とロジスティクスのマネジメント ライフコーポレーションのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 小売業の商品開発 CGCグループのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 小売業の価格マネジメント 西友のケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 顧客情報の活用 オギノのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 店舗立地と商圏分析 イオン「まいばすけっと」のケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 ネットスーパーの革新 エブリデイプレスタのケース・スタディ 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 総括 講義内容の総括 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回 期末試験 期末試験 復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: --% D: --%
成績評価法
原則として、学期末試験70%、小テストなど30%で評価する。ただし、授業中にレポート形式を採用する場合もある。
状況に応じて、授業や試験の実施方法が変更されることがある。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 1からのリテール・マネジメント = The 1st step of retail management ISBN 9784502697906
著者名 清水信年, 坂田隆文編著 出版社 碩学舎 出版年 2012
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 1からの流通論 ISBN 9784502283611
著者名 石原武政, 竹村正明, 細井謙一編著 出版社 碩学舎 出版年 2018
備考
その他の参考文献については講義中に適宜指示します。
メッセージ
前期開講の「流通論Ⅰ」にあわせて、「流通論Ⅱ」を続けて履修すると、勉強しやすくなる。ぜひ、流通論Ⅰ・Ⅱを続けて履修登録すること。
キーワード
流通、小売業、商品、マーケティング
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
流通論Ⅰ、マーケティング論、マーケティング戦略論、商品学、商品開発論
履修条件
連絡先
連絡先は、ガイダンス配布資料に記載します。
オフィスアワー
適宜対応します。個別に連絡してください。

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