タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月3~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120030 保険論Ⅱ[Insurance Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田畑 雄紀[TABATA Yuki]
担当教員[ローマ字表記]
田畑 雄紀 [TABATA Yuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
保険論Ⅰの内容を学習していることを前提としています。最初にある程度保険論Ⅰの内容の確認はしますが、基本的な事項は復習しておいてください。
保険論Ⅰでは、保険の基礎理論や構造、保険の歴史を学んでいます。保険論Ⅱでは、現代のリスクから生活を守るために欠くことができない社会保険についても学びます。保険だけでなく、国民生活を総合的に守るための社会保障の手法も学び、保険との比較をすることで双方の理解を深めます。その上で、海外の社会保険・社会保障についても学び、その背景や理念などをふまえ、今後の日本の保険政策のあり方についても考えていきます。
授業の到達目標
民間保険のシステムと比較しながら、社会保険の長所と短所を理解する。他の社会保障制度の手法も学び、総合的に社会保険・社会保障制度のあり方を理解する。その上で保険論Ⅰの内容とも合わせつつ、近年の日本の保険政策について理解を深める。
現在の社会保険・社会保障のシステムの長所・短所をおさえ、今後の社会状況の変化や保険政策をふまえて、望ましい制度を考える力を養う。
授業計画
【全体】
まずは、保険論Ⅰの内容を確認し、保険の歴史について学びます。社会保険は保険の歴史でも最後に誕生したものなので、そのことも踏まえ、民間保険と社会保険の特徴を比較していきます。
そして、現在の日本の社会保険制度及び社会保障制度を確認し、その問題点などを確認します。その上で、諸外国の社会保険・社会保障制度を学び、日本との違いを学びます。海外の制度の長所・短所などを学んだうえで、日本の問題の改善に応用できそうなものはないかを考えていきます。年金・医療・介護など今後の少子高齢化により大きな影響を受ける分野における、社会保険制度のあり方を総合的に考えていけるようにします。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション、保険論Ⅰの内容の確認
授業内容の説明並びに、保険論Ⅰの内容を確認する。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえテキストを元に2時間程度の予習をしておくとよい。
第2回 保険論Ⅰの復習 保険の仕組みと基本原則を確認する。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第3回 社会保険の特徴 民間保険と社会保険の違いを確認することで、社会保険の特徴を学ぶ。 次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておく(おおむね4時間程度)とよい。
第4回 日本の社会保険と社会保障制度(1)
日本の社会保険制度の概要と労災、雇用保険について学ぶ。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第5回 日本の社会保険と社会保障制度(2)

日本の年金制度を学ぶ

次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第6回 日本の社会保険と社会保障制度(3)
日本の医療保険制度を学ぶ。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第7回 日本の社会保険と社会保障制度(4) 日本の介護保険制度を学ぶ 次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第8回 日本の社会保険と社会保障制度(4)
生活保護など社会保険以外の社会保障制度を学ぶ。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第9回 海外の社会保険(1) イギリス・ドイツ・フランスの社会保険制度を学ぶ 次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第10回 海外の社会保険(2)
イギリス・ドイツ・フランスの社会保険制度を学ぶ。
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第11回 日本の保険政策(1)
国家による保険政策・保険規制の必要性
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第12回 日本の保険政策(2)
20世紀末までの我が国の保険政策の特徴
次回のテーマについて予告するので、それをふまえた予習および今回の授業の復習をしておくとよい(おおむね4時間程度)。
第13回 日本の保険政策(3)
保険政策の大転換とその後の問題点 レポートのテーマを発表するので、各自作成の準備をする。次週でレポートに関する質問も受けつけるので、必要があればその準備もする42時間程度)
第14回 全体の総括
本講義のまとめを行い、論点などを整理したうえで、積極的に質問を受け付ける。
レポートの作成をし、次週までに提出できるようにする(4時間以上はかかるはず)
第15回 レポートの提出 最終授業の時間までに期末レポートの提出を行う。 この授業までにレポートを提出できるように準備をしておくこと(4時間以上はかかるはず)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末のレポート80% 授業への積極性20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 読みながら考える保険論〔新訂版〕 ISBN 9784842918648
著者名 田畑康人監修 伊藤豪・田畑雄紀 著 出版社 八千代出版 出版年 2024
備考
必要があれば、プリントや新聞記事などを適宜配布します。

参考書にかかわる情報
備考
適宜参考文献やサイトなどを紹介します。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
保険論Ⅰ・特殊講義Ⅰ(生命保険論)
履修条件
保険論Ⅰを受講していることが望ましい。
連絡先
tabayuki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
何か相談したいことなどがあれば、メール等でアポをとってもらえたら時間を作ります。

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