タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金5~6   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120042 財務諸表分析[Financial Statement Analysis] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
新祖 隆志郎[SHINSO Takashiro]
担当教員[ローマ字表記]
新祖 隆志郎 [SHINSO Takashiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
基本的な財務分析指標を学習し、さらに実際の企業の財務情報を基に財務分析を実演する。
また、講義においてはMicrosoft ExcelおよびFinancial Questの基本操作も学習する。
授業の到達目標
基本的な財務分析指標を理解する。
財務諸表の基本構造を理解する。自ら財務分析ができる。
分析結果を基に各企業の財務上の特徴を理解する。
より発展的な財務分析に取り組む。
同業他社や異業種間比較、時系列分析ができる。Microsoft Excelを用いた図表作成ができる。
授業計画
【全体】
1)財務諸表の基本について解説する。2)データの入手方法、データベースの使い方、経営分析の留意点を講義する。3)収益性・安全性・効率性、その他の財務分析手法を学ぶ。4)レポート作成を通じて履修者に経営分析を実践してもらう。このレポートでもって成績評価を行う。

ただし、状況により授業や試験等の実施形態を変更する場合がある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション;
全講義の概説を行う。 なし
第2回 財務諸表の構造と読み方 経営分析の基礎資料となる財務諸表の構造について、貸借対照表の内容と様式を講義する。
講義内容の復習(1時間程度)
第3回 財務諸表の構造と読み方  経営分析の基礎資料となる財務諸表の構造について、損益計算書の内容と様式を講義する。 講義内容の復習(1時間程度)
第4回 データベース(Financial Quest)の使い方と実演 Financial Questの利用方法をレクチャーし、実際に入手する。 講義内容の復習(1時間程度)
第5回 データベース(Financial Quest)の使い方と実演 Financial Questの利用方法をレクチャーし、実際に入手する。 講義内容の復習(1時間程度)
第6回 Microsoft Excelの使い方 財務分析を実践するうえで必要なExcelの操作方法を学習する。 講義内容の復習(1時間程度)
第7回 収益性分析 収益性および安全性に関する各指標を学ぶ。売上高利益率と資本利益率(総資本利益率、株主資本利益率)の算出。 講義内容の復習(1時間程度)
第8回 効率性分析 効率性に関する各指標を学ぶ。各種回転率の算出、総資本利益率と株主資本利益率の分解。 講義内容の復習(1時間程度)
第9回 安全性分析
(効率性)
流動比率、当座比率、自己資本比率、負債比率、負債比率、固定比率、インタレストカバレッジレシオの算出。 講義内容の復習(1時間程度)
第10回 ROA、ROEの分解 ROA、ROEの分解を通じて収益性、生産性、安全性分析の復習を行う。 講義内容の復習(1時間程度)
第11回 キャッシュフロー計算書の読み方 キャッシュフロー計算書の様式と基本要素を学ぶ。 講義内容の復習(1時間程度)
第12回 キャッシュフロー分析 キャッシュフロー計算書を交えた財務分析を行う。 講義内容の復習(1時間程度)
第13回 経営分析実践その1 これまでの講義を踏まえて、レポート課題として受講生による財務分析を実践する。 レポート作成のためのデータ入手(1時間程度)
第14回 経営分析実践その2 前回と同様に、レポート課題として受講生による財務分析を実践する。 レポート作成
第15回 経営分析実践その3 前回と同様に、レポート課題として受講生による財務分析を実践する。 レポート作成、提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
期末レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 財務諸表の見方(第14版) ISBN 9784296117239
著者名 日本経済新聞社 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 2023
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
 本講義の受講に当たっては、簿記および情報処理の基礎を理解していることが望ましい。ただし、この基礎部分は本講義でも取り上げるので、初学者であっても積極的な受講を期待する。
 講義をきちんと理解してもらうために、履修者と相談して、授業計画を多少変更することがあります。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
簿記 応用簿記 株式会社簿記 会計学特論 会計学
履修条件
連絡先
tashinso@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
上記連絡先に要件や希望日時を連絡してください。その後調整します。

ページの先頭へ