開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~6
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1032120043
工業簿記[Factory Bookkeeping]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中田 範夫[NAKADA Norio]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中田 範夫 [NAKADA Norio]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本商工会議所・検定試験「簿記2級」のうちの「2級工業簿記」を講義の内容とする。
この講義の目的は上記「簿記2級」の検定試験に合格するための知識を身に着けることである。
授業の到達目標
「工業簿記2級」は完全に標準化されているので、着実に理解してほしい。とにかく、毎日、練習問題を解くことである。試験を受けないものは、販売されているソフトウェアを使用することもできる。継続して問題を解くことである。商業高校(商工高校)の学生ならば、ほとんどの学生が卒業時に持っている資格である。
到達目標は、日本商工会議所・検定試験「簿記2級」のうちの「2級工業簿記」に合格する知識を身に着けることである。
授業計画
【全体】
日本商工会議所・検定試験「簿記2級」のうちの「2級工業簿記」を講義の内容とする。
この講義の目的は上記「簿記2級」の検定試験に合格するための知識を身に着けることである。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
工業簿記の本質
工業経営の特質
工業簿記の特質
工業簿記と原価計算
原価計算基準
工業簿記の種類
毎日1時間の復習
第2回
原価
原価の意義
原価の要素、酒類、態様
非原価項目
毎日1時間の復習
第3回
原価計算
意義と目的
種類と形態
手続き
原価計算単位
原価計算期間
毎日1時間の復習
第4回
工業簿記の構造
勘定体系
帳簿組織
決算手続
財務諸表
毎日1時間の復習
第5回
材料費計算
定義と分類
証票と帳簿
購入価額
消費価額
期末棚卸高の計算
毎日1時間の復習
第6回
労務費計算
定義と分類
証票と帳簿
支払賃金
消費賃金
給料などの計算
毎日1時間の復習
第7回
経費計算
定義と分類
証票と帳簿
経費の計算
毎日1時間の復習
第8回
製造間接費計算
定義と分類
証票と帳簿
製品への配賦
固定予算と変動予算
配賦差額の原因分析など
毎日1時間の復習
第9回
部門費計算
意義と目的
原価部門の設定
部門費の集計
部門個別費と部門共通費
補助部門費の製造部門への配賦
毎日1時間の復習
第10回
個別原価計算
意義と構造
種類
製造間接費の実際配賦と予定配賦
仕損および作業屑の処理
毎日1時間の復習
第11回
総合原価計算(1)
意義と種類
単純総合原価計算
毎日1時間の復習
第12回
総合原価計算(2)
工程別総合原価計算
組別総合原価計算
工程別総合原価計算
仕損および減損の処理
仕損および減損の評価と処理
毎日1時間の復習
第13回
原価・営業量。利益関係の分析
損益分岐図表
計算式
貢献利益概念
安全余裕率と損益分岐点比率
毎日1時間の復習
第14回
原価予測の方法
費目別精査法
高低点法
毎日1時間の復習
第15回
直接原価計算
意義と目的
方法と記帳
固定費調整計算
毎日1時間の復習
第16回
期末試験
期末試験
試験勉強(学習時間の目安:5時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
日本商工会議所・検定試験「簿記2級」のうちの「2級工業簿記」相当の問題を学期末試験で出題し、それで評価
(全体評価の100%)する。
出席10回を履修要件とする。
教科書にかかわる情報
備考
授業前に指示するので、各自で購入すること。
昨年度と同じテキストを使用するが、新版が出る可能性があるので、今の時点ではテキストを明らかにできない。
参考書にかかわる情報
備考
適時指示する。
メッセージ
とにかく、根気よく、毎日続けること。
キーワード
標準化、商業高校程度
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
原価計算論、管理会計論などの会計科目
履修条件
連絡先
shnakada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日:7・8時限
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