開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木9~10
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1032120052
法学Ⅱ[Law Ⅱ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
三間地 光宏[MIMAJI Mitsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
三間地 光宏 [MIMAJI Mitsuhiro]
特定科目区分
対象学生
b(201〜)
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
<目的> この授業は経済学部の基盤科目の一つであり、この授業を履修することで、二年次以降に履修する法学系科目(専門科目)のうち私法に属する科目の学習に必要な基礎知識を得ることができる。かかる知識を修得させことが、本講義の目的である。
<概要>民法のうち、「民法総則」の部分を中心に学習する。これに加えて、損害賠償に関する法制度についての初歩的なことも学習する。なお、この授業は、対面形式で行う。
授業の到達目標
・民法の位置づけを理解する。
・法律用語を正確に理解する。
・民法総則に関する諸概念・諸制度を理解する。
・債務不履行や不法行為法について初歩的な知識を身につける。
・法的思考を身につける。
授業計画
【全体】
学習する項目は以下の通り。公法と私法、一般法と特別法、実体法と手続法、法源(制定法、慣習、条理、判例)、民法の基本原則(個人の平等と権利主体性、所有権絶対の原則、契約自由の原則、過失責任の原則)とその修正、私権行使についての原則(公共の福祉の原則、信義則、権利濫用の禁止)、権利能力、意思能力、行為能力、法人、意思表示と法律行為、心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺、強迫、任意規定と強行規定、公序良俗違反、無効と取消の区別、代理、無権代理と表見代理、条件と期限、期間、時効、債権とは何か、債務不履行、不法行為
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
民法とは
テキストの第1章〜第2章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
人(1)
テキストの第3章/権利能力、意思能力、行為能力
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
人(2)
テキストの第3章/行為能力(つづき)
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
法人
テキストの第4章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
物
法律行為と意思表示(1)
テキストの第5章、第6章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
法律行為と意思表示(2)――不完全な意思表示
テキストの第6章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
法律行為と意思表示(3)――法律行為の自由と制約
テキストの第7章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
法律行為と意思表示(4)――消費者契約法
・消費者契約とは
・消費者契約の取消し
・消費者契約の条項の無効
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
無効と取消し
条件と期限
テキストの第8章、第9章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
代理(1)
テキストの第10章
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
代理(2)――無権代理と表見代理
テキストの第10章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
期間の計算
時効(1)
テキストの第11章、第12章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
時効(2)
テキストの第12章
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
債務不履行
・債務不履行とは
・債務不履行による損害賠償請求
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
総括
前回までに学習したことのうち、とくに重要なものを再確認する。
配布した講義資料や教科書・参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
試験
筆記試験
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テストのみにより成績を評価します。ただし、5回以上欠席したときは不合格とします(欠格条件)。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
民法入門・総則(第5版補訂版)
ISBN
9784641184633
著者名
永田眞三郎・松本恒雄・松岡久和・横山美夏
出版社
有斐閣
出版年
2023
備考
・品切れ等の理由で教科書を変更することがあります。
・教科書とは別に六法も必用です。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
スタートライン債権法[第7版]
ISBN
9784535524552
著者名
池田真朗著
出版社
日本評論社
出版年
2020
参考書
書名
民法1 総則(有斐閣ストゥディア)
ISBN
9784641150089
著者名
香川崇ほか
出版社
有斐閣
出版年
2021
参考書
書名
民法の基礎1 総則(第5版)
ISBN
9784641138322
著者名
佐久間毅著
出版社
有斐閣
出版年
2020
備考
債務不履行、不法行為について→池田真朗『スタートライン債権法(第7版)』(日本評論社、2020年)
消費者契約法について→消費者庁ウェブサイトの「逐条解説」を参照。
※参考書を掲載しているのは、購入を推奨する趣旨ではない。
メッセージ
・重要な連絡をすることがあるので、メールの確認を怠らないようにしてください。
・出席調査等で使用しますので、必ずPC又はスマートフォンを持参してください。
・授業で使用する資料は、Moodleにアップロードします。
・欠席届は不要です。欠席届を提出することで許容される欠席回数が増えることはありません。
・試験の際に持ち込みが許される六法は、判例付きのものでなく、かつ、書き込み(線を引くことも含む)のなされていないものに限定されます。
キーワード
民法、民法総則
持続可能な開発目標(SDGs)
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
「法学I」、「民法I」、「民法II」、「民法III」、「民法IV」、「民法V」、「民事訴訟法」
履修条件
連絡先
修学支援システムにログイン → マイシラバス → 個別メッセージ で、担当教員にメッセージを送信できます。
オフィスアワー
木曜15:30-16:00
※事前にメールで予約してください。
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