タイトル

開講年度 開講学部等
2026 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水9~10   1.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120059 知的財産権法[Intellectual Property Law] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
陳内 秀樹[JINNAI Hideki]
担当教員[ローマ字表記]
陳内 秀樹 [JINNAI Hideki], 木村 真二, 生田 容景, 非常勤 講師
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
知的財産の創作者あるいは利用者の観点からの倫理観を養うためにも、その基礎となる知的財産法の知識は重要である。一方、知的財産法を学ぶことは、創作活動においても、他者の創作した知的財産を使用する場面においても非常に重要であり、知財活用についても注目が集まっている。この授業では、知的財産法とは何かを総合的に理解するを前提として、社会における知的財産といった観点から、特許法あるいは著作権法等に関わる様々な判例・事例を用いて我が国の知的財産権制度について検討する。
授業の到達目標
・知的財産を把握し,知財マネジメント(創造・保護・活用)の各局面について説明できる。・知的財産の権利の発生から消滅までについて説明できる。・事業戦略の観点から知財制度について理解できる。・知財制度について,各局面の事実関係に対応する権利を客観的に把握することができる。・テレビやインターネットで報道される知財関連のニュースに関心をもち、知的財産法の観点から説明ができる。・知財制度を積極的に理解することができる。
授業計画
【全体】
本講義では、知的財産の概要を解説したのち、著作権及び産業財産権についてより詳細に解説する。そして、知的財産法の社会における位置づけと影響といった観点から考えることを予定する。できるかぎり、学生に発表やコメントをしてもらう形で進める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
知的財産法の概要
この授業のガイダンスとして、知的財産と呼ばれるものが、自分の周りにどれくらいあるのか、どのような種類なのかについて認識する。
小レポートと講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:陳内秀樹
第2回 特許法① 法目的、特許が取れる発明の範囲、権利取得までの流れ、発明の本質を捉えるなどについて概説する。 小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:非常勤講師 弁理士 久保山典子氏 
第3回 特許法② 特許情報、従来技術の把握と発明の形態、公報の読み方、特許請求の範囲、特許権の効力等について演習を交えて概説する。 小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:非常勤講師 弁理士 久保山典子氏 
第4回 パテントマップとIPランドスケープ 特許情報からパテントマップを、そこに非特許情報を加味して、IPランドスケープによる概観を得る演習を行う。 小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読、パテントマップ・IPランドスケープの課題作成(学修時間の目安5時間以上) 担当:陳内秀樹
第5回 著作権①
著作物とはなにか、保護対象、著作者について解説する。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:小川明子
第6回 著作権②
著作権のなりたちについて説明する。著作者人格権について解説する。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:小川明子
(オンデマンド回の可能性あり)
第7回 著作権③
著作権と制限と保護期間について解説する。保護期間の延長の是非について議論を行う。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:小川明子
第8回 著作権と研究倫理
著作権と研究倫理について考える。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:小川明子
第9回 種苗法と地理的表示(GI) 種苗法の法目的、登録要件、育成者権の及ぶ範囲、実際の侵害事例等及び、地理的表示(GI)について概説する。 小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:木村真二
第10回 標準化 標準化とは何かについて概説すると共に、特許と標準化の組み合わせによるビジネス戦略について考える。 小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 日本規格協会 標準化アドバイザー・千葉大学名誉教授 山野 芳昭 氏をゲストスピーカーとして招いて実施する予定
第11回 意匠法
法目的、意匠の定義、権利取得までの流れ、意匠権の効力、意匠特有の制度などについて概説する。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:非常勤講師 弁理士 久保山典子氏 
対面を予定しているが、zoomによるオンライン回の可能性あり。
第12回 商標法
法目的、商標の定義、商標の種類、商標権の効力などについて概説する。
小レポート・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:非常勤講師 弁理士 久保山典子氏
対面を予定しているが、zoomによるオンライン回の可能性あり 
第13回 不正競争防止法 法目的、不正競争行為とは、その要件と効力、適用除外などについて概説する。 小レポート・ワークシートの提出・復習と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:生田容景
第14回 企業活動と知的財産 特許権や商標権、著作権等に係る実例をもとに、実社会と知的財産との関わりについて考え、検討する。 小レポート・ワークシートの提出と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安3.5時間以上) 担当:生田容景
第15回 期末試験 これまでの学修内容からマークシート形式で出題。教材の持ち込み可(紙媒体のみ。PC・スマホ等での資料閲覧は禁止)。 小レポートの提出と講義資料・参考書籍の熟読(学修の目安5時間以上) 担当:陳内秀樹、木村真二
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 5% D: --%
成績評価法
小レポート・ワークシート・宿題レポート(パテントマップ、IPランドスケープ)・・・60%
学期末の筆記試験(紙媒体の持ち込み可)・・・40%
教科書にかかわる情報
備考
スライド資料及びワークシート等を、印刷配布及びMoodleから提供します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 標準特許法 ISBN 9784641243064
著者名 高林龍著 出版社 有斐閣 出版年 2017
参考書 書名 たのしい著作権法2019 ISBN 9784990393557
著者名 小川明子 出版社 山口ティーエルオー 出版年 2019
参考書 書名 たのしい著作権法2020(※2019年版の別冊 2020年の法改正対応) ISBN 9784990393588
著者名 山口大学制作・著作 ; 小川明子 [著] 出版社 山口ティー・エル・オー 出版年 2021
参考書 書名 たのしい著作権法 : [ネコ] でもわかる ISBN 9784990393595
著者名 山口大学制作・著作 出版社 山口ティー・エル・オー 出版年 2022
備考
「たのしい著作権法」は山口TLOで販売しています(常盤キャンパス内)
https://www.tlo.sangaku.yamaguchi-u.ac.jp/liblary/
メッセージ
複数の教員で担当します。本科目全体の取りまとめは陳内(h-jinnai@yamaguchi-u.ac.jp)が行っています。
キーワード
著作権法 特許法 意匠法 商標法 種苗法 不正競争防止法 標準化 研究者倫理 地理的表示 
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
共通教育科目「知的財産入門」
知財展開科目「著作権法」「特許法」「意匠法」「商標法」「不正競争防止法」「農業と知的財産」「情報法と知的財産」「ものづくりと知的財産」「知財情報の分析と活用」「コンテンツビジネスと知的財産」
履修条件
連絡先
各回の授業及び外部講師の場合は窓口となる連絡先の教員は以下のとおりです。
メールにて連絡ください。
第1~4回 担当 陳内 h-jinnai@yamaguchi-u.ac.jp
第5~8回 担当 小川 ao@yamaguchi-u.ac.jp
第9~10回 担当 木村 shinkimra@yamaguchi-u.ac.jp
第11~12回 担当 陳内 h-jinnai@yamaguchi-u.ac.jp
第13~14回 担当 生田 yklee@yamaguchi-u.ac.jp
第15回 担当 陳内 h-jinnai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
各回分野毎に担当教員が異なります。連絡先でしめした教員にメールで連絡ください。

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